
ジブリの「火垂の墓」は名作、感動作などと言われています。それは僕も同感です。しかし子供が主人公、歴史教育としての戦争がテーマであること、子供が喜びそうなアニメであること、それに加えジブリ製作であることが理由なのだと思いますが、子供に見せても構わないと考えている人が多数いると思います。しかし、この映画は外国ではM15(15歳以下の観覧は不適当)となっています。日本の小学校でも上映することがあると聞いたことがあります。これはある意味での虐待になるのではないかと僕は思うのです。ここで特にお子さんをお持ちの方々に質問です。あなたは自分の小学生の子供に「火垂るの墓」を見せますか?その理由もお聞かせください。
A 回答 (19件中1~10件)
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No.1
- 回答日時:
高校生です。
小学校1年生くらいのときに火垂るの墓の原画を絵本にしたのが児童館にあって、お母さんが包帯でぐるぐる巻きになってるのを見たときは恐ろしくて夜も寝られなかったです。その夏くらいにテレビで火垂るの墓をやると知って兄が見たいと言ったので、物陰に隠れながらみていました。
やっぱり「気持ち悪い」ってイメージが残ってて、今でも火垂るの墓は好きではありません。毎年のようにテレビでやりますが、絶対にみません。。。
でも、自分が大人になったとき、戦争を知らない人たちばかりになっていると思います。なので年齢とかにもよりますが、一度は見せておきたいと思います…
ただ、ほんっと、大勢の人を校庭で一緒に焼くとか遺骨だとか、せっちゃんを丘で焼くとかいうのは衝撃すぎます。日本で平和教育を受けているから日本の子供は見れるんだろうけど、外国や、ましては火葬というものがない国ではM15どころかR15になってもおかしくないと…
トラウマというのは恐ろしいものです。僕も小さい時父親から与えられた暴力や恐怖が今でもひょっこりと蘇ります。数年間、パニック症候群になったこともありました。
ありがとうございました。

No.2
- 回答日時:
名作・感動作だとわたしもおもいますが・・
わたしは、戦争モノを鑑賞させることが、(平和)教育につながるとはとても思えません。ですので、子供がいたら、見せたくはありません。
そもそも、映画ですので、ニュートラルな立場で描かれている作品ではありませんから、外国では、規制されて当然だと考えます。刺激がありすぎる。
またわたしは戦争映画そのものを全般に好みません。
真の平和とは、国民が戦争という言葉さえも知らない、そういう世界だと考えるからです。
幼いうちから、人間の闇・・のような世界に触れさせることには、疑問を感じえません。
当時の状況はリアルタイムに生きていたわけではありませんから、わかりませんが・・・極めて一握りの特権階級の政策によって推し進められたであろう戦争に、多くの国民が犠牲となり巻きこまれただけではないか・・・と、戦争をテーマにした作品には触れるたびに怒りが湧いてくるだけです。
>これはある意味での虐待になるのではないかと僕は思うのです。
同感です。火垂の・・に関しては該当しませんが、多くの戦争ものにみられる殺戮強姦場面などは、精神の虐待になりかねません。
戦争に関しては人それぞれに考え方が違いますが、戦争という歴史的事実は必ず学ばなければならないと思います。ただ、子供の成長過程において知らなくてもいいことが世の中には溢れています。戦争映画の中の暴力はその最たるものだと思います。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
お子さんお持ちでないですがいいですか??
自分の子どもに見せると思いますよ~。毎年夏になればやるので借りてまでは観ませんが、「あ、やってる~」って感じで一緒に観ると思います。たぶん自分の子どもが小学生の頃になっても話題として出るでしょうから、どんな作品なのか、見せると思います。
私あの作品好きなんですよね。確かに子供のころ、お母さんの包帯ぐるぐる巻きのシーンと、節子が蟹を追いかけて死体を見つけるシーン、この二つだけは早送りした記憶があります。そこ以外で、清太と節子がおばさんの家から出て二人でやりくりするところあるじゃないですか、あの細々したエピソード楽しくて好きでした。母は「可哀相だから観てられない」と言っていましたが、私は率先して観ていた気がします。特に感動はありませんでしたし、悲しいと言う感情も湧きませんでしたが、今思うとちょっと問題ありましたかねぇ自分。あくまで一例を映像化したものだと思ってます。
また、縁があれば「はだしのゲン」も読ませると思います。

No.4
- 回答日時:
ご存知だと思うけど、この「火垂の墓」って「となりのトトロ」の同時上映だったから、当時小学生だった私も含めて見ていた訳でそれを今さらになって海外がM15だとかいわれてもねぇ。
そんなのは、大人の傲慢だと思うよ。
無理やり見せはしないだろうけど、毎年金曜ロードショーで放送するから子供も見るんじゃないの。
別にいいんじゃない。
だって、「火垂の墓」を初めて見た時は小学生だったし。
子供だってそれなりに考えるだろうし、戦争に対して親子が語れる切欠にもなるだろうしね。
少なくとも子供が見て悪いとは思わない。
でも、私が高畑監督アニメを子供に見せるなら、「じゃリン子チエ」や「赤毛のアン」を優先的に見せるね。
高畑アニメの人間描写は、この時点で完成の域に達しているので。
子供が見る時間帯に放映するとか、子供が見るのは当たり前になっているという風潮に問題があると思うのですが。
ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
そりゃあ、国によって「立場が違う」からですよ。
例えば、「はだしのゲン」が映画化されたとして、それを見た日本人の子供と、アメリカ人の子殿に与える影響は全く違うでしょう。当然、政治的な思惑もある程度絡んでいるのではないかと思いますよ。
しかし、小学生に見せる必要はないと思いますがいかがでしょう。子供が恐怖体験としてとらえ、トラウマになってしまうかもしれない。親はそんな子供を見ていて満足するべきなのでしょうか。
ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
うちの子達(当時小中学生)は「火垂の墓」とか「はだしのゲン」は大好きですよ。
ゲンの文庫本は本人の希望により誕生日プレゼントです。学校の図書館でも人気図書です。
自分を主人公に置き換えたりして見ていました。
例えばいつも話題になるのが、せいたが節子にサクマドロップスの
砂糖水を全部飲ませてあげるシーンですね。
せいたは自分も少しは飲みたいだろうに全部あげてしまいます。
うちの子だったら3等分してさらに喧嘩になってるね。と。
戦時中は親がいないと子供は苦労すると言う事も
しっかりと感じたみたいです。
ゲンのたくましさも大好きです。
漫画の中に戦災孤児が沢山出てきてたくましく生きていくのは
うらやましいと感じていたようですね。
あとゲンのお父さんが反戦を訴えて町民から迫害されるシーンも
いけない事はいけないと言える人間と言う事で、
立派な印象を受けていました。
そういった意味で今は戦争の悲惨さを知らないので、
敢えて新聞などにもその当時の事を掲載しているぐらいですから、
どちらかというと「見せても構わない」というより、
「見てもらいたい」です。
これが虐待だとしたら、ブラジルのストリートチルドレンや
フィリピンや北朝鮮の孤児などは知る必要のない現実だと
言う事になりますね。
特に日本などの先進国ではもっと外国の子供の状況を把握した方が
将来的には広い視野を持った子供になれると思います。
子供が知らなくてもいいことを、我々は情報は役に立つという観点から与えすぎではないでしょうか。子供にはその年に応じた成長の仕方や育て方があると僕は信じています。
ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
「はだしのゲン」の漫画を小学校高学年で、期せずして読んでしまいました。
夏の暑い昼下がりでした。
その夜は、夢に出てきて眠れませんでした。
昼間に、うとうとして寝てしまっても、また夢に出てきました。
それ以来、10年以上、夏場になって原爆の日が近づくと、毎年うなされていました。
自分にとって、唯一のトラウマです。
そして、今は30半ばですが、恐ろしいほどの核アレルギーです(核兵器は勿論原子力発電所でも)。
話はそれましたが、「蛍の墓」を中学生だったか高校生のときに見ました。
某局の映画上映番組でです。
そのときの感想は・・・「リアルすぎてエグイ」でした。
これを小学校のときに見ていたら、私にとって「はだしのゲン」と同じ結果を及ぼしていたでしょう。
先日、父親と話をする機会があり、「原爆に関する書籍」を小学校の頃に読まされ、その描画に苦しんだ話をしました。>>父親は、その生い立ちにより、かなりの平和主義者です。
ちょうど姉も話しに加わりました。
姉も同じ心境だったそうです。
私たち姉弟が、そんなことで苦しんでいたことを父親は知らず、「そんなことがあったのか。申し訳なかった。」と謝ってくれました。>>当時は辛かったけど、恨むほどではなかった。
私にとっては、虐待でしょうね、「火垂の墓」は。
本当に、あの内容をわかって見ていたら、楽しくなんて見てられないはずです。
平和を愛する人間に育つと言うより、単なる戦争アレルギーな人間を生み出すだけのような気がします。
同じ戦争を描いた映画でも、「ガラスのうさぎ」はリアルだったけどエグくはなかった。
実写でしたが、黒焦げの死体もほんの1秒にも満たない時間ですがありました。
でも、見苦しくなく、胸を打たれました。
誰にも効く優秀な薬が、ある日、一部の子供には副作用が生じることが判明したら、服用を止めさすのは当然のことです。このことと一緒のような気がしますがいかがでしょう。
ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
小学校2年男子を持つ中年の親です。
我が子はまだこの映画を理解できないと感じる為、今は見せることはいたしません。
歴史を勉強し、理解可能な学年になれば見せると思います。
この映画に残虐性を私は感じられません。
この映画が反戦を訴えているとは私は感じません。
向き合った時代がそういう状況(戦時下)だったならと、自分に置き換えて考えることの出来る年齢で、この映画を見たからかもしれません。
何故なら当事者ではない為、自分勝手に感情移入し、鑑賞するほか「術」はありませんし。
この映画は「人間の尊厳」を考えさせてくれる映画だと勝手に思っています。
私の世代でギリギリでしょうか。
行政の斎場でなく、村の墓地片隅のレンガ造りの火葬場で、火葬される人の立ち上る煙と匂いを感じられた世代は。
火葬されたのは友達の母親でした。まだ若かったのに。
「節子」を火葬するシーンは、子供の頃のあの日見た、私の記憶をフラッシュバックさせます。
老婆心ながら。
他の回答者様に「トラウマ」という形容をされていますが、自分で「トラウマ」と公言出来る部分はあなたの「トラウマ」ではありません。
それは「トラウマ」という部分に自分で「嘘」を付いているだけ。
嫌な経験だけを「トラウマ」置き換えているだけ。
もっと奥深く、自分の心の中でもっとも辛かった意識を封印し、自分もすっかり忘れきっている状態で、他人に「それがあなたのトラウマですね」と指摘され始めて気付く意識だと私は思います。
何故なら経験則で、万引きした人の多くが言い訳を家族せいにして、ごまかそうとする為です。
自分で悲劇のヒーローヒロインを演じますから。
この映画に残虐性はないです。ただショッキングな映像表現があるだけです。反戦映画でもありません。まったくもって美しい兄弟愛が描かれています。ただ、トラウマという表現がお嫌いなようですが、特定の幼児体験が大人になってもマイナスに働いていたり、支障を充たしている人はたくさんいると思います。多くは語りませんが僕もその一人です。
ありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
こんばんは
見せることが虐待!?そんなことは絶対にありませんよ!?
ジブリ・ジブリといいますが、私が初めて知ったのはもっと前ですよ。
『火垂の墓』(著・野坂昭如氏)は学校の教科書にも載っていたし、授業でしっかり習ったつもりです。
子供ながらに、戦争の酷さや、人間としてどうあるべきかを考えるのにいい勉強だったと思いました。
健気に生きる清太と節子を思って涙が止まりませんでした。
先生も自分の体験談などを交えて話していましたし、それを「やだ!」「残酷だから聞きたくない!!」などと言う人は誰もいませんでした。
みんな真剣に先生の話を聞いていましたよ。
そして、その授業の中でみんなもう二度と戦争なんか起きなければいい、清太や節子達のような犠牲者が二度と出なければいいと本気で思ったのです。
どういう教え方が良いかは先生に任せるしかないとは思いますが、教えるべき物はキチンと教えるべきだと私は思います。
誰かから聞いたり、学校で習ったり、本で読んだり、そういうのは問題はないと思います。問題はこの映画のショッキングな映像表現の存在なのです。
ありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
子供はおりませんが私個人の意見です。
現在も被爆者の方々が生存していらして、その方たちはきっといたいけな子供の頃にそういう生々しい惨状を目の当たりにしてこられたのだろうと思います。映像描写が如何に過激であろうと、現実に被害を受けた上でまがまがしい惨状を見せつけられた人たちの苦しみと辛さに比べれば、平和な時代の映像など比すべきものではないと思うのです。
そういった経験をされた方々がこの事実を知ったときにどう思うかを考えると、私は安易に虐待とか子供に見せるべきではないとは言えません。
どんなに刺激が強くとも、現実に人間が起こした最悪の事態を子供に教えると言うことは決して私は間違いとは思っておりません。
ただ、興味本位ではなく、あくまで真実を伝えるためのアプローチの仕方はとても大事だと思います。
私は子供の頃に火垂るの墓もはだしのゲンも読みました。
はだしのゲンなど何度も何度も見ましたよ。
あと、忘れられないのが「ひろしまのピカ」です。
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=1025
これも表紙からインパクトが強いですが子供向けの絵本です。
大人になってからでもいいですが、大人は大人の理屈やしがらみで受け止めてしまうので、おそらく子供の頃に受けた感情の何分の一も入って来づらいのではないでしょうか。
南京大虐殺問題もそうですが、何だか最近歴史をどんどんどんどんオブラートに包んでしまおうとしてるようで、歴史を勉強してきた者としてはちょっとどうなのかなぁと思います。
歴史としての戦争をとらえるには、優しいタッチのアニメですし、兄弟愛もふんだんに描かれていますから、子供が生まれたらまず「火垂るの墓」から見せると思います。
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