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今までSF小説をあまり読んだことがなかったのですが、最近好きになりました。
今読んでいる途中の本は『ニュー・ロマンサー』です。『華氏四五一度』と『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』がとても気に入りました。同じようなタイプ小説で、同じような長さの長編のSFを読んでみたいのですが、他にあるんでしょうか? もし、詳しい方がいたら、ぜひ教えてください。

例えば有名な『夏への扉』はとても面白く読んだのですが、最後にハッピーエンドになってすべてがまとまるようなこういう物語ではなくて、先に挙げたような、独特の世界観や現実社会への批判につながるような内容を持っている感じの小説を探しています。海外の作品のほうが自分の好みかもしれません。
それから、何作も続いているようなシリーズものも読み切れる自信がありません・・・。

細かい要求をするような質問になってしまったかもしれません。もしSF小説に詳しい方がいらしたら、教えてください。

A 回答 (9件)

アーサー・C・クラーク 「幼年期の終わり」


昔、SF小説が全盛の時、必ずベスト10の第1位に選ばれた本です。
SF好きなら、絶対に読んで損のない本です。

レイ・ブラッドベリ 「火星年代記」
叙情詩のような造りのこの作品も、ベスト10の上位の常連です。
美しい文体なのに、その結末の恐ろしさに唖然とします。

『華氏四五一度』が好きなら次の2冊。
ハリイ・ハリスン 「人間がいっぱい」
人口過剰に陥った未来の話です。同名の映画とは、内容が全然違います。
ジョージ・オーウェル 「1984年」
管理社会の行き着く先を描いた大作です。

同じ、ハインラインでも、「異星の客」の方が、多分感性に合ってると思います。
当時、ヒッピーの教典とも言われ、ベストセラーになりました。
ハインラインの中でも異色の一冊です。

ディック好きでしたら、「火星のタイムスリップ」でも、「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」でも、どれでも合うと思います。
また、コードウェイナー・スミスの「鼠と竜のゲーム」他も、合うと思います。
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この回答へのお礼

私の感覚に合いそうなところを紹介していただいて、本当にありがとうございます。さっそく教えていただいた本を調べてみます。まず、「幼年期の終わり」と「異星の客」にあたってみようと思いました。『火星年代記』は『華氏四五一度』が面白かったので、じつはすでに買って手元にあります。読んでみます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/23 20:08

SFと聞いてすぐ思い浮かぶのは


JPホーガン「星を継ぐもの」ですね。
50000年前の人間の遺体が月で見つかった、という出だしから
最後まで息つく暇がありませんでした。
『夏への扉』...時間旅行ものなら広瀬正の「マイナスゼロ」は
絶対にお勧めです。
 
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この回答へのお礼

「星を継ぐもの」は面白そうですね。読んでみたくなりました。広瀬正という人は知りませんでした。見てみます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/25 14:03

グレッグ・イーガンの「万物理論」ですね。


「濃さ」で言ったらこの作品は相当なもんです。
少し長いかもしれませんが。
読了した自分を誉めてやりたくなる作品です。
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この回答へのお礼

知らない本ですが、読むのが大変なんでしょうか。挑戦できるかわかりませんが、見てみます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/25 14:01

アーサー・C・クラーク「2001;ア・スペース・オディッセイ」(「2001年宇宙の旅」となってるかもしれない。



読んだあと、ぜひ、映画になった「2001年宇宙の旅」をご覧ください。
難解で有名だった名作ですが、原作を読んだ後だと「何だ、こんな簡単な意味だったのか」と納得できます。壮大なスケールです。
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この回答へのお礼

たしかこれは有名な映画なんですよね。今まであまり気に留めていませんでしたが、チェックしてみます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/25 14:00

ディックはだいたい、ああいうどんより気味の「独特の世界観」が多いですよ。


(映画化されると何故か派手になるんですが)
長編は、たとえば
『火星のタイムスリップ』
『流れよわが涙、と警官は言った』
『ユービック』
などなど。

『高い城の男』
ちょっとSF的ではなくなる気がするんですが、でもヒューゴ賞(SFの大きい賞)受賞作です。

ディックにしては珍しくハッピーエンド(と言っても手放しでハッピーではない雰囲気)で『ドクター・ブラッドマネー』というのもあります。

『火星のタイムスリップ』『ドクター・ブラッドマネー』などは、ちらっと人種差別への風刺が入ってるところがいいです。
(ディックはアメリカ白人男性)

長編ではなく短編ですが、ジェフ・ライマン作『征(う)たれざる国』は独特の世界観かつ現実批判。
このひとはカナダ出身イギリス在住の白人男性ですが、描いているのはカンボジアかどこかを思わせる架空の国とその国民である女主人公。
「大国人」がまるでアメリカ人みたいなんです・・・・。
http://www.amazon.co.jp/20%E4%B8%96%E7%B4%80SF-5 …

私は固有名詞と設定の複雑さで挫折しちゃったんですが(アマゾンのカスタマレビューを見たらやっぱりそういう人がいたわ)、アーシュラ・K・ル=グイン『闇の左手』なども濃そうですよ。
名高い名作と言われております。

濃いといえば・・・・日本ものですが小松左京さんの『日本沈没(上・下)』もいいんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

いろいろなことを詳しく教えていただいて、ありがとうございます。ディックの作品は『アンドロイドは~』がとても良かったので、自分に合いそうです。教えていただいた作品を早速調べてみます。SFにも賞があるのですね。小松左京という人も名前しか知らなかったので見てみます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/23 20:15

「内容の濃いSF長編作品」でまず頭に浮かんだのは、「銀河英雄伝説」でした。

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この回答へのお礼

タイトルは聞いたことがあったのですが、小説だったのですね。心に留めておきます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/23 20:11

定番ですが、内容が濃いといえば…、



『山椒魚戦争』カレル・チャペック、
『ソラリスの陽のもとに』スタニスワフ・レム、
『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス、

ですね、私の場合。
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この回答へのお礼

『山椒魚戦争』は知りませんでした。あとの二冊は聞いたことがあります。定番ということなので、ちょっと探して見てみます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/23 20:01

 「夏への扉」を読んでいるのなら、同じ作者の「宇宙の孤児」はいかがでしょう。

ラストは? って感じですが、これをハッピーエンドと取るかどうかは読者次第と云うことで・・・
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この回答へのお礼

「宇宙の孤児」ですね、自分に合いそうか、探してちょっとパラパラ見てみます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/23 19:59

シリーズ物は避けたいということなら、マイクル・クライトンの作品あたりがいいんじゃないかと思います

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この回答へのお礼

マイクル・クライトンという人は知りませんでした。探してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/23 19:56

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