電子書籍の厳選無料作品が豊富!

陶芸をされている方に質問です。

陶芸を行うにあたり重要な道具として、電動と手回しのろくろがあると思います。職人さんたちはみんな電動ろくろで作成しているイメージを漠然と持っておりますが、

1.実際の陶芸家の方々はどのように製作されているのでしょうか。
2.もし電動ろくろが主流としたら、手回しのろくろを選ぶメリットとは何でしょうか。

現在陶芸を始めたいと思っており、今後の参考にさせていただけたらと思います。よきアドバイスよろしくお願いします。

A 回答 (6件)

はじめまして


ロクロの種類は、昔から使われているものに手回しロクロと蹴ロクロがあります。
手回しロクロと言っても、卓上のものではなく直径が1メートル位のものでロクロの盤面に穴があいていて
そこに棒を入れて回しその惰性で作陶するものです。これは主に瀬戸地方等に伝わる日本古来のロクロです。
もう一つの蹴ロクロは、秀吉の朝鮮出兵時に連れて来られた陶工によって朝鮮半島から伝わったものです。
今でも一部の陶芸家の人はこれらのロクロを使っている人がいます。
これらのロクロが現代になって、電気の力で回せるようになったのが電動ロクロというわけです。

ロクロを使うときは、丸いものを作る時です。
電動ロクロは電気の力を利用しているので効率的に大量の物を作ることが出来ます。
ただ回転が一定(変速はある)の為、面白い物が出来ないと言う人もいます。

貴方の言っている手回しロクロは、卓上のもので手ロクロというものだと思います。紐作りで作る時の補助的な道具として
使ったり、茶道のお茶碗を手びねりで作るときに使ったりします。必ずしも丸いものでなくとも作ることが出来ます。

陶芸で作品を作る場合、多くの作り方があり電動ロクロも手回しロクロもその中の一部にすぎません。
陶芸家としてどういう方法で作品を作るのかは、その人の感性によるものでその人それぞれ異なってくると思います。
電動ロクロを一切使わない陶芸家も居ると思います。

ちなみに陶芸の世界の言葉として「土練り3年、ロクロ10年」という言葉があり電動ロクロで、ある程度の作品を
作れるようになるには、それ相当の練習が必要です。テレビ等で簡単そうにしていますが初めての人が
形になるものを作れるようになるには、最低半年くらいは必要だと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

作り手の感性で選べばいいのですね。ありがとうございます。

お礼日時:2006/08/12 10:57

土に慣れることが大事です


これから始められるなら手回しろくろからです
作品を造っていくうちに練りの大切さ、土の性質がわかるかと思います
全くの独学では時間もかかりますので、陶芸教室などで指導を受けるといいですね
電動ろくろは土練りができないと使えませんので、菊練りをマスターしてからはじめましょう

電動ろくろが手ろくろより優れているわけではありません
    • good
    • 0
この回答へのお礼

土ひねりが重要なんですね。
がんばります。
ありがとうござました。

お礼日時:2006/08/12 11:02

1 日用雑器をメインに製作しているので基本的にはロクロ成形。

型もの、タタラ成形も少しあり。人によって異なります。
2 成形に関しては電動ロクロは数をたくさん作るのに適していますが手ロクロは手びねりに使うと便利です(陶芸教室などを開くのであれば10台くらい持ってるといいかもしれません。予算がなければケーキを作る台での代用も可)。また模様をつけるなどの作業の際の台として、あると重宝します。価格に関しては電動ロクロだと10万くらいはしますが(安いのもあることはあります…)、手ロクロはいいものでも1万円前後です。
 手ロクロと電動ロクロは同じロクロでも用途は異なります。手ロクロで電動ロクロの代わりはできませんし、電動ロクロを手ロクロの代わりにすることもおすすめしません。
 プロを目指すのであれば道具を揃えるより、最低一年、窯業指導所などの養成施設で経験を積むのがよいと思います。揃えるべき道具などは自然とわかってくるはずです。趣味でなさるのでしたら、とりあえず手ロクロが一つあればいろいろなことができるでしょう。電動ロクロを一時間いくらという形で貸してくれる施設もありますので、まずはそちらで体験してみるのがいいと思います。

この回答への補足

プロまでは目指しておりませんが、イメージを形にできるようになりたいと思います。ありがとうございます。

補足日時:2006/08/12 10:59
    • good
    • 0

こんばんは。



質問の趣旨は大体判りますが、根本として誤解が有ります。

陶芸と言う物を全く理解されていないようです。

陶芸とは、個々の創意工夫によって成り立っているものです。

ここに記載されている事は、工業的な考えが中心に成っています。

この様に書くと疑問に思われる事と思いますが、陶芸家には、いろいろな考えを持っている方々がいらっしゃいます。

ここで取り上げられている陶芸家などは、マスコミによって作り上げられてきたイメージです。

轆轤を使うか、手轆轤を使うかは、作品の方向性によって決まってきます。陶芸家が、どの様な意匠によって自分の作品を作るかによります。

陶芸家の中には、全く轆轤を使えない方も少なく有りません。多少は経験がある方もいらっしゃいますが、自分では使える所まで行っていない方も多いものです。

作陶には、型物から、手捻り、泥しょう鋳込みといった轆轤を使用しないでも出来る方法があります。
これらの方法で無ければ表現できない場合は、これらの方法で製作いたします。

これらの方法で製作したものが、轆轤成型された物に比べて劣っているかと言うと全くそのようなことは有りません。

電動轆轤は、専門的な経験が必要だと誤解されていらっしゃるようですが、勘所を掴むと誰にでも出来ることです。

個人的な事を言うと、私の場合は、最初から出来ました。
手轆轤で近い事をしておりましたので、特別に習う必要は無かったです。

難しいのは、同じ物が作れるようになる事で、これには時間が多少必要になります。しかし、これは、職人技でして、陶芸家の仕事に限定した場合は、必要ない事です。

陶芸家も職業としての生計を営む必要が有りますので、職人のような事を致しますが、これが誤解を与えている原因ではないかと思います。

手回し轆轤を選ぶメリットという事ですが、必要性があるから選ぶのであって、必要性がなければメリットという事は有りません。

私は、手回し、蹴轆轤、電動轆轤と経験をつんでおりますが、それぞれに良さが有りますし、必要性が有ります。

手回しの場合は、手捻りをする場合にほどよい力加減で使うことが出来ますし、蹴り轆轤の場合は、回転数や最初と最後の回転が違うことで、実に微妙なテクニックが実現できます。

蹴り轆轤を最初に習得すると、工程、工程での息遣いや区切りを身に付ける事が出来ます。
電動だけをやっている人の場合は、工程の中に息遣いがなく、力加減なども大まかな場合が多いようです。
しかし、この修練は並大抵の事では有りませんし、体に負担が大きく圧し掛かってきます。
年を取ってからの神経痛は間違い有りません。

記載すると限りなく色々と述べなければいけなくなりますのでこの辺にしておきたいと思います。

これだけは言えます。

小さな事を考えるよりも、自分が興味のある方法で始める事です。
今知られている事は、作り上げられた偶像と言って良い気がします。

触れて経験する内に自分なりに判って来る物です。

これが正しいと言う事は有りません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

触れて経験することで分かってくるのですね。
ご教授ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/12 10:59

あなたが陶芸をはじめるにあたりどのような姿勢で取り組むかによって変わってくると思います。


ある程度のプロもしくはプロに近いレベルまでやろうと思えば、最初はやはり土練りの練習が必要
だと思います。ホームセンターで合板を買ってきて、一日30分~1時間練習すれば約1年くらい
で土練りはマスターできると思います。趣味で楽しむ程度なら土練りは特にできなくても良いと
思います。

参考URL:http://www.tougei.com/shop/default.asp
    • good
    • 0
この回答へのお礼

URL助かります。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/12 11:02

日とによってバラバラ。


好み。

はじめるのでしたらば.挫折する可能性が高いので.低価格な製品を選択してください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2006/08/12 11:01

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!