プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは。

無添加の石鹸は、
(1)石鹸素地をつかっているもの
(2)苛性ソーダとオイルをつかうもの
にわけることができるのでしょうか?

シャンプーとして使ったとき、
石鹸素地のものは全く髪に合わないのですが、苛性ソーダを使っているものは使い心地がいいです。苛性ソーダとオイルのものは、リンスが必用なかったです。
洗顔やボディソープとして使っても、苛性ソーダとオイルで作ったもののほうが、ずっとしっとりするし使い心地がいいです。

石鹸素地も自然ものなんですよね?
なのに、この差は何なのでしょうか?
また、どちらの方がいいのでしょうか?

詳しい方、教えてください。
よろしくおねがいします。

A 回答 (2件)

ええと…そうですね。


日本では、「脂肪酸(油脂)とアルカリ(苛性ソーダ、オルト珪酸ソーダ、苛性カリ)を合わせて
化学反応が起きたときにできる洗剤」を石けんと呼ぶので、
弱酸性系とかイオン系とか、他に洗浄成分が足されていないなら、仰る通りだと思います。

で、↑のだと(2)ですよね。
では、(1)の「石けん素地」とは何か?というと、これも同じものです。
油脂に苛性ソーダを合わせたものです。
薬事法で、人体に使う石けんの原料表示は「石けん素地」だけでもいい、ということになっているからです。
どうして市販のものでも、原料に「苛性ソーダ・ヤシ油…」と表示されている商品があるかというと、
流行だから。だと思います。手作り石けんや無添加石けんなるものが流行っていますから。

では、どうして違いがあるか?というと、2つ理由があると思います。「石(1)と(2)に使われる、油脂の種類の違いもあると思いますが、原料の他には、製法の違いです。
一つには、「石けん素地」と書くような石けんというのは、
大手メーカーのほとんどが採っている、中和法などで作られていると思います。
この製法だと、石けんに含まれる余分な成分を全て取り除かれます。
肌に刺激を与える成分だけでなく、石けんには保湿成分であるグリセリンも含まれなくなります。
(2)の表示をするような石けんは、このあたりの違いを踏まえて、グリセリンを取り除いていないのではないでしょうか。
使い勝手が悪いなぁと思われた(1)の石けんをレンジで溶かして、
薬局で売っているグリセリンを足して混ぜ、再度かためたら使用感は変わって感じると思います。

それから、もう一つの推測です。
(2)と感じる石けんは、どなたかの手作りだったからではないか、少なくとも、
手作りする時一般的な方法と同じ方法で作られた石けんではないか、と思いました。
手作りするソーパーは、石けんの中に苛性ソーダが残ることを避けるために、
油脂が残るように多めにいれます。
つまり、できあがった石けんは石けん+油というものになります。
皮膚や髪に、油脂の膜が張れば、しっとりして感じるはずです。
お心当たりはありますでしょうか?

最後に、リンスと仰っているのは、酸性のものですよね。
市販の中性や酸性のシャンプーの場合、リンスの役割は髪をつるつるにすることだけだと思います。
でも石けんシャンプーでは、石けんでアルカリに傾いた髪を中性に戻す、PH調整の役割を持っています。
役割が違うんです。
(2)の石けんも、アルカリ性です。
髪をアルカリ性に傾いたままにしておくのは良くないそうです。
必要を感じなくても、石けんでシャンプーなさるときには、酸性のリンスを合わせてお使いになることをお薦めします。

参考URL:http://www.live-science.com/honkan/theory/sekken …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

すごいですね!確かに母の手作りのものなんです。そんなことまでわかるなんて!説明、とてもわかりやすく、勉強になりました!!
原料が石ケン素地、水、スクロース、グリセリン、ソルビトール、エタノール、香料、ユズエキス、ビワ葉エキス、ベニバナ黄、トコフェローとなっている無添加とうたっているものでも、ギシギシでダメだったんです。グリセリンの量や、他のものの量なんかが原因なのでしょうか。
リンスの必要性もよくわかりました!
本当にありがとうございます!!

お礼日時:2006/10/31 14:32

石けん=脂肪と苛性ソーダです。

石けん素地も同じ。
「(2)苛性ソーダとオイルをつかうもの」は手作り石けんなどで植物性のオイルのことを言っておられるのでは…と思ったのですが…
それにオイルも1種類に限定されるわけではありません。手作り石けんの場合にはオリーブオイル100%が理想というか憧れだったりしますが、泡立ちや固さを追求すると ココナツオイルとパームオイルを配合するのが必須かなぁと(経験上)。更に、髪に良さそうだからと椿油を混ぜたり~椿油100%の石けんもありえます。

ただ、手作り石けんも せっけん素地も 動物性の油脂が原料に入っているものもあります。”馬油の石けん”はよく聞きますよね? ラードも牛脂もあるし、バターもあります。油脂ではない部分で牛乳やヨーグルトを入れるような手作り石けんも沢山あります。

”せっけん素地99%以上・無添加”の表示がある市販のもので(大きめのスーパーなら売っているくらいのもの)、牛脂やラードが混ざっているものがありました。(私は動物性の成分がアレルギーで使えないのでチェック厳しいですよ^^;)

更に、、せっけん素地というと 油脂を苛性ソーダで油脂の余りが無いように100%きっかりに反応させたものなのではないのかな?と…(確認が取れません)

一般的な手作り石けんは油脂分が過剰に余るように反応させますので、当然その分「しっとり」が残ります。

どちらがいいのかは判りません… 使い心地が良くてトラブルがないものが良いです。素地でも手作り系でもケミカルでもご本人が原材料のチェックをしないと…出来ないと、質問者さんにとって「良いか悪いか」は他人には判断できません…
    • good
    • 1
この回答へのお礼

そうです。母の手作りのものでした。
とても勉強になりました。油脂の余り方が違うというのは納得です。市販のものでいいものに出会えればいいのですが・・・。
回答、本当にありがとうございます!!

お礼日時:2006/10/31 14:23

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!