ショボ短歌会

和装小物について質問させてください。
花嫁が懐にさす刀のことを懐刀というそうですが、これにはどのような意味があるのでしょうか?

たとえば、角隠し(和装の際のベールのようなもの)には「ツノを隠して夫に従順であります」という意味が込められていたり、箱迫(はこせこ:鏡や櫛などを入れる入れ物)には、「いつも身綺麗にします」という意味があります。

ご存知の方がいらっしゃれば、どうか教えてください。

A 回答 (4件)

懐剣とも言いますね。



もともとは武家の娘が嫁ぐときの習慣でした。
先にもありました、自分の身を自分で守るという意味です。
武家の娘は、短刀の扱いをたしなみとして身につけていたのです。

また戦乱の世には、身分の高い夫に嫁ぐと国を攻め盗られる可能性も
ありました。
夫を殺された妻は、自害するためにもこの懐剣を使いました。
ちゃっかり敵国に身を売る、なんていう場合もありましたけどね。
身を売った・・・と見せかけて、夫の仇を討つなんてときにも
懐剣は使えますね。
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この回答へのお礼

いいですね。なんかかっこいいです。
“自分の身は自分で守る”的な考え方は好きです。

少し気持ちが明るくなりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/10/24 09:31

女性が危険な目に遭いそうになったとき(暴漢などですね)


自分の命を絶つために使います。
自分の身を守るために、自決するということです。

白無垢を着たときに美容師さんから教えていただきました。
とても感慨深かったですね。
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この回答へのお礼

これです・・・。
この答えを一番おそれていたんです。
これはつまり、「レイプされるぐらいなら死ぬべきだ」という理屈からきた発想ですよね。
こういう話を聞くと悲しくなります・・・。

お礼日時:2006/10/24 09:29

他力ですがここに回答がありました。


http://plaza.rakuten.co.jp/initiala/diary/200505 …

「懐刀は覚悟の表れ」だそうです。
(敵対する者にも使用できますし、自決にも使用できます)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
覚悟の表れ・・・。
昔の女性といえば、嫁ぐまでは父親に守られ、嫁ぎ先では夫に、老いては息子に守られる・・・、というようなイメージがありましたが、少なくとも形だけは“自分の身は自分で守る”という思想が存在していたということでしょうか。

お礼日時:2006/10/24 09:23

要するに


「何かあった時には、自分の身は自分で守る」という意味かと。
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この回答へのお礼

そういう意味だとよいですね。
懐刀以外の花嫁アイテムをザッと見ていくと、

「綿帽子」=挙式まで、新郎以外の男性に顔を見せないために被る。
「角隠し」=角を隠して従順な妻になる、と誓って被る。

など、なんだか男の立場からも悲しくなるような意図で用意されたものが多いように思います。

お礼日時:2006/10/24 09:15

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