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海外ではファンタジー小説が一般的なジャンルとして確立され、様々なファンタジー小説が日本へ入ってきています。
しかし、日本のファンタジー小説はもはやライトノベルですら見向きもしない古典となりつつあります。
この差は一体なんなのでしょうか。

どうして海外作家のファンタジー小説が売れて、日本の作家では売れないのでしょうか。

いまどうして売れないのかを知りたいので、有識者の方おねがいいたします。

A 回答 (5件)

翻訳の問題もあるかと思っています。


英語でかかれたものを翻訳して日本語になるときも、
下手な翻訳なのか、
また原語が表現不足なのか、正直つまらない
作品もあります。
日本語はけっこう複雑な原語で、またSFやファンタジーなど、
造語や世界観がむずかしい設定の場合、
翻訳でどこまで伝わるのか?と...
ただ、アニメーションなど、ストレートに
吹き替えだけのものは、世界を席巻しているともいえます。
ドラゴンボールなどは、アクションとファンタジー的な
要素もありますし、ゲームもファンタジーもので日本原作の
ものは売れていると思うので、
小説がやっぱりむずかしい(翻訳されている数が
少ない、あとは翻訳の質の問題)ということでは?ということも
一端かと考えています。違うかもしれませんが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
日本語が世界最強に難しい言語であることは分かっていました。
確かに語感で世界観の味わったり、造語だけれども漢字の意味から物足りや設定を楽しむのは日本の小説にしかないものかもしれません。
そうなると翻訳で本当の面白さを伝えるのは難しいと考えるのは普通のことなのでしょうね。
言語の壁は厚そうです。

お礼日時:2008/01/21 09:08

ちょっと話がそれてしまうかもしれませんが、文化や伝統の違いというものも関係しているのかもしれません。


最近読んだ本に、
日本人は源氏物語以来、女や子ども向けの架空のキャラクターをつくるのがうまく、
欧米人はキリスト教の奇蹟物語になれていて魔法ファンタジーやSFを書くのがうまい
などとあって正確さ云々は抜きにしても面白い見方だと思いました。

また実に個人的な感想になってしまいますが、
異世界などのファンタジーはよほど作る人がうまくないと、読むのがつらい気がします。現実世界の物語であればわたしたちが会得している常識や決まり事がそのまま適応されていますが、ファンタジーだとそれが通用せず、そこらへんをうまく読ませる作者でないと話についていけないことがありました。
そういうこともあんまり売れない一因になっているのではないかと思う次第です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
日本人と欧米人の違い、とても面白い見解だと思います。
日本人の物語の原点を源氏物語にするのは異論が出そうですが、キリスト教圏であれば欧米人の視点は納得です。

異世界ファンタジー、まさに欧米人が得意とするジャンルだと思います。しかし、世界で一番売れているのは現実とリンクしたハリー・ポッターなんですよね。いかにファンタジーが難しいジャンルであるのかを再認識できました。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/18 08:56

こんにちは


日本人作家によるファンタジー作品は、最近かなり増えていますよ。
宮部みゆきさんは有名ですが、荻原規子や梨木香歩などよい作品をだしています。
ただ、対象を「児童書」として出版されている傾向にあるのでそのように思われるのかもしれません。
本屋の棚の児童書のところをごらんになるとかなりの点数が出ているのがわかります。
また、外国ではファンタジー部門が日本より長い歴史があるので、読者層が子供だけでなく大人も楽しめるようなものに成熟してきているという事情があると思います。
日本のファンタジー関係も最近よい作家が出てきて、大人も楽しめる傾向になりつつあると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
児童書ですか! 盲点でした。どうしてもハードカバー、新書、文庫など本屋さんの前面に出ている本ばかりに目を向けておりました。
お教えいただいた作家さんの本を探して読んでみたいと思います。
ジャンルとしての歴史であれば、日本に土壌がないのもうなずけます。少しだけ胸のつかえが取れたような気がします。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/18 08:51

マンガ化、アニメ化、映画化したものはそこそこ人気があるようなので


海外向けの翻訳本の紹介とか、書店側の売り方の問題なのでは?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
マンガ、アニメ、映画などメディアミックスした作品でなければ売り手が売ろうとしないと受け取りました。
まずはそこまで思わせなければ、日本では売れないということですね。

お礼日時:2008/01/17 16:46

スケールの違いかもしれませんね。

それから出版社や書店などの宣伝の仕方でしょう。アメリカやイギリスでもミリオンセラーなどと歌われると日本人は乗りやすいですから。

ただ、日本のファンタジー小説は・・・というのは誤解だと思いますよ。

最近では宮部みゆきさんの「ブレイブ・ストーリー」という本がかなり売れ映画(アニメ)にもなりました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
スケールの違い、ですか。それはファンタジー作家の絶対数や、読者層にも関係しているのでしょうか?
日本人がファンタジー小説を買う理由は分かりました。なるほど、たしかに僕も全米100万部とかかれると弱いです。

ブレイブ・ストーリーは知っています。確かにおっしゃるとおりですね。

質問の仕方が悪かったようです。
ジャンルとしてファンタジー小説は宮部さんのようなビッグネーム以外の方はまったく売れていませんが、海外では中堅の方々もたくさん書いていらっしゃいます。そして、そこそこ売れております。
その違いについてお伺いしたがったのです。

迅速で丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/17 16:42

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