「類人猿の惑星」についての疑問

細かい考証がないことに突っ込みを入れたらキリがないのですが、これは割りと大きな疑問なので、どのように処理をされているのか教えてください:

「類人猿の惑星」シリーズの「類人猿の惑星の地下で」の最後で、地底人の所有する最終兵器により地球は滅亡しますが、自作「類人猿の惑星からの脱出」では、そこからコーネリアスとジーラが宇宙船（ポッド？）で脱出したことになっています。
問題は、どうやってタイミングよく脱出できたかよりも、宇宙船の存在です。過去の地球人が乗ってきた宇宙船は双方とも、類人猿の惑星への不時着時に完全に壊れました。また、初作「類人猿の惑星」では、類人猿の世界では短銃の文明すら持たないことが描かれています。どう考えても、宇宙船を持つ技術はないように思えます。

この点、どのように解釈されているのでしょうか。つまり尋ねたいのは、「類人猿の惑星の地下で」の後に「類人猿の惑星からの脱出」の制作が急遽決まったとしても、無理があるなら話をつなげる必要はなかったはずなので、何か解釈のしようがあるのではないかと思われるのです。

No.4 ベストアンサー 回答者： ultraCS 回答日時： 2006/11/03 07:33

こだわりはあるかも知れませんが、国内公開のタイトルを使わないと、私のような年寄りにはわからないので、国内公開タイトルで話を進めます。

「続・猿の惑星」ではコーネリアスとジーラ、マイロの脱出は描かれていません、多分、この時点ではそこまで考えていなかったんでしょうね。
今とは、続編事情が違い、いってみれば、クリフハンガー的に、危機一髪、続きは次週と煽っておいて、次週になるとさらっと助かっているという流れにそれほど抵抗がなかったというのもあるかも知れません。

で、「新・猿の惑星」冒頭で登場する宇宙船はテーラー達の乗っていたのと同じ形で、待ち受ける人間達も当然、帰ってきたと言うような描写の頃、ヘルメットを脱いだらお猿さんでびっくりというシーンだったと思います。
つまり、送り込んだのと同じデザインで帰ってきているのです。

ここで考えられるのは
・二個一で修理した
・参考にしてスクラッチした

少なくとも、ある程度隔たった文明ですから、別にデザインされたとしたらココまで似ることはないはずです。

ただ、可能性として

・地底人類が古の宇宙船も残していた(核兵器のように)とすれば、現在のデザインの宇宙船がもう一つあっても不思議はないかもしれません。ただ、これについては、説明はなかったような気がします。

で、今、手近な史料として、中子真治著「フィルム・ファンタスティック5」をみたところ、「地球滅亡寸前に人類の乗ってきた宇宙船を修理して飛び立った」となっていますね(ありゃりゃ)。
まあ、中子さん、時々筆が滑るので・・

ビデオもプログラム(初公開当時のもの)もどこかに埋まっているのですが、すぐに出ないので参考意見ということで

この回答への補足

まとめて返信で失礼します。

> で、今、手近な史料として、中子真治著「フィルム・ファンタスティック5」をみたところ、「地球滅亡寸前に人類の乗ってきた宇宙船を修理して飛び立った」となっていますね(ありゃりゃ)。

これは非常に支持しがたいですね。
「飛び立つ」というのは能動的動作なので、仮に地底人が船をあらかじめ持っていた、もしくは不時着した過去の人間が乗ってきた船を地底人が修理したとしても、「飛び立つ」メンバの三匹には類人猿しかいないので、初作で描かれているとおりの類人猿の技術ではまともに飛び立って飛行するのは無理であると思います。

やはり、地底人がたまたまもっていた船に類人猿が入り込んでいたが、爆発の衝撃で時空を超えて過去に飛ばされた（しかし、なぜかダメージなしに）と考えるのが、妥協点でしょうか。

補足日時：2006/11/03 09:04

No.5 回答者： SilkySnow 回答日時： 2006/11/03 07:45

こんにちは

2作目では地下にあれだけのミサイルや施設が残っていた事からすれば、宇宙船もどこかに残っていたと考えれられるのではないでしょうか。
もちろんサルが作ったわけではなく、支配される前の人間が作ったのですが。
まあ宇宙船の型がテイラー大佐達が乗っていった型と同じと言うのができすぎですがね。

No.3 回答者： tux_the_penguin 回答日時： 2006/11/03 07:11

私の勝手な解釈です

そもそもこの作品は宇宙旅行が肝ではなくタイムスリップなんじゃないかと思うんです。
地下に温存されていた水爆(?)が地球を破壊したときに、コーネリアスとジーラは地球が宇宙へ脱出したという必要はないんじゃないでしょうか。
2人が逃げ込んだ核シェルター（のようなもの）が爆破を逃れて過去へタイムスリップしたってことでいかがでしょうか？

No.2 回答者： mio_design 回答日時： 2006/11/03 07:04

猿の惑星自体が、実は未来の地球という設定だったと思います。

後を追ってやってきたもう一人の宇宙飛行士が禁断地帯で核戦争で滅んだニューヨークの街を見つけるというようなシーンが描かれてます。

なので、後付けだとは思いますが、元々猿の惑星には宇宙船を持つテクノロジーを持った人類が居てそれが戦争で滅び、猿が進化して地上を支配していた、脱出に使った宇宙船は先史文明の遺産だった、という事でしょうか。

この回答への補足

初作で現在から 2,000後の「地球」にタイムスリップしていたことは前提でお話しています (「類人猿の惑星」は、関連しない最後の作品も含めて、6 作とも何度も観ております)。

補足日時：2006/11/03 11:23

No.1 回答者： gi_mon10 回答日時： 2006/11/03 07:01

あくまでも私的意見とお断りした上ですが、

シリーズ物ですが、続き物では有りませんので、
多少のこじ付け、矛盾は大目に見て作品を楽しみたいと思います。

細かいことを言えば
＞自作「類人猿の惑星からの脱出」では、・・・
あなたの作品の「類人猿の惑星からの脱出」のことは判りません。

オリジナル「猿の惑星」シリーズはゴメンナサイ、見てません。
私に回答をする資格は有りませんね。
お邪魔虫でした。