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No.1
- 回答日時:
映画はネガフィルムを使って撮影されます。
完成した原版もネガフィルムです。ですのでそのネガを使ってポジフィルムにしますので、原理的にはコピーとは違います。
デジタルカメラではない、一般的なフィルムのカメラを使ったことがあると思いますが、そのフィルムはネガフィルムでしたよね。そのネガから焼き増しをした経験はありませんか?
それと似たことなんですけど、ネガ→ポジ→ネガ→ポジというフィルムの特質というのか性質はいわゆるコピーとは違うものになります。
映画は普通オリジナルネガといって世界に唯一一本しか存在しないものがあります。
それを元にしてマスターポジという映写用フィルムの大元になるフィルムを作ります。
でもってそこから映写用プリントの元になるネガフィルム(いわゆるDNことディープネガ)を起こすわけで、一般的に映画館で使われるフィルムは世代的にはひ孫くらいになっちゃってます。
DVDの制作にはオリジナルネガを使えばもっとも綺麗なものが出来るんでしょうけど、万が一キズがついたら取り返しがつかないので、マスターポジを使うことが多いようです。
具体的にということですが、技術的な専門用語がどうしても出てきてしまうので、大手現像所のHPを参考にしてください。
ちなみに映画館で使う映写用のプリントを作ると本数によって違ってきますが、まあ50万円強から100万以内ってところでしょうか。本数が100本以上になれば30万~50万以内と安くはなるんですけど。
下記、国内最大手の現像所(といっても国内に映画のフィルムを作れるのは4社くらいしかありませんけど)IMAGICAの技術情報のページです。
http://www.imagica.com/work/movie/tech/index.html
ついでですが、シネコンなどでは一本のフィルムの使い回しを今でもしています。フィルムは巻で分かれているので上映時間を30分程度ずらせば、シネコンの同フロアの別の映写機に掛けることはそんなに大変ではないようです。というか、これを前提にして自動で映写機から映写機へ移り変わっていくシステムもあるそうです。
質問者さんが書かれている”隣村の映画館での自転車でのフィルム運び”、「ニューシネマパラダイス」にもまったく同じ場面が出てきますよね。どんな作品も上映が終わると大量の映写プリントは産業廃棄物になってしまうので、必要以上には作らなかったようです。
ですので、近隣の映画館同士では一本のフィルムを使い回すしかなかったのかもしれません。
そんな映画会社側からしたら産業廃棄物としか言えないプリントが今では500円DVDとして生まれ変わっているわけですから、ファンにはありがたいことかもしれませんけど。
この回答への補足
ネガからポジ、また、ポジからネガはどうやって作っているのですか。ネガ、もしくはポジの必要性は何ですか。
ここで質問しているのは、ここで回答いただきたいからなので、よろしくお願いします。
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