都道府県穴埋めゲーム

米国本国のiTunes Music Storeは日本からでは現在も利用できません、おそらく今後も。

なぜ利用できないのでしょうか?法による規制でしょうか?英国も同様です。

A 回答 (2件)

楽曲に関する権利の所有者とそういった権利に関する仕組み、制度が


国や地域ごとに違う為です。
Appleが自分で製造したり権利を持っている物を販売している訳ではないので
権利を持っている側が商品(=楽曲)を提供してくれる形が必要なのです。
何故権利に関してうるさく言われるかと言えば、権利は「利益」に直結するからです。

通常そういった権利は契約によりレコード会社や、事務所、アーティスト自身等が
持っていますが、それはあくまでも契約にある国、地域に限定された権利です。
アメリカではこの会社、日本ではこの会社、とそれぞれの国で契約を結んで
その上でその会社が権利を持っている範囲で販売できます。
アメリカで権利を持っているレコード会社が日本で販売しようとすれば
日本でその権利を持っている会社の権利を侵害する事になります。

ネット上で国も何もないだろう、と言う意見もあるでしょうが、権利関係の仕組みや
制度は各国で違いがあり、それを無視した形でやろうとすれば当然各地で法的な
問題が起こり、また権利を無視されると言う事は利益を奪われる事になりますから
権利を持っているレコード会社やアーティストも参加してくれなくなるでしょう。

いくら店があっても商品を提供してもらわないと意味がありませんから、
Appleとしてもレコード会社の権利や利益に配慮したシステムを構築している、
という姿勢を見せないとiTMSは存在できません。

CDやDVDの場合、輸入盤という形で外国盤が日本でも流通していますが、
それはレコード会社がやっている事ではないので国内のレコード会社の権利を
侵している事にはならない、と言う事でしょう。

iTMSでも海外のプリペイドカードを利用すれば他の国のiTMSから買う事ができますが、
それはあくまでも消費者が個人輸入をしている様なものなので、そこまでは特に
規制されず暗黙の了解で認められていると言う事でしょう。

iTMSは他の同種のサービスに比べると、購入した音源のコピーや再生、
他国からの購入等に関しての制限はゆるくなっていると思います。
法や権利に配慮した制限は確かにありますが最低限にとどめて、ある程度の
「抜け道」はおおっぴらにではないですが用意されています。

とは言え、CDの輸入盤も規制されるかもしれない、という動きもあるので
これからネットでの取引も含めた権利関係の国際的な仕組みの見直しが行われれば
また違う展開になるかもしれません。
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この回答へのお礼

あなたの回答は私の期待していた回答です。
完璧です。もやもやしていたものがハッキリしました。

どうもありがとうございます。

お礼日時:2005/08/21 21:09

nescafe_goldさん、はじめまして。


回答にはなりませんが;私もなぜ?と思ってます。

ちなみに、nescafe_goldさんは他の国のiTunes Music Storeを利用したいんですか?それだったら、できますよ。iTunes Music Storeギフトカードってやつが、あるんです。プリペイカードみたいなものです。それで私は現在、英国のiTunes Music Storeで登録しています。しかし、めんどくさい部分もあるんですけどね。質問とは違う回答になりましたが、参考までに。

参考URL:http://www.bassontop.co.jp/itunes.html
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この回答へのお礼

あ、知りませんでした。
日本でもプリペ売ってますけど、それの英国版ですよね。
どうもありがとうございます。

音楽配信の醍醐味は、国の壁を破り入手できる即効性と、膨大な世界規模のカタログだと思うのです、が・・・。

お礼日時:2005/08/21 18:27

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