秘密基地、どこに作った?

こんにちは。 翻訳物のミステリー、またはサスペンスを探しています。

私が今まで読んで好きなのは・・
   クリスティー(特に“茶色の服の男”“チムニーズ館の秘密”“死が最後にやってくる”等です)
   J・フィールディング
   メアリ・H・クラーク
   ジェフ・アボットの“図書館シリーズ”
   ラドラムの“暗殺者”
   (翻訳ではありませんが)京極夏彦さんも好きです。

こんな私にお勧めのものを教えてください。
ホラー色の強いものはちょっと苦手です。
女性の方からのお勧め、特に期待しています。
(もちろん男性の皆さんも宜しくお願いします)

A 回答 (5件)

 有名どころなので読んだことがあるかもしれませんが、ロバート・ゴダードは如何でしょうか。



 基本線は過去の出来事や人物の行動が、主人公の身の上に関連してきて、その過去の事件の真相に近づいていくことで、主人公の問題の解決を図るようなスタイルの小説が多いです。私はゴダードの小説を読むと、人間のどろどろした情念の怖さを再確認し、ささやかではあるかもしれないが献身や倫理観や正義感の存在に救われるような気持ちがします。ストーリーテリングの上手さには定評があるので、たとえ肌に合わなくとも、少なくとも読んでがっかりまではしないと思います。

 ゴダードの作品はどれもお勧めですが、個人的には「蒼穹のかなたへ」が一番好きです。他には、切ないような気持ちにさせられる「さよならは言わないで」、主人公のあまりの間抜けさ加減にイライラしながらもミステリーを満喫できた「闇に浮かぶ絵」等も個人的には好きですが、他の作品より抜けて好きなわけではないので、だいたい何から読んでも良いと思います。まあ私が拙い誉め言葉で薦めるよりも、WEBで検索すれば、もっと魅力的な説明を見出すことでしょう。
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この回答へのお礼

読んだことないです。
面白そうです。ストーリーテリングの上手さに定評、というところに惹かれました。
これから検索してみます。有難うございました。

お礼日時:2002/06/16 17:16

こんにちは。

私も翻訳物のミステリーやサスペンスが大好きです。
同性として、女性像やその心理を上手く描いている作品に惹かれますね。

以下のものはそんな中での一押しです。

・シンデレラの罠/セバスチャン・ジャプリゾ /創元推理文庫
 心理サスペンスものの名著!

・わらの女 /カトリーヌ・アルレー/ 創元推理文庫
 女性心理をこうまで書けるっていうのは、女性ならではかと思います。

・逃げるアヒル/ポーラ・ゴズリング/ハヤカワ・ミステリ文庫
 ロマンスあり、サスペンスありでなかなか楽しめます。 

・死の接吻/アイラ・レヴィン/ ハヤカワ・ミステリ文庫
 冷酷な主人公の描き方もさることながら、ミステリとしての構成も面白いです。
 
・8(エイト)/キャサリン・ネヴィル/文春文庫
 ちょっと異色ですが、フランス革命期が舞台の歴史ものミステリー。長いけどあっという間!

・推定無罪/スコット トゥロー/ 文春文庫
 法廷ものではピカイチだと思います。

・チャーム・スクール /ネルソン・デミル/ 文春文庫
 冒険小説風味も入っていますが、登場人物が魅力的で話にグイグイと引き込まれます。
 また、同じ著者の「将軍の娘」は主人公の男女の掛け合いが面白いです。

ご興味と機会があれば、手にとってみて下さいね。
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この回答へのお礼

たくさん挙げて下さいまして有難うございました。
既読は「わらの女」だけでした。

>同性として、女性像やその心理を上手く描いている作品に惹かれますね。
そうなんです、私も同じです。それ故女性からのお薦めも欲しかったのでした。
まずは「推定無罪」から読んでみようと思います。有難うございました。

また、この場をお借りしてご回答いただいた皆さんにお礼申し上げます。
分かりやすい説明、読みやすい文章でご回答いただき本当に嬉しかったです。
感謝の気持ちは皆さんに平等に持っているのですが、ゴダードという興味深い作家を教えてくださった♯1の方と、私と同じ気持ちを持っていられたということで♯5の方にポイントを差し上げることにしました。

教えていただいた中から「さよならは言わないで」「東京異聞」「黒衣の花嫁」「本命(フランシス)」「推定無罪」から読んでみようと思います。しばらくの間楽しめそうです。どうも有り難うございました。

お礼日時:2002/06/17 18:30

サスペンス物でお薦めします。



メジャーどころですが、ディックフランシスとパトリシアコーンウェル。
ディックフランシスは表題に「競馬シリーズ」とありますが、
競馬を知らない人でも楽しめるとおもうのでご安心ください。
作者が元障害競馬のジョッキーで、エリザベス女王のお抱え騎手でした。
競馬が題材と聞くと薄っぺらな内容に感じるかもしれませんが、そんなことはありません。 超お薦めです。

P.コーンウェルは女性の検死官が主人公のシリーズで有名になった作者です。
お察しのとおり、死体の検死にからんだ殺人事件が主なストーリーですが、検死の事、それに絡む警察の捜査、かなり深く描写されているので面白いと思います。

すでにご存知でしたらごめんなさい。
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この回答へのお礼

どちらも名前はよく目にします。
書店でもすぐ手に入りますよね。
「超お薦め」「かなり深く描写」読んでみたくなります。実際これから少しずつ読むつもりですが。
どうも有難うございました。

お礼日時:2002/06/16 17:34

たくさんの本をガツガツ讀んでいる批評家と言う訳では


ないので自分の好きな作品(作者)を奨める格好に
なってしまいますが。

ウィリアム・アイリッシュ(もしくはコーネル・ウールリッチ,どちらも
同一人物です)の作品などはいかがかと。

アイリッシュ名義なら『幻の女』、ウールリッチ名義のものでは
『黒衣の花嫁』が私が個人的に気に入っている作品です。
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この回答へのお礼

好きな作品を奨めてくださる、それが一番嬉しいです。
私もそんなにたくさん読んでいませんし。
アイリッシュは読んでみたい人でした。
気になってはいたけれど、ふんぎりがつかなかったのです。
でも今度は読んでみますね。有難うございました。

お礼日時:2002/06/16 17:25

女性です


わたしはホラーは苦手なのでおすすめのミステリーを
紹介します
すでに知っていたらごめんなさい

京極夏彦さんの新書で「巷説百物語」はどうですか
(日本の妖怪談をもとにしたはなし)
ディーンクーンツの「真夜中への鍵」とか
(京都がぶたいの悪夢に悩む女性と、探偵の謎解き主人公 が在日外国人というのも異色)

小野不由美さんの「東京異聞」
(東京遷都直後の闇が生きていた時代のミステリー)
とりあえずこんあとこでいかがでしょう
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この回答へのお礼

有難うございました。
ホラーが苦手、ということでお仲間ですね。
クーンツは名前だけ知っていて、読んだことはありませんでした。「真夜中への鍵」探してみます。
小野不由美さんもたくさんファンの方いらっしゃいますよね。私は未読ですがこれから読んでみたいです。
「闇が生きていた時代・・」誘われます。

お礼日時:2002/06/16 17:22

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