脳の毛細血管の中の単電子の動きが意識を止めると聞いたことがあります。
こういった量子理論的なもの(すいません、よく知りらないです)が実際に意識にかかわっているとすると、死んだあとも粒子のエネルギー(魂的なもの)が残るとして、動物の魂はどうなるの?という疑問に当たりました。
人の脳もブタの脳も大差ないことを考えると、動物の魂も残るんだろうなと考え、さらに人と動物の魂の違いは???となります
人の方が多く毛細血管を持っているから、動物より人の魂の容量は大きいんだ!!と勝手に安心しているのですが、
上記の理論は無視してくださって結構ですので、魂をどういうものだと想定するにせよ、皆様は動物の魂がどのようなものだと考えるか教えて下さい。(動物には魂はないですという意見当等。)さらに、人と動物の魂の違いも知りたいです。
よろしくお願いします。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
動物に限らずなんにでも魂はあります。
山川草木悉有仏性ですから。草木にも石にさえあります。さて、動物の魂(思考するエネルギー)と人間の魂との違いは、その自由性だけですね。動物の思考には制限(本能といいます)がかかっており、人間にはその制限がないということだけですね。人間の思考には制限がないという意味で神に近いということですね。動物は動物としての特徴を出すために思考に制限がかけられている、その本能の行動により動物であるわけですね。野生では、猫はねずみをみると追いかけずにはいられない。ライオンは他の動物をみると襲わずにはいられない。心をコントロールできないんですね。人間はコントロールできるからむやみに殺すこともないし、食を管理していろいろ創造できるんですね。最近は万引きしてもなんとも思わない犬のような人間だとか、ストーカも犬に似てますね。殺してもなんとも思わないライオンのような人間だとか、おれおれ詐欺のようにだましてもなんとも思わない狐のような人間も出てきてますね。盗み強姦などは動物でも下等な動物でしょう。これらも人間の魂が自由でなんにでもなれるという証明ですね。人間は魂においてなんにでもなれるから罪を犯しやすいが、動物はその本能の制限ゆえに罪を犯すことは少ないですね。
回答有難うございます。
>動物に限らずなんにでも魂はあります。
そうすると、やはりトマトとかにも魂があるのでしょうか?また小石の一つ一つは人間から見ると区別できませんが、この場合、魂の固有性はどうなるのだろうという疑問に当たります。もはや見境なく、魂の粒子だらけなのでしょうか?
>動物は動物としての特徴を出すために思考に制限がかけられている
ナルホドー。制限という風に考えたことはありませんでした。
しかし、動物が思考に制限をつけられているのに気付かないのと同様、
マクロに考えると、人間の思考にも自身で気付いていない制限があるのかもしれませんね。
No.10
- 回答日時:
「仏教的な考え方なのでしょうか?」
そうです。
すべての物に「仏性」がある。ということの現代的表現です。
「仏性」は仏の念いの一部ということです。この宇宙ができるはるか昔から根本仏の意識(エネルギー)が存在し、その意識が合目的に細分化し、個性化し物質化したのが今の世界という考えかたですね。
物質化の始まりは、これもはるか昔ですけどビッグバンを伴いましたね。
簡単に言えば、根本仏が「かくあれ」で始まり「今があり」さらに「かくなし」で消滅する世界ということですね。だからすべてが合目的にしか存在し得ないということが仏の教えです。
以上 追伸まで
お礼おくれて申し訳ございません!お返事いただけると思ってなかったもので。。。
すべてのものが仏の意思で誕生し、かつ存在するということですね。
仏教の教えに興味を持っているので、大変参考になりました。
何度もご丁寧に、有難うございました。ごきげんよう。
No.9
- 回答日時:
さらに、「合目的」「個性化」を似たような意味でご使用
なさっているのはどういうことだろう?と少し分からなくなりました。
電子は電子でありたいという意志があるから電子が存在する。粒子が集まって分子になりその分子が集まって物を形成してもそこに統合した意志がないとそのものは例えばトマトにはなれない。トマトという存在の意識があって初めてトマトが存在する。つまりトマトという目的意識がないといけないという考えですね。これを合目的といってます。言い換えればトマトという個性意識でしょう。石も同じですこういう石でありたいという統合的意識=目的意識=個性があるからいろんな石が存在するという考えですね。順々にいえば、電子や素粒子があるから(合目的だから)原子があり、原子が合目的だら分子があり、分子があるからあらゆる物が存在できる。しかし自然界に存在するものはそれぞれに目的意識があるからこそ存在する(合目的に存在する)。これで偶然は存在できなくなります。つまり万物に意識がありその意識は合目的である。万物は元をただせばエネルギーでしかないので、エネルギーを統合する意識がある、しかし素粒子のようにどんなに小さくとも統合意識があるというのであれば、エネルギーと意識をわけること自体が意味をなさなくなる、エネルギー即目的意識と考えたほうが簡単。ということですね。
参考になりますか?
お礼遅れて大変失礼致しました。
仰ることが、分かってきました。
目的意識があるからこそ存在するという風に考えたことはありませんでしたが、合目的であってほしいという気持ちから、自然界に秩序をもたらしてくれる説を聞きたいと思ってたので、大変参考になりました。仏教的な考え方なのでしょうか?
何度も回答して頂き、有難うございました。
No.8
- 回答日時:
追伸
「合目的であるためには、意識エネルギーである必要がある、とはどういう意味でしょうか?意識エネルギーて、何でしょうか?」
通常の概念ではエネルギーが存在しても外部から何らかの影響を与えないと変化しないということでしょう。言い換えれば外部の意思により何かしない限りネルギーというものは形も個性も持ち得ないいうことですね。この考えを突き詰めると微小な素粒子から巨大な宇宙に至るまで形あるいは個性あるものはすべて誰かが作らないと存在し得ないということでしょう。誰が作るにせよ大変だよね。こんな大変なことは神にさえできませんね。
合目的にすべてが存在すると考えると、すべての存在する素粒子から巨大な銀河まで「心があるエネルギー」がそれぞれ目的にあわせて自分の形を作っていると言い換えることができるのですね。エネルギーに心または意思がある、そのすべての心「意思}が神の意思の一部であるといえば、神が一個一個を創らなくともこの宇宙は存在できるということでしょう。だから、合目的であるにはエネルギーに心がなければいけなくなるんです。そのひとつが人間ですね。それは人の魂とよばれますが、石の魂も、木の魂も、電子にも魂があるといってるんです。つまり、エネルギーに意思(will)がないと、合目的、つまり個性化できないですね。この概念は仏教的な悟りへの入り口でもあるんですね。
回答有難うございます。
伺ったお話から理解しますと、すべてが神の意思の一部、合目的でならなければならないとすると、エネルギーに心がなければならないということですね。
この概念は仏教的な悟りへの入り口でもあるんですね>もう少しお伺いしたいです、エネルギーに意思があることとどういう関連があるのでしょうか?
さらに、「合目的」「個性化」を似たような意味でご使用
なさっているのはどういうことだろう?と少し分からなくなりました。
No.7
- 回答日時:
追伸
[そうすると、やはりトマトとかにも魂があるのでしょうか?また小石の一つ一つは人間から見ると区別できませんが、この場合、魂の固有性はどうなるのだろうという疑問に当たります。もはや見境なく、魂の粒子だらけなのでしょうか?]
すべてが合目的(固有の特徴=個性)にできていると考えればいいんですね。偶然に存在するものは一切ないわけですから、ミクロの素粒子でさえ合目的であるためには意識エネルギーである必要がありますから、ミクロからマクロまですべて個性を有しているというのが正しいということですね。電子も光も中性子も中間子も個性がありますし、それらが集まった石でさえ、宝石と呼ばれたり玄武岩や砂岩というような特徴があるわけですね。木も花も微生物も同じように個性がありますね。地球も太陽も銀河でさえ個性があるんですね。だからもはや見境なく、魂の粒子だらけなのでしょうか?については「Yes」ですね。ただし合目的に存在しているということですね。
再度回答ありがとうございます。
電子や光や石にも個性があるという風に、考えたことはありませんでした、なるほどです。
合目的に存在しているということですね>宇宙に秩序があると信じたいです。
ミクロの素粒子でさえ合目的であるためには意識エネルギーである必要がありますから、>失礼ですが、ここの部分をもうちょっとお伺いしたいです。合目的であるためには、意識エネルギーである必要がある、とはどういう意味でしょうか?意識エネルギーて、何でしょうか?
No.6
- 回答日時:
まず意識について、人間の精神は脳という物質によって作られるという学説があって、それに私は半分賛成で半分反対なんです。
精神や意識は、脳の細胞同士の相互作用や、脳とほかの器官との相互作用や、肉体と外界との相互作用から生まれると思うんです。
外界に触れ、感覚器が反応し、感覚器が脳と情報をやりとりし、脳の中でその情報が巡る、その全体が意識を生み出していると思うんですね。
もっと掘り下げていけば、量子論的な粒子の相互作用がということにもなるかもしれませんが、そこについてはよくわかりません。
ところで死ぬということはそういった相互作用が断ち切られることだと思います。
鼓動を止めた心臓はほかの器官に血液を送ることは出来なくなり、その意味で相互作用は無くなります。
血が通わなくなった脳は細胞間で情報のやりとりをすることは出来なくなるでしょう、その意味で相互作用は無くなります。
相互作用が断ち切られると言うことは、意識も精神も消えてしまうんだろうと思います。
なので死者に意識があって死後の世界を視るといったことは信じていません。
しかし、魂というと精神とは話は別で、魂は誰もが持つ「私は私である」という意識の根源だと思うんです。
天動説が支持されるように、宇宙の中心は地球でもないし、僕の肉体でもありません。
しかし、僕は僕の目からしか世界を視ることは出来ませんし、僕の体で世界に触れることしか出来ません、その意味では僕の精神は僕の肉体を宇宙の中心に据えています。
それはきっと僕だけでなく、あなたの精神にとってもあなたの肉体が宇宙の中心ではないかと思うのです。
地球にはたくさんの人間が居て、そのたくさんの人がそれぞれ宇宙の中心だとすれば、その宇宙の中心に居るそれぞれの"もの"が魂だと思います。
つまりどこかにある魂が僕の体を通して世界を感じているんだと思うんです。
そして魂は個人に固有の物ではなく、世界の裏側ではすべて繋がって一つの固まりであると思います。
そうでないと精神が思う世界の中心が複数あることになると思うからです。
世界の裏側にある魂というものが、ある時には僕の体に表れ僕の体を中心として世界を感じ、ある時にはあなたの体に表れあなたの体を中心として世界を感じ、そのようにすべての人にとって魂は共通ではないかと思います。
ここでいう"ある時"というのは時間の流れではありません、魂はすべての人間・すべての時間・すべての空間に同時に表れていると思います。
また裏側で繋がっているなら、魂に大きいも小さいもないし、人と動物の違いもないと思っています。
ただ肉体を通して世界に表れるときに、その表れ方が違うだけだと思います。
また、過去に死んだ人の魂も、現在に生きている人の魂も、未だ生まれていない人の魂もすべて同じひとつのものですから、死んだら魂が消えるというようなこともないし、死後の世界に行くようなこともないと思います。
また魂は世界の裏側に存在し、宇宙に存在する物質とは違うものだと思うので、宇宙の生物がすべて絶滅してしまっても宇宙が無くなってしまっても魂が消えることは無いと思います。
その場合、魂が表れるための肉体がどこにも無いので、魂は世界に表れることは出来ないと思いますが、ここではない別の宇宙に表れているかもしれません。
ここに書いたことは、僕が人の話を聞いたり勝手に考えたりしたことです。
科学的でもありませんし、真実かどうかもわかりません。
回答有難うございました。
読んでいて、非常にしっくりくるものがありました。
魂は人も動物もひっくるめて一つなんじゃないかって感覚的にはほぼ同意なんですけども、それが、皆、別々の動きをしているというのは何とも不思議ですね。
ただ、魂を境なく、一つの固まりであるとすると、「私は私である」という意識の根源である と言えるんだろうか?って思います。
No.4
- 回答日時:
対象を認識することができるのは主体と呼ぶべきかと考えます。
この主体は認識の対象にならないのでその正体は不明です。正体は不明ですが人間は言葉を用いてその主体(自分)が存在することは知ります。ここに何か矛盾が潜んでいます。暗闇とはどんなものかを知ろうとして明かりをつけてみるというような。一方動物に魂なるものがあったとしても動物は魂があることを知らないと思います。回答有難うございます。
>暗闇とはどんなものかを知ろうとして明かりをつけてみるというような。
とても 的確なご表現だと思います。
No.3
- 回答日時:
歴史的に続いてきて今も世界を席巻している思想は人類中心に物事を考えがちであり、なぜか人間様は動物より優等であるかのようにとられています。
そんな考え方から逃れるため、まずは、少なくとも人間を特別な動物と考えない方がよいと思います。
人間には人間の、アリクイにはアリクイの、ミソサザイにはミソサザイの魂があると思いますが、それに差異があるのかそれともどの動物にも共通のものなのかはわかりません。なにせ確認されていないのですから。
確認されていないと言えば、人に魂があるかどうかということすら確認されていないとなってしまいますが、まあそれはそれとして、私たちは何かを魂と呼んでいることはいるわけです。
その魂という概念を作ったのは人間なわけですが、でも魂がなんなのか実際のところわかっているわけではない。
魂ってなんなんでしょうかね。
魂って本当に人間にあるんでしょうかね。後づけの説明のために想像された勝手な仮説だったりはしませんでしょうかね。
などなど、つらつら考えて、わからなくなりました。
わからないまま回答としておきます。
いずれにせよ、人間に魂があるとして、動物に魂があるとして、人間の魂は動物の魂の一種であると考えるべきであるという根本は大事かと思います。
回答有難うございます。
>人間を特別な動物と考えない方がよいと思います
同意なんですけれでも、やっぱり人として動物と魂の差をつけたいと思ってしまうころがあるのかもしれません^^;
No.1
- 回答日時:
少なくとも自意識がないと
《自己意識》
一部の動物は自己認識をもっているようである。例えばチンパンジーは鏡や写真に映った自らを認識する。しかし、これは彼等が自らに意識があることを省察できるという意味での自己意識があるということではない。自らの内面のプロセスに意識を集中させるこの能力をもっているのは、恐らく間違なく人間だけである。死の意識は更にそれを一歩進めたものだろう。自分の肉体が何時か死に絶えることを知覚し、肉体が機能することをやめれば意識も恐らく消えるだろうと考えるのである。
回答有難うございます。
はい、確かに、自らの意識があることを「省察できる」という意味での自己意識はおそらく動物にはなさそうです。ですが、そういった知的思考ができないからといってそんなに人との違いがあるだろうかって思うんです。中には、動物には本能しかなくて、場所や匂いの記憶とか、恐怖とかに動かされたり、対象と自分との距離も持たないと考えて、思考と本能をキッチリ分けて人間と大きく区別する方もいらっしゃいますが、人の中には言語以外で 思考する人もいるし 自分と対象の間があいまいな人もいることを考えると 私自身はそこまでキッチリ分けて考えてません。自意識がない人も場合によってはありえるし。。
>自分の肉体が何時か死に絶えることを知覚し、肉体が機能することをやめれば意識も恐らく消えるだろうと考えるのである。
そうですね、多分「知覚できる」という意味での意識は 人間の場合も動物の場合も消えてしまうのかな。
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