アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

キリスト教を題材にした小説や映画は数多いですね。シェンキェヴィッチの「クオ・ワディス」や映画「ベン・ハー」それから遠藤周作の小説 等

それでいてカトリック教を題材にした小説や映画というのはお目に掛かったことがありません。キリスト教は作品を通して、浅学程度に知っています。ずいぶん前から気になっていることですが、「キリスト教とカトリック教の違い」とは一体なんでしょうか?

A 回答 (8件)

 


キリスト教を分類するとその中にカトリックとかプロテスタントが有ります。
詳しくは下記でも参考にして下さい。

 

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA% …
    • good
    • 2

キリスト教最大の宗派がカトリック教です。

ほぼキリスト教≒カトリック教といってもたいていの地域では通用するでしょう。
ただ、仏教にもいろいろあるようにキリスト教にも多数の宗派があるため、それぞれで教義が異なります。
    • good
    • 3

 仏教と浄土宗の違い、和食と寿司の違いみたいなもので、説明に窮します。


 とりあえず、wikiを参照ください
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA% …
    • good
    • 1
この回答へのお礼

URL参考になりそうです。ありがとうございます。

お礼日時:2007/01/17 17:51

映画で悪魔払いなんかやってるのは大抵カトリックです。

    • good
    • 2

 カトリックは,キリスト教の一派です。


 仏教にたとえれば,天台宗みたいなものでしょうか。
 日本に仏教宗派がたくさんありますが,キリスト教も日本仏教に負けないぐらい宗派が分かれています。
    • good
    • 3

キリスト教の歴史はカトリックの歴史です。

それまで迫害していたはずの古代ローマが、初めて認めたキリスト教がカトリックの原点です。この時点で経典が整理され、カトリックの支配を嫌った他の地方の教会は異端とされました。
キリスト教が、ローマで認められたのは4世紀になってからですので、キリスト誕生から300年ほどは、迫害されながらもいろいろな形で残っていたのです。

クオ・ワディスは、ローマで迫害された時代のキリスト教を描いた作品ですし、ベン・ハーはキリスト教が宗教として成立する過程を描いたものです。

この後、ローマが分裂して、西ローマが興ります。今に続くローマ教皇とバチカンはこの時代に成立しました。

この辺りから15世紀まで、キリスト教=カソリックで十字軍などがあります。(薔薇の名前という映画がこの辺りの時代です)
16世紀になると、カトリックの支配に疑問を抱く人が出てきます。「宗教改革」と呼ばれる事件です。
この宗教改革を得て、カソリックからプロテスタント(抵抗するもの)が分離していきます。
また日本でも、耶蘇教(ヤソ教)を弾圧し始めますが、これもカソリックで、オランダは新教(プロテスタント)だったので、貿易を許されました。

またアメリカにメイフラワー号で旅立った人々もキリスト教です。この人たちがちょっと複雑なのは、プロテスタントでありながら抵抗したのは、英国教会(正確にはイングランド国教会)であるということです。英国教会自体が、その前にカソリックから分離していますので、メイフラワー号のプロテスタントは、教義的にカソリックから、政治的に英国教会から逃れるために、新天地を求めて旅立ったのです。
ですので、アメリカでアーミッシュなど頑なに信仰を守る人々が居るのも、アメリカ文化のスタートが信仰を守るためだったからです。

この違いをいれて、見てみるとずいぶんと違います。
例えば、ブッシュは何であんなに宗教と自由(FREEDAM)にこだわるのか?
-宗教の自由を求めて新天地を作るのが、アメリカの理想だからです。

ジャネットのポロリは何であんなに非難されたのか?
-アメリカ人の道徳がピューリタニズム(清教徒)だからです。

M・ナイト・シャマランの映画も、キリスト教のフィルターを通すと別の見方が出来ます。
特に、「サイン」と「ヴィレッジ」は、日本ではあまり言い評価とはいえませんが、キリスト教特にピューリタンにとっては、たまらない映画です。
    • good
    • 7
この回答へのお礼

「クオ・ワディス」と「ベン・ハー」は映画で最初に知り、後でシェンキェヴィッチとルー・ウォーレスの小説の存在を知りました。2つの作品でのキリスト教の流れや、「薔薇の名前」からアーミッシュ、M・ナイト・シャマランの映画等、映画と絡ませたご説明が興味深かったです。
特に全体を通して歴史書を紐解くようなご回答、含蓄がありました。

お礼日時:2007/01/17 17:40

カトリックは、キリスト教の最大教派です。


だいたいキリスト教徒の二人に一人がカトリックです。

その意味で、カトリックがキリスト教の標準と考えられ、他の教派は、カトリックに対し「こうだ」という形での比較がされます。

カトリックは、ローマ帝国時代の、ローマ教会の流れを組み、ローマ教皇を頂点とする監督制の下にあります。
教皇の考え方は、絶対ではなく、カトリック界全体を縛る行為は、枢機卿の集まる公会議で決定されます。
カトリックは、非常に多様な考え方を持つ人達の集合体ですから、カトリック界自体は、臨機応変に諸問題に対応できません。
逆に、教派そのものが、先鋭化する事もありません。

カトリックを考えた場合、宗教改革以前のカトリックと、宗教改革後のカトリックでは、行動パターンが全く変わっています。
宗教改革以前の西欧は、全てカトリックですが、それを見て、現在のカトリックを想像してはなりません。

カトリックが、あまりに多様な考え方を包括し、基本的考え方が非常に穏健なため、まともな小説や映画になりにくいといった面があります。

カトリックの理想は、マリア=テレサのような生き方ですから、地味でカトリック界を題材にしても話題はとりにくいでしょう。
そのため、カトリック界を取り上げる小説や映画は、宗教改革以前のものばかりになります。

日本では、アメリカなどの映画や小説の影響で、おかしなカトリック観が蔓延していますが、あれは、福音派(キリスト教原理主義者)のフィルターをかけてみているからにすぎません。

現在エクソシストをやったり祈りで病気を本気で治そうとするのは、福音派(特にペンテコステ派)くらいでしょう。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

宗教改革以前のカトリックと、宗教改革後のカトリックとは違うということや、また、現在のカトリックとも違う。歴史と共に時代に合わせて変わって来たんですね。
まだまだ不勉強なところが多いし、西洋史が好きなので、もっと勉強してみたいと思いました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/17 17:49

キリスト教とは即ちラーメンです。



ラーメンにも種類はありますよね?醤油・豚骨・味噌・塩etcと言った所がメジャーですよね。カトリックやプロテスタント(纏めて呼ぶしか無い)にギリシア(ロシア)正教。他にも新興宗教(モルモン教や統一教会)がこの場合の醤油・豚骨・味噌・塩etcに当たります。

これらの宗派(と言っても宗派の自覚は無いでしょう。内心では自分達だけが真のキリスト教と考えているはずですから。)の歴史は闘争の歴史です。先ほどのラーメン屋に例えると兄弟やのれん分けで分裂したお店が元祖と本家等とお互いに主張している状況とほぼ同じです。
一神教特にキリスト教は異教にも厳しいのですがそれよりも異端(自分達以外の宗派)についてはスパルタンです。最近(と言っても過去数百年なんですが)に限ってもカトリックとプロテスタントは泥沼の戦争状態でしたし初期ではカトリックとグノーシス派の戦いも凄まじかった様です。当時はローマ帝国の時代で皇帝が双方を呼んで調停しようとしましたが・・・匙を投げたと言えばこの辺りの根深さは分かるかと思います。論争で揉めるだけならまだマシだったんですが最後は皇帝が少し目を離した隙にその場で殴りあいと言うか殺し合い?を始めてましたから・・・

それから映画等でカトリックとプロテスタントやロシア正教を見分けるコツとしては教会です。カトリックは話だけでなく魂(スピリット)で感じるんだっ!!と言わんばかりに建物は古めかしく装飾もゴージャスに仕上がってます。逆にプロテスタントはと言うと一見さん・初心者お断りっ!!ストイック・アズ・ナンバーワン!!のオーラを隠しもしない位に簡素です。正教はややカトリックと同じノリなんですがカトリックはキリストやマリア像をメインに扱っているのに対しイコンというシンプルな絵でアクセントを付けているのが特徴です。他にも聖職者はカトリックは神父。プロテスタントは牧師と呼び、神父は独身の毒男限定。牧師は既婚者も多く助平か奥さんに尻に敷かれています。


余談ですが、同じ一神教として派生している宗教としてユダヤ教は民族宗教として日本のうどん。イスラムは少し前まで比較的(女性はそうではありませんが)スパゲティにも例えられる位に近しい存在です。まぁだからといって「親しい」とは言えませんがね。
    • good
    • 15
この回答へのお礼

ラーメン屋の暖簾分けと引っ掛けたご説明や、教会の外見など、わかり易いですね。

お礼日時:2007/01/17 17:29

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!