1つだけ過去を変えられるとしたら?

散弾銃(平筒)からライフル銃にいたった経過及び歴史(技術その他)について教えて下さい。

A 回答 (3件)

まず「平筒」とは滑腔式小銃のことだと思いますが、


銃身のなかに溝が無いものを指します。
施線式(=ライフル)小銃が、その溝があるもので
銃弾(構造が工夫された結果)が発射時に膨張して
この溝にめり込む形でスピンし
ジャイロ効果が生まれて弾道が安定するという構造です。
ただこれは段階的に発展したものではなくて、
初期の火砲が登場するとまもなく施線式も登場してます。
ただ施線式は構造上、遊隙を狭くするために
ススがつまりやすく前装式にはむかなかったために普及しませんでした。
それで後装式が普及し、かつ金属薬莢が登場した
1860年代まで脚光を浴びなかったわけです。

それから散弾と、銃の構造とは特に関係ありません。
もちろん散弾、つまり銃身内に小さな複数の弾頭を収める弾では、
ジャイロ効果を得られないので意味がないわけですが、
散弾にとっては、溝はあってもなくても関係ないわけです。
だから施線式でも散弾を発射するのは可能で、
大砲などではそういうこともしていましたね。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。有り難うございます

お礼日時:2007/03/26 10:54

ライフルと言えばこれは弾が一つしか飛び出さないものですが、これがむしろ先で散弾銃が後なのでは? 散弾の方が満遍なく弾を撒かなければ

ならないので高度が技術を必要としたのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

有り難うございます。

お礼日時:2007/03/26 10:52

ライフルとは、バレル内に線条を切ったものの総称です。


銃は、はじめ、丸弾を使用してましたが、重力、空気抵抗等の外部要因で弾道が不安定になりなす。これらの事はご存知でしょうから以下省略

古代の銃(長銃身の小銃)は、銃口より弾丸を装填する先込めでしたので、装填を容易にすべく、口径よりわずかに小さい弾丸を使用してました。そのため、バレル内に線条を切ってあっても、弾丸が線条に食い込まないのでした。 同時にバレルと弾丸の密着性が思わしくなく、大量の燃焼ガスが漏れる事になります。
極初期の頃は、皮製のパッチで弾丸を包んでこれらの問題を解決しようと試みましたが、ライフル銃の最大利点である、(最小限の正面断面積×適度の重量=長い弾体)を活かすことが出来ませんでした。
このあたり、全世界で、色々な特許、実用新案が山ほどありますが省略
最終的に、そこそこいける!となったのがミニエ銃であったと記憶しています。
銃自体は、ライフルを切った先込めですが、銃身末端の薬室にピンを設ける工夫がしてありました。
弾丸は中空の釣鐘型で、鉛製。銃口より装薬の後装填後、策杖で強く突きます。その事により、薬室ないのピンが、弾底の穴に食い込み、弾底が拡張し、弾体がライフルに密着するのです。
19世紀では、各国が競って採用し、日本でも戊辰戦争で、主要兵器であったと記憶します。
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この回答へのお礼

以前から疑問になっておりましたが、やっと解決しました。
有り難うございます

お礼日時:2007/03/26 10:48

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