No.2ベストアンサー
- 回答日時:
yamasato777さん、今晩は
パラベンについては今でも様々な意見・見解が飛び交っています。
(ここに書く内容もあくまで私という一人の意見でしかない、という感じでお聞き下さって結構です。)
まず言いますと
〇パラベンはとても信頼性の高い部類に入る防腐剤です
〇化粧品に配合されている量においては、パラベンは安全です
では何故パラベンを使っている企業とそうでない企業があるのでしょうか?
パラベンのイメージがあるからです。化粧品はやはりイメージも非常に大事です。
『表示指定成分』になっていたパラベンが配合されていたら、当然最初は抵抗を感じるでしょう。表示指定成分とはアレルギーを起こす可能性のあるもの、として表示が義務付けられていた成分。今でも『表示指定成分』→悪い成分 『表示指定成分ではない成分』→安心できる成分といった単純な捕らえ方が時々見られます。(しかし、それは単に消費者が無知という訳ではなく、むしろ販売者側によって助長されたものが少なくありません。)
大手はパラベン使用が多いです。
それはやはり、一番信頼性が高いからです。イメージが多少悪くても、消費者の人が安心して使えるよう、きちんと抗菌性を持たせている訳です。販売数が多いため、腐敗によるクレームなどに対してより慎重な設計になる傾向にあるようです。
逆に、パラベンほどではないにせよ充分な抗菌力を持つ成分は他にもあります。フェノキシエタノールなどが多いですね。このような防腐系はパラベンを使っていませんから、そこはちゃんとアピールしたいところですよね。せっかく、パラベン使うのを我慢したのですから。
という訳で・・・『うちはパラベン使ってませんよ』と謳われるのです。
そのようなことを聞くと『パラベンって悪い成分なの?』と思う場合もあるでしょうね。
かくして
▽イメージよりも品質重視で、パラベンを使う流儀の企業
▽パラベンを使わず、それを商品のウリのひとつにする企業
が出てくるのです。
どちらも、それぞれの競争の中で生きているので、何もかも洗いざらい真実だけを打ち明けているわけではありません。
化粧品業界に限らずそれはどの業界も同じでしょう。
大切なのは
〇様々な立場の意見を知る事
〇得た情報から、自分なりの判断基準や好みを持つこと
ではないでしょうか?
私の回答が、yamasato777さんの知見の足しになれば幸いです。
とても詳しいご回答ありがとうございます。様々な意見が飛び交っている以上、最終的には自分で判断するしかないですね。とても参考になりました。
No.5
- 回答日時:
#4の回答に対するお礼欄の内容、についてです。
何種類もの防腐剤を組み合わせることによって、ほんの少しの添加で最大限の効果(この場合は防腐)を引き出すことが出来ます。
結果、全体の配合量を減らせるのです。
何種類も防腐剤が入っていることとたくさんの防腐剤が入っていることはイコールではありません。
また、全体の何パーセントまでなら配合してもよい、など使用に関しては細かい規定があります。
ご回答ありがとうございます。自分の無知ぶりが恥ずかしいです。何種類も入れることにより防腐剤の量を減らせるとは全く知りませんでした。非常に勉強になりました。ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
最近読んだ本では、パラベンは合成保存料として色々なものに使われていますが、有害。
分子が小さいので肌に吸収されてしまうと書いてありました。「使うな危険」という講談社の本で、企業側から書かれているのではなく、消費者の団体が作った会社が色々な機関で研究した上で書かれている本なので私は有害だと言う説を信じています。
保存料として使える物質で、一番安全・・・というかマシで安いのがパラベンだから広く使われているのではないでしょうか。
使わなければ商品が腐ってしまいますし、代用可能で毒性が低いものは商品が高価になり、売れにくくなるし・・・というようなことが理由で一般に使われているのだと解釈しています。
そうですね。企業も商品が腐ってしまうぐらいなら防腐剤を入れますよね。今思ったのですが商品に何種類もの防腐剤を入れる必要があるのかということです。歯磨き粉やシャンプーなど見ても引いてしまうほど様々な成分が入っているものが多数です。その中から防腐剤の少ない商品を買うしかないのでしょうか?参考になりました。ご意見ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
旧表示指定成分については、下記のサイトでも参照できますが、【全成分表示が分かる本】(化学成分の安全性研究会著、ゴマブックス、1200円)によると、つぎのように書かれています。
【どんな特徴・危険性があるのか】では「皮膚や粘膜を刺激して、タダレや発疹を起こす可能性がある。。(以下略」配合の目的は「殺菌剤・防カビ剤・保存剤防腐剤」パラベンの危険度(0,1,2)チェックでは「発ガン性は1、皮膚障害は2、危険度総合評価(安全、1.2.3)は3です。薬の副作用と同じで、影響がある人とない人と個人差があるのではないのでしょうか。全員に影響が出るのであれば、使用が禁止される筈です。私は取り敢えず配合していない方を選びますが。参考URL:http://www.uminomegumi.com/main/seibun2.html
No.1
- 回答日時:
本当に危険なら法律で禁止されるでしょう。
安全性が認められているから使用されているのです。
化粧品は防腐剤がないと細菌が直ぐに繁殖し劣化する可能性があります。パラベンを使用していないだけで、他の防腐剤を使用しているのでしょうか?
化粧品のパラベンだけに注目するというのもおかしな話だと思いますよ。食品にも多種様々な防腐剤、添加物が入っていますし、その成分を一つ一つネットで検索したら良いことはまず書いてありませんし、添加物無しの食品のみを選んで食べるという事もほぼ不可能に近いです。
化粧品からパラベンを抜いたとしても、食品で様々な添加物を摂取していたら同じではないでしょうか。
そうですね。現在添加物をとらない生活はありえませんね。家で気をつけても外食で気にしていたらたべられませんね。ご意見非常に参考になりました。ありがとうございます。
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