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矢沢永吉さん関連の本を読んでいたら以下のようなことが書かれていました。

「矢沢永吉さんは、自分の曲の版権を自分で持っているので、CDを売上げ枚数がそれほど多くなくても実入りが大きい」

版権というのと著作権というのはどう違うのでしょうか? それと、アーティスト自身が版権を持つというのは珍しいことなのでしょうか? 一般的には、アーティストが持つものではないでしょうか。だとしたら、だれがそういうことを決められるのでしょうか。

詳しい方がいましたらどうぞ教えてください。m(_ _)m

A 回答 (5件)

「矢沢永吉さんは、自分の曲の版権を自分で持っているので」



この記事正確ですか?ちょっと疑わしいです。

それと#1の回答はちょっと書き方が正確ではないように思います。

#2、3で書かれている通り「版権」とはたしかに『著作権』ことを指すことがありますが今では少ないです。
しかしそういった意味で現在、音楽業界で「版権」という言葉は一般的にあまり使われません。

また一般には、アニメやマンガのキャラクターを使用して商品を発売する際にクリアしなければならない、著作権などの権利の総称として「版権」という言葉が使われていることもあります。

この意味での版権…『CAROL』のロゴマーク をめぐってもめたことがあるとかないとか…定かじゃありません。
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版権というのと著作権というのはどう違うのでしょうか?

著作権というのは、CDに収められた「楽曲」に対する作詞者・作曲者と音楽出版社の権利です。

これとは別に、そのCDの中で楽曲を歌ったり演奏したアーティストなどレコードを制作した人の権利も、著作権に隣接する著作隣接権として認められています。

矢沢の所有するのはおそらくこの原盤圏ではないでしょうか?

原盤権というのは著作隣接権のひとつであり、レコードの原盤(音源)制作者が持つ権利です。
通常これは所属事務所とレコードメーカーが持ちます。
つまりスポンサーです。

またアマチュアバンドでもいわゆる「自主製作」は全部アーティスト持ちですが、インディーズのレーベルが付いてそこの会社が制作費を持てば、製作野鐘は心配しなくて良くなるが売れた時レーベルが儲かります。当然のことですね。

原盤がCDとして製品化され販売・レンタルされたり、また他の手段で二次利用されると、原盤の権利所有者は使用料を請求できるわけです。
これは莫大な金額になります。

>>アーティスト自身が版権を持つというのは珍しいこ
>>となのでしょうか?

珍しくはありませんがそうそう多いことでもありません。何千万もかかりますから

参考URL:http://www.mars.dti.ne.jp/~kos/law/cyber/intlpro …

この回答への補足

詳細なご回答ありがとうございます。(^^)v

> 「矢沢永吉さんは、自分の曲の版権を自分で持っているので」

これは第三者が言っていたので必ずしも正確ではないです…。


なるほど! アーティストは制作費やその他もろもろの費用や手間を出してもらうかわりに、著作権の一部をプロダクションやレコード会社に譲渡しているのですね。たいていは最初からそういう契約を結んだりしているわけですね。

で、矢沢さんの場合は、自分で会社を持っていて、ぜんぶ自分でやっているので、著作権料の多くがそのまま入ってくる…ということなのでしょうね。

ちなみにオリジナルの音楽CD(3,000円として)の場合の著作権料って、一般的に何%ぐらいなのでしょうか。これも個々の契約で違ってくるのでしょうか。

むかし何かの本でビートルズのレコードの著作権料(?)は25%で、それは一般的にかなりの高額である…というのを読んだ覚えがあります。

このあたりどうなのでしょうか。もしご存じのことがありましたら教えていただけますでしょうか。m(_ _)m

補足日時:2004/02/04 13:14
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>著作権料って、一般的に何%ぐらいなのでしょうか。


大雑把に言うと、6%くらいだそうです。
いくつかのサイトを見てみましたが、だいたいこのくらいで書かれていました。

ここで、著作権はJASRACが管理し、
レコード会社が持っていることが一般的なので、
6%のうち10%前後がJASRACに行き、
残りをレコード会社が受け取ることになるようです。
それでそこからさらに、契約に応じて作詞家・作曲家に分配されるみたいです。


・・・と、下記のページを見て知りました(^^ヾ
http://www.songbank.jp/composer/tommy_hole/equat …
http://home.att.ne.jp/star/miyuki/w/hoka.html
http://www.jnews.com/business/digest/2002/05/20. …

この回答への補足

面白いサイトのご紹介、ありがとうございます。m(_ _)m
とくに2つめのサイトは具体的でたいへん参考になりました。

やっぱりリスクを負っているレコード会社がかなりのパーセンテージを持っていってしまうのですね。

補足日時:2004/02/05 16:20
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昔は『版権』と言っていましたが、現在は『著作権』ということが多くなったようです。


音楽や写真などは、今でも『版権』と使う場合もあるようです。

音楽について、詳しいサイトがみあたりませんでした。
写真にたとえると、↓ になります。

焼増しサービスの肖像権及び著作権そして版権について
http://www.siono.co.jp/right/right.htm

版権=ネガを所有している写真館
著作権=新郎・新婦・カメラマン
肖像権=新郎・新婦

余計わからなくしてしまったら、ごめんなさいね。

参考URL:http://www.siono.co.jp/right/right.htm

この回答への補足

さっそくのご回答ありがとうございます。(b゜ー^)

モデルの新郎・新婦にも著作権が発生するのですか。面白いものですね。

有名人の場合は、このあたりもちゃんとクリアにしないと、軽い気持では写真を撮れませんねー。

補足日時:2004/02/04 13:11
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「版権」という言葉は古い法律用語で、今では「著作権」と言うことになっています。



現行法の「著作権」は古い「版権」よりも広い概念を含んでいますので、「版権」という言葉の意味にはあいまいな点も出てきます。つまり、複製をつくる「出版権」だけをさしているときもあれば、「著作権」と同義で、コンサートでの演奏したり、公共の場で音楽を流したりすることに対する対価をもらうことなども含んでいる場合もあるということになります。

ポップス系の音楽では、作品の著作権をレコード会社や音楽出版者に移譲して、一定の印税をもらう方が多いようですが、矢沢さんはクラシックの作曲家と同じように、自ら直接JASRACに著作権管理を依頼しています。したがって、ここでは「版権」=「著作権」ということになります。

参考URL:http://www.jasrac.or.jp/

この回答への補足

さっそくのご回答ありがとうございます。(^^)/

ふむふむ。自ら直接JASRACに著作権管理を依頼すればいいのですね。これポイントですね。

補足日時:2004/02/04 13:09
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版権は、著作権とほとんど同意で使われています。



著作権には、著作者人格権と、著作権(財産権)があります。後者がよく版権と呼ばれるものです。

矢沢さんは曲を自分で作り、演奏した場合、前者の著作者人格権は矢沢さんに帰属します。
著作者人格権は自分が作者であると公表したり、作品の修正などを他人にさせない権利で、ずっと動きません。つまり、ひとにあげたり売ったり買ったりできません。

もう一つの著作権(財産権)は、買ったり売ったりできる権利で、
複製(CDやDVDや。。。)を作ったり、上演したりすることができます。主にこちらを著作権と呼びます。

なので、矢沢さんは原著作者であるとともに、著作権をもっているのですね。
普通はレコード会社がもってちゃったりすることが多いですよね。バカ売れした「およげ!たいやきくん」もほとんどがレコード会社(だかテレビ曲だか)の収入になったそうです。

この回答への補足

さっそくのご回答ありがとうございます。m(_ _)m

著作者人格権というものもあるのですか。作品の修正などを他人にさせない権利というと、楽曲のアレンジなどを認めない権利なのでしょうか。

著作権の世界は複雑ですねー。(-"- )

補足日時:2004/02/04 13:07
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