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つい最近になって、新世紀エヴァンゲリオンの劇場版を見ました。
そこで質問なのですが
ラストの部分で(海? のような所で横たわっている)シンジがアスカの首を締め、その次にアスカがシンジの頬に触れて、その後にシンジが嗚咽のような声を漏らしているシーンがあるのですが、アスカの上に乗ってですかね? よくわかりませんが。

その時のシンジが嗚咽のような声を出しているのは何故なのでしょうか?
泣いている訳ではないような気がするのです。
なんだか、息苦しそうな、凄く「ヒィ」と言うような感じで息を吸っているので、とても気になります。

もし、ご存知の方がいればぜひ教えてください。
自分の考え方でも構いませんので、宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

私にはシンジが泣いてるように見えます。



『レイ・人間じゃない』
『ミサト・死んでしまった』
誰かから必要とされるという形で他人に依存しないといられないシンジが縋ることの出来る対象は、もうアスカ一人しかおらず、シンジにとっては彼女が最後の希望とも言える存在でした。

しかし、アスカはシンジの求めには応じず、精神世界の中の描写では、彼が自分を
「オカズにしている」
などと強烈な台詞を吐き、完全に拒絶してしまいます。

そしてラストシーン、
誰も自分を必要としてくれないことに絶望したシンジは激情に駆られ、目の前に倒れているアスカを絞め殺そうと試みるのですが、彼女の手に頬を撫でられた瞬間、我に返って絞めるのを止めます。
そして、どうしようもならない現実に嗚咽を漏らし涙する。

そんな印象を受けました。
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この回答へのお礼

明確な説明を有難うございます。
やはり、アスカはシンジにとっての希望の存在なのですね。
アスカが頬に触れると言うその行為で、シンジは自分おしていた事が、なんなのか気づいたのですね。
本当に有難うございます! ミサトとレイについて出てきたところで、納得させられました。
ご丁寧に有難うございます。

お礼日時:2006/07/30 13:58

私は参考に貼ってあるサイトさんの「シンジは、なぜアスカの首を絞めたのか」という項目でこのことについて知りました。


長くなりますが良かったら読んでください。

アンチATフィールドのため人類が黒き月へと還っていくとき、アスカはシンジと一つになることを拒絶し、その強い意志のためLCLの海からまた人の形で出てきました。
(嫌よ嫌よは好きのうちというやつで、実際はシンジのことをアスカはすきなのですが。)

また、シンジはやっぱり、他人のいる世界を望みアンチATフィールドのなかから出てきます。
でもその【他人】で望んでいたのはアスカというわけではなかった。
なぜなら、アスカがATフィールドで1つに融合することを徹底的に拒絶したただ1人の人間だからです。

それに、アスカが本当は自分のことを好きだということに気づいてもいません。

「いつかは裏切られるんだ。ぼくを見捨てるんだ。でも、僕はもう一度会いたいと思った。その時の気持ちは本当だと思うから」
と、
たとえ傷ついてもシンジは誰でもいいからそばにいてほしい、自分を支えていてくれた世界を望んだのに、そこにいるたった1人の人間がアスカだった。


完全に拒絶されているとアスカに対して思っているシンジは拒絶されて、裏切られて、父さんみたいにまた捨てられるのなら(シンジは父親に捨てられてことが一番のコンプレックスとなっています)、アスカも自分も死んでしまえばいいと思います。

シンジにとっては死よりも捨てられることが怖いから。

そしてアスカの首を絞めます。

でもそこでシンジは、ココでアスカが死んでしまえば自分は本当に一人になってしまう。
でも殺さなければ、アスカに自分は捨てられてしまう。

シンジはその葛藤のために嗚咽のような声をだしているのでしょう。
そしてその葛藤をしている時にアスカが目覚めそのシンジの姿を見ます。

捨てられる事が怖くて、自分を殺そうとしているシンジをみたアスカはシンジが哀れになって、かわいそうで、「怖がらなくていい」いう意味で頬に触れます。

アスカのその意味がわかりシンジは泣き伏します。

ここまではサイトさんに書かれていたことを参考にずらずらと書いてしまいましたが、
個人的な考えとして、泣き伏した原因には、殺そうとしていた自分に、完全に拒絶されていたと思っていたアスカが優しく自分に手を差し伸べ、怖がらなくていいと教えてくれます。 それなのに、自分は彼女を殺そうとしていた。 そんな自分が嫌になって、アスカが受け入れてくれたことに涙したんだと思います。

大変長くなってしまい申し訳ありませんでした。
少しでもお役になれたらうれしいです。

参考URL:http://homepage3.nifty.com/mana/eva.htm#evatop
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この回答へのお礼

ご丁寧な説明有難うございます。
アスカも、あんたとは死んでも嫌みたいな言葉を述べておられましたよね。
シンジは、アスカを殺したいけど殺せない、でも……と言う境界線で揺れ動いてたのですね。凄く納得しました。
やはり、シンジはアスカの優しさ、と言うか頬に触れる行為と言うので、シンジがふと、意識を取り戻すような形なんですね。
改めて見返し、とても参考になりました。有難うございます。

お礼日時:2006/07/30 14:02

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