10代と話して驚いたこと

お世話になります。
先日四国の高知へSLを見に行きました。土讃線高知駅から須崎駅の間を1日1往復してるらしいんですが、高知から須崎へ向かうときに機関車は「後退」の格好で客車を牽引していました。何となく不格好ですよね。
JR四国の高知駅にはターンテーブル(っていうの?)の設備は持ってないのですか?
また、この機関車はJR西日本から借用しているらしいんですけど、高知までやってくるとき、または梅小路まで帰っていく時のいずれかは延々バックで行く、(帰る)のですか?
蛇足ですが、蒸気機関車ってまともな向きで運転するよりはバックの方が前方視界が良さそうな気もするんですけど・・・。(運転士は首が痛くならないの?)
以上よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

高知駅にはターンテーブルがあったような気がしますが、少なくとも須崎駅やその周辺の駅にはありません。

往復とも前向きに走らせようとすると、走る区間の両端にターンテーブルがないと、片方だけにあっても役にたちませんよね(笑)

蒸気機関車の後ろには、燃料の石炭や水を積む炭水車(英語でテンダー)という小さな車体がセットになっています。これがけっこう背が高く、運転席に座ると目線よりずっと上まであります。そのため、普通は運転席からは後方はまったくと言っていいほど見えません。そこで蒸気機関車をバック運転するときは、最高速度が制限されるなどいろいろ制約があります。
しかし、ローカル線の小さな終着駅にはターンテーブルのないところもあります。そのためローカル線用の小型機関車の多くは、このような線での運転を考えて、どちら向きにも走れるように特別な設計(石炭や水を機関車本体に積んで炭水車を省略する、炭水車の形を工夫して後ろも見えるようにする等)がされていて、それらの機関車はバック運転でも制約は受けません。ここで使われているC56形もそのうちのひとつです。

ちなみに、梅小路への往復は自力で走るのではなく、他の機関車に引かれて回送されます。この時は蒸気機関車に直接人が乗って操作するわけではないので、向きはどちらでも問題はありません。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
転車台は運転区間の両端にないと意味がない・・・。
全くそのとおりですね!うっかりしてました。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/26 08:32

うちの近所の大井川鉄道は毎日SL走ってますが、片道は後退で走ってます。

C56、C11といった小型のSLは最初から後退走行も前提に設計されています(幹線用ではないので小回りが効くように)。それにSLは大きなボイラーがあるので正面もかなり視界悪いですよ(苦笑)。でも確かに不格好ですよね。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
SLって、まともな向きで前進するときはきつい右カーブでの前方視界はどのくらい見えてるのかっていつも思ってました。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/26 08:34

前述されているとおり C56は逆向き運転がしやすいようにテンダー部分がへこんだ格好になってます。


もちろん 運転手さんは首はいたくなるとおもいますが、二人でのればいいのではとおもうのですけどね

回送する際は 自走しないのであまりきになりませんけど(ほかの機関車にひっぱってもらう)
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
回送時は自走じゃないんですか!
なるほど、そうの方が合理的ですね・・・。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/26 08:30

上りで機関車が牽引する格好だから、下り(須崎行き)は逆向きです。


C56はそういう風に設計されているんです。転車台いらない。

新潟県では前向きに走ると脱輪する機関車があったということです(^^) 後ろ向きが通常!
設計者しだいです。

>バックの方が前方視界が良さそうな気

燃料の石炭車が邪魔で見えにくいが、C56のは視界開けた凸型で、バックしやすい(ということです)。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
C56はもともとそう言う設計だったのですね。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/26 08:27

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