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今日、関東から中国地方にかけて梅雨明け宣言があったのですが梅雨明けの基準のようなものはあるのでしょうか。近畿地区ならもう一週間前から晴天日が続いていますので、素人判断では一週間前から梅雨明け宣言してもらったほうがありがたかったような気がするのですが…。また、年によっては梅雨明け宣言なしのときもありますし宣言してから雨が降り続くときもあったので昔から疑問でした。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

kishiwanderさん、こんにちは。



僕は、昔から気象庁が梅雨入り、明け宣言することを
奇妙に感じていました。
梅雨のイメージとかけ離れた当たらない宣言をして、
国民生活にどんないいことがあるのでしょうか?

僕の「梅雨」のイメージは、

「毎日、雨がシトシトシトシト降り続き、
 裏庭のアジサイの葉っぱに
 かたつむりがねっとりとした軌跡を描き、
 それを見る僕の首筋もジトッーと汗ばむ、
 ああ、陰鬱・・・」

というようなものでした。
kishiwanderさんはどうですか?


こんなイメージの「梅雨」はもうここ数年来、無くなっているのではないでしょうか?
ですから、僕にとっては、「梅雨」は地球上から姿を消しました。

気象庁のだれが宣言しているのか知りませんが、
なぜ「専門家」といわれている人に物理的に
決めてもらわねばならないのでしょうか?

「梅雨」は前線の位置や、雨量といった
物理的要因だけで決まるようなものではないと思います。
その人その人の「人の心」が感じるものだと思います。

21世紀という新しい時代に、
僕は、もう「梅雨」のような陰鬱な気持ちから開放されて、
明るい心になっていかねばならないと思うのです。
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この回答へのお礼

まさにそうですね。
あたらない予報に意味があるのかを言いたかったのです。
今年は空梅雨だけど数日は集中して雨が降りすぐに明けるというような予報があればすっきりしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/20 21:50

締め切り後ですが,若干の補足をさせてください。



まず,「梅雨明けの基準はあるのか」ということですが,あります。
気象庁は「梅雨」を「晩春から夏にかけて雨や曇りの日が多く現れる現象、またはその期間。」と定義しています。
http://www.kishou.go.jp/know/yougo_hp/kisetsu.html

ただし,これだけでは曖昧ですので,実際には気圧配置や気団のようすをみて,
「梅雨らしい気圧配置」が終わって「盛夏らしい気圧配置」になったときが梅雨明け,ということになります。
具体的には,No.1/No.2の回答でおっしゃっているとおりです。

1993年の夏は冷夏で,沖縄・奄美以外の地域では梅雨明けがありませんでした。
このときは8月に入っても,雨や曇りの日が多く,気温も低い日が続きました。
ようやく日差しが戻ってきたと思ったら,もう8月も終わりで,澄み切った青空は秋晴れを思わせるものでした。
梅雨の定義に「晩春から夏にかけて」とあるように,梅雨が明けたら夏の気圧配置になるはずなのに,
実際には秋の気圧配置になってしまったので,梅雨明けはナシということになったのでした。

次に,「梅雨明け宣言」に対する疑問が示されていますが,まずハッキリさせておかなければいけないことは,
気象庁は昔も今も,「梅雨明け宣言」などという,まるでポツダム宣言のような有無を言わせない
断定的な「お告げ」を出したことは一度もないということです。
最近の発表の名称は,「梅雨の時期に関する○○地方気象情報」という言い方をしています。
(以前は,「梅雨明けに関するお知らせ」などという名称のこともありました)
それをマスコミが,いわば勝手に「宣言」と呼んでいるだけです。

また,その発表の内容も,「近畿地方は7月18日ごろ梅雨明けしたとみられます。」のように,
日付に「ごろ」が付き,「みられます」という推測を表す表現が付いています。
しかし,ニュース(特に民放)では「今日梅雨明けを発表しました」になってしまったりします。

「ごろ」がついているのは,実際の梅雨入り・梅雨明けは,ある日突然そうなるという年もありますが,
それよりも,数日間(平均約5日)の「移り変わりの期間」(遷移期間という)を経て梅雨に入ったり
明けたりすることが多いためです。
また,「みられます」とあるのは,最終的に日付を確定するのが8月末か9月の初め頃だからです。

>近畿地区ならもう一週間前から晴天日が続いていますので、
>素人判断では一週間前から梅雨明け宣言してもらったほうが
>ありがたかったような気がする

なのに,なぜ梅雨明けにならなかったかというと,梅雨前線がまだ近くにいて,
気圧配置が梅雨型だったからです。
気圧配置など気にしてないで,もう雨がふってないんだから梅雨明けにしちゃえばいいのに,
と思いたいところですが,なかなかそうもできないのは,梅雨の期間を,「その年の夏の気候を示す
一つの気象学的なデータ」として蓄積していくという都合があるからです。

ここらへんの事情は,4年前に似た質問があったときに書きましたので,
この回答と合わせてそちらもぜひじっくりとお読み下されば幸いです。

質問:梅雨明け?(No.130299)
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=130299
(この質問は,この年の9月5日に梅雨の期間を修正したという前提でご覧下さい)
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この回答へのお礼

たいへん専門的な見地からのご回答で納得しました。けっこうマスコミ等が発表ことばを歪曲しているということも始めて知りました。
気圧配置とのからみも重要で単純に天候のみでの判断でないこともわかりました。ありがとうございました。
PS-締め切ったあとでも回答できるというシステムも始めてわかっておどろいています。

お礼日時:2005/07/25 13:36

梅雨明けとは、南の夏の高気圧が勢力をまして、前線を押し上げ、東北の北部まで北上して消滅するか、


北と南の高気圧が一緒になってしまい、その間の梅雨前線も消滅してしまうことをいうそうです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
雨が降ると売り上げに響く仕事ですので、安心できます。6月は空梅雨でよかったです。(一部、断水などの不便ある地域はお気の毒でしたが・・・)

お礼日時:2005/07/18 21:04

簡単にいえば、太平洋高気圧が勢力を増し張り出してきて、梅雨前線を北に押し上げた状態が梅雨明けになります。


自然相手のことですから、ハッキリと区別が付かず梅雨明け宣言がないときもあるし、梅雨明け宣言した物の後から訂正になることも、特に珍しいことではありません。
特に宣言が有ろうとも気にならない人もいるようですが、海水浴場など観光地はこの宣言で人出が違ってきたりするので、気を揉んだりしています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
あまり杓子定規に考えすぎないほうが良いみたいですね。フェードのようなもので線引きがむつかしいということはわかりました。
「宣言」というとポツダムみたいに負けを認めた「区切り」みたいに聞こえるのでやわらかな表現が良いように思えます。

お礼日時:2005/07/18 21:00

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