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ロードバイクのサドルの高さについて質問です。
ロードバイクのサドル高は
BBからサドル中心で
股下×0.875~0.885という公式が一般的ですが、
最近の薄型のビンディングや
サドルの硬さや形状によってだいぶ違ってくると思います。
まずは公式をもとに基準をだして乗り込んで微調整、
それは分かっているのですが、
いまいちしっくりしなくて迷宮入りしています。

私の場合、
股下85.0センチでペダルはLOOKの「Keo」、
サドルはトライアスロンをやるのでフィジークの「アリオネTRI」です。
今まで乗っていたポジションよりも良いポジションを模索するうちに
路頭に迷ってしまいました。
ペダル軸から足裏までが2.4センチと従来より薄く、
また、体重の加重位置はサドル中心よりも4センチくらい前で、
しかも柔らかいので加重によってつぶれます。
加重位置を水平にする関係上、加重位置よりも中心のほうが5ミリくらい高いです。

自分で乗りやすい位置を探すしかないと言われればそれまでですが、
私と同じく、長く柔らかいサドルと薄いペダルを使っておられる方
(特にトライアスロンをなさっている方)などは
どのようなポジション出しをしているのか、
参考までにお教え願えればありがたいです。
どうぞ宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

同じくトライアスリートです。


使用バイクは、清水の舞台どころかナイアガラの滝から飛び降りるつもりで買ったキャノンデールSix13 R5000+DHバー。サドルは同じFi'zi:k のARIONE トライアスロン、ペダルはシマノPD-7800です。

股下×0.875~0.885だとかなり踏み込み重視のセッティングだと思いますが、私の場合は自転車のエンデューロなどにも出るせいか「基本はパワーよりも回転」という認識があるので、普段サドル高は×0.865~0.870(Fi'zi:kは少し柔らかいので0.870)にしています。

サドル位置はクランクを水平にしたときに標準的なポジションになる位置より1cm程度後ろ。若干後乗りです。
ちなみに、トライアスロンをやる人は前乗り、ロード中心の人は後乗りを好む傾向があるようです。

あとは、サドルが水平だと、腰が前に出てきてしまうので、ほんの少しだけ前上がりにしてお尻を落ち着かせています。

クリートについては拇指球より数ミリほど前に出して太ももを中心に脚の筋肉をバランスよく使えるようなセッティングにしています。

身長が高めなので、サドルとハンドルの落差は8cm程度。極端に落とすと腰に来るので楽に曲げられる程度にとどめています。

そのほかステムの交換でハンドルまでの距離を微調整します。

ちなみに私の場合は、ある程度スピード勝負になるショートやオリンピックならパワー重視の前乗り、ミドルやアイアンマンなら途中で脚がつぶれないように、回転重視の標準~後乗りにセッティングしています(はやくミドルなどでも前乗りができるようなレベルになろうと思うのですが)。

なお、ポジション出しは、一度に複数の位置をいじると収拾がつかなくなるので、1回の練習でいじるのは、サドルの前後なら前後だけ、サドル高ならサドル高だけという風に、1箇所のみにしています。

それでもそれでもバイクのポジション出しは、ある時は快適だったポジションが、体調や技術の向上(もしくは低下)などによって苦痛になったりしますし、そのときは、マニュアルどおりの標準セッテングポジションに戻してやり直しです。

そのため、バイクの標準セッティングはミリ単位で計測してメモしてありますし、調整のたびに記録+一言メモ(「膝が痛くなった」「短時間ならいいが、長時間はきつい」など)を残して、次回以降の参考にするようにしています。
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No.2に補足説明します。



膝関節の皿の骨の裏側の位置から垂線を垂らしたときにペダル軸の中心を通る位置にサドルに乗れる位置に、サドルの前後位置を調節します。

このときのクランクは水平にしておいて下さい。

誤変換訂正します。 <m(__)m>

母子球の中心がべダル軸の中心に来るようにシューズのクリート乃一を設定します。

正しくは、

母子球の中心がべダル軸の中心に来るようにシューズのクリートの位置を設定します。


くどいようですが、再度書かせて頂きます。

数字は結果的にそういう値になったというだけです。

数字で色々と適正な値を論じる方も多いですが、
人それぞれですので、その数値(係数)が絶対ではありません。
ポジションは、数字を基準にして、そこから探すものではありません。

ベストだと思えるポジションが見つかったとき、
その位置を記録に残す為に、数値化した結果として、その数値の範囲になったということなのです。
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書き漏らしましたので追記します。



ポジションは、ハンドルのどの場所を持ったときを最優先に考えるかで、変わってきます。
ドロップバーのトップを持った場合を優先するのか、ブレーキブラケットを持ったときを優先するのか、
またドロップバーの下を持ったときを優先するのか、
DHバー(アタッチメント)を持ったときを優先するのか、この4種類のポジションの中で優先順位をつけて、ポジションを決めていく必要があります。

サドルの高さや前後位置や角度だけでなく、ドロップハンドルの形状やリーチ及び曲がりの大きさ(Rの大きさ)ステムの突き出し量やその高さ、までを色々と調節して好みの位置に極限まで近づくようなベストなところを見出さなければいけないでしょう。

総論的にいえることですが、ポジショニングがある程度固まってきていない人は、サドルの高さが高すぎる人が多いです。
(これは、バイクパートの後のランに少なからず宜しくない影響を及ぼします。)
トライアスロンの選手は、回転よりも踏み込みを重視しがちですが、ランを終えた段階での最終的な成績を考えるのであれば、回転重視でのバイクパートでの走行を考慮すべきです。
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ポジションは、まずペダル軸に対する足の位置を決定するところから始まります。



ペダルはビンディングペダルなどの固定できるものとし、シューズも専用の物とします。
そこで、足の母子球の中心がべダル軸の中心に来るようにシューズのクリート乃一を設定します。
(好みで、±5mm程度加減することは可能です)

そこで、今度はサドルの前後位置の調整になるのですが、基本的にサドルの前後の角度は、水平を基準にしてください。
(30CM程度の水準器を差動の上に乗せてみればOKです。)

膝関節の皿の骨の裏側の位置から垂線を垂らしたときにペダル軸の中心を通る位置にサドルに乗れる位置に、サドルの前後位置を調節します。
(座る位置は、一番しっくりする位置を見極めてください。)

そこで、今度はサドルの高さになるわけですが、
実際に自転車に乗って、軽めのギアでクルクルとクランクを回したときに一番回しやすく感じるところが良いでしょう。
但し、足首を必要以上に動かさなければならないような場合は、サドルの高さが高すぎますし、踏み込んだときに踵が下に下がる感じがあれば、サドル高さが低すぎます。(ポジションが決まっていない人は、たいていの場合で、サドルが高すぎる場合が多いです。)

数字で色々とベストな値を論じる方も多いですが、人それぞれですので、それが絶対ではありません。
数字を基準にして、そこから探すものではありません。
結果として、その数字の範囲になったということなのです。

要するに、一番クランクを回しやすい高さが良いのです。(それを見つけ出すのは、やはりそれなりに乗り込む必要があります。)

サドル高さが高すぎると、足首の動きが多くなり、アキレス腱や脹脛に角のストレスが掛かり、長距離をこなすことが難しくなります。

サドルが前上がりの場合は、尿道の圧迫などの問題で、体に悪いばかりでなく、お尻が後にずれることを防ぐことに神経を使って乗ることになってしまします。

サドルが前下がりですと、前傾姿勢はとりやすいものの、体が前方にずれることを腕で支えなければならず、前下がりの場合と同様に、不必要なことに神経を使わなければいけません。

サドル位置の前後位置の問題は、適正でない場合、ペダル軸を垂直に踏み込むことができませんので、ロスが生じますし、基本的にクランクは円運動をするものですので、綺麗に足を回せなくなります。
サドルが適正な前後位置で無い場合は、ロスが大きくなります。

総論ですが、適正なポジションを見出せれば、ロスを最小限に留められて、自分の持っている能力を余すことなく前へ進む力に帰ることが出来るってことです。

ポジションが決まらない人は、たいてい、基準となるペダルと足(シューズ)の位置が決まっていないことが原因なのです。
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