人気雑誌が読み放題♪

映画化にもなった横山秀夫作、半落ちを読みました。
泣けるところが数箇所あるよと言われて読みましたが、私は
一箇所でした。

それは、裁判官、藤林氏の章の奥さんとの会話場面です。
涙がぼろぼろ出てきました。
小説全体としては、組織の中の立場・行動の制限など興味深く面白く描写されていて
一気に読んでしまいました。

ちなみに最後の真相が明かされる場面では、眠い状態で読んだためか、「ふぅん・・
そういう訳だったんだー」位でした。

個人の感覚の違いはもちろんあると思いますが、
実際に読んだ方は、どこで涙(感動・感極まり)ましたか?

(人によって感じ方が違うとはいえ、感受性が乏しいのかなと
少し不安に思いました。まぁこういう方もいるよねきっと。と思いつつ、
この質問を書いてます)
是非返答願います。

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (4件)

#1です。

お礼有り難うございました。

 再びになって申し訳ないですが、コメントに記されていた点について。
 感覚とすれば、自分も藤林圭吾と奥さんの会話と藤林が思い至った結論がいちばん共感できた部分でした。

 「違う。梶の行為が優しさなら、優しさなどこの世になくていい。」

 という一文でしょうか。
 ただ、藤林の思考にしても、それに続く「殺さなかった優しさ」と言う部分には釈然としない違和感を感じました。殺す・殺さないに「優しさは」関係するのか?また、関係させてよいのか?と。
 人のあらゆる意味での「弱さ」は関係するかもしれない、とは思うけれども・・・

 いろいろなケースはあるでしょうが、老人性にしろ、アルツハイマーにしろ介護は、意味不明の言動を繰り返す者との昼夜を問わない汚物にまみれた格闘になります。正直、かなり消耗します。
 梶はまだそういう状態に至らない間に妻を殺してしまった。梶自身の心情や子供を亡くしているという周辺の事情は作品内で語られますし、確かに、まだ正気の部分も残る「まだら痴呆」の状態は、本人が痴呆を自覚した場合、本人も含めた上での辛さと、痴呆はこれからも悪化するという状況的な閉塞感はあります。それはわかるのですが・・・やはり、スッとは読めなかったです。そこで殺してしまうというのはアリなのか?それは梶の「弱さ」であり「逃げ」では?という感じですかね。(別に自分も強くはないとは思いますし、日々逃げ回っている人間なのですが・・・)

 結局、物語のそもそもの始まりである梶の妻殺しそのものに疑問符がついたままだったので、梶が隠す2日間の行動に感心が向かず、結末にもやはり疑問符がついてしまいました。
 全体が「作り物」くさく感じてしまった、というところでしょうか。(小説ですから、「作り物」なのですが・・・)
 藤林夫妻にしても、このキャラクターは自分のような感情を抱く読者を想定して作者が用意したんだと、かなり強く感じました。(作者の本当のところはわかりませんが。自分にはそう読めました。)

 こんなところです。では。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

かなり、濃厚な回答ありがとうございます。
自分の中でも、梶の殺してしまった行動に、釈然としないものはありましたが、
いくら妻が頼んだとはいえ、それは梶の言う「妻への優しさ」ではなく
「そんな妻を見ているのに耐えられない、自分への優しさ(弱さ)」という感じでしょうか。

私自身、近い人間にそういう人は今のところ、居ないのでなんともいえませんが・・

梶の殺しに至った思いの軸がしっかりしていない分、
梶を見守っていこうとする周囲の人間たち(刑事・検事等)の行動もも、
こう、根本からぐらついてきますね。
(上手く、表現できませんが・・)

それにしても、いろいろと考えさせられる小説でした。
読み応えのある、良い小説だと思います。
深~くつっこむと、おしい!って感じでしょうか。
再度ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2005/10/30 15:08

泣けませんでした。


私の感情の欠落?
でもあれだけ気をもたせておいて
真相は・・・がっかりの内容でした。
    • good
    • 1

ネタばれなので,未読の人は読まないでください。










感動したところですね。
やっぱり,最後の場面,池上が志木に連れられて,梶に会いに来るところです。

池上「本当にありがとうございました。頂いた命,大切にします。うんと大切にしますから。」

梶「・・・違う,・・・私じゃない・・・」

最後の最後まで,梶は,否定します。
『半落ち』のままなんですよね。ここの部分を読んだときは,久しぶりに,読書で感動をしたのを覚えています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

うーん、なるほど。
あれからネットで半落ちの意見を調べましたが、
梶が真実を隠していた理由が1、池上がマスコミの餌食になることを
避けるため。2、(もともと規定にある)提供者名を隠すため。
3、提供者が殺人犯であることを知って欲しくないため。
という意見を見つけました。

これに納得したのですが、この理由からもNo2さんの場面は
重みのあるシーンですね。
ご回答ありがとうございます!

お礼日時:2005/10/29 23:31

こんばんは。



 文庫版が出てすぐぐらいに読みました。
 正直、かなり期待はずれでした。各組織の内情・駆け引きは興味深く読みましたが・・・

 主人公に共感できませんでしたし、また結末にも釈然としませんでした。自分にとっては(あくまで自分に関してですが)泣くような小説ではありませんでした。

 介護等、作品に描かれていることをほとんど経験してしまっているからかもしれません。だから共感できる、泣けるという方もおられるかもしれませんが、自分にとっては、今ひとつという感じの小説でした。

 自分の場合は、こんなところです。では。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

同感です。組織内のやりとりは非常に根深く描写されていて
一人の作家さんからよく色々な方面の立場を表現してるなと感心しました。(もともと作家は一人ですが)

介護を実際に経験されていると小説はどのように感じられたのでしょうか。
ご返答ありがとうございました!

お礼日時:2005/10/29 23:35

このQ&Aに関連する人気のQ&A

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Q小説「半落ち」が直木賞で落選させられた「致命的な欠点」って何ですか。

なにやら、
選者に「致命的な欠点」を指摘されて、
直木賞をとりそこなったと聞きました。

その「致命的な欠点」とはいったいなんだったのでしょうか。

googleで検索してみましたが、よくわかりませんでした。
(どうも「言いがかり的」なものである可能性が、
高いようですが・・・)

どなたか簡潔に教えてください。

Aベストアンサー

選考委員の北方謙三さんが「これっておかしいんじゃないか」と疑問を口にして、主催者側がある機関に問い合わせたところ、「(規則上)ありえません」との回答が来たそうです。北方さんはそれを「ちょっとしたミスではあるが、作品として成立しないほどのものではない」と見ていたのに対し、同じく選考委員の林真理子さんが記者会見で酷評し、「今までたくさんの賞を受けている作品なのに、誰も気づかなかったのか。ミステリー業界も悪い」と業界批判。「読者と差実作者側ではこだわるところが違うようだ」と読者批判とも取れる発言をし、大きな議論となったようです。
その内容に関しては参考URLに詳しいですが、作品をこれから読むつもりの方は決して見ないように。お願いします。

参考URL:http://www5a.biglobe.ne.jp/~katsuaki/sesou49.htm


人気Q&Aランキング