パスカルライトで作ったファイルを今Windowsで見るには？

　98年ごろにマック用ワープロソフトである「パスカルライト」（Pascal Write）で作成された文書があるのですが、これをどうしても開いて読む必要が出来ました。
　しかし、周囲にマックユーザーはおらず、手元のWindowsXPパソコンで開くしかないのです。
　これが見られるビューワーがあればと思いネットをさまよい探していますが見つかりません…
　どなたかよい方法をご存知の方、ご教示願います！

　　

No.1 ベストアンサー 回答者： dummyplug 回答日時： 2008/06/09 22:10

Pascal Write、なつかしいですね。

正直言って、当時のMacでもすごくメジャーでみんなが使っていた、というソフトウェアでもありませんので今となってはそのまま扱えるソフトウェアはまずないだろうと思います。

ただ、文書のフォーマット（装飾）などはどうでもいいから文字だけ読みたい、ということであればなんとかなるかもしれません。
私もPascal Writeは持っていましたので昔のMacを発掘すれば手順を考えたり試せると思うのですが、申し訳ないですがちょっとすぐにできるというわけにはいきません。

ということで、手探りでの（アイデアだけ）コメントです。

まず、ファイルはどうなっていますか。FDでしょうか、それともCD-RやMOでしょうか。まずそれを読み出すところからスタートです。
Macのディスク形式はHFSというフォーマットですので、これを読む必要があります。MS Windowsでは標準では対応していませんので、フリーウェアや市販ソフトウェアを使います。とりあえず詳細は省きますが、"HFS Windows"などとして検索するといくつか関連するページが見つかります。

ファイルを読み取ったら、それを開いてみます。基本的にはシフトJISと呼ばれるコードで書かれていると思うので、テキストエディタやメモ帳などで開けばある程度読めるかもしれません。

Macのファイルは「データフォーク」「リソースフォーク」という二つの部分が一体になっているという特徴があります。Pascal Writeのファイル形式がどうなっているかはわからないのですが、うまくするとデータフォークに文字情報、リソースフォークに修飾情報（文書のレイアウトとかフォントの種類や大きさなど）というようになっている可能性はあります。この場合、ファイルの中からデータフォークの部分だけ取り出せばいわゆるテキストファイルとして読めるでしょう。
リソースフォーク中にテキストリソースなどの形で格納されている可能性もあります。この場合でもリソースフォークだけ取り出して、余計なコードを整理すればテキストファイルとして扱えるでしょう。
想像する範囲で最低なのは、リソースフォークに独自形式で格納されている場合で、うまくすれば文字として読めるかもしれませんけれど最悪のケースでは読めない可能性もあります。そうだとしたらかなり絶望的です。

MS Windowsに持ち込んだMacのファイルはMacBinaryという形式になっていると思います。このMacBinaryからデータフォークやリソースフォークを切り出すツールもフリーウェアなどで入手できます。"MacBinary Windows"などとして検索すると見つかります。

正確に切り出すにはツールを使うのが便利ですけれど、テキストの場合は（画像ファイルなどと異なり）人間が見て判断することも容易なのでいきなりテキストエディタなどで開いてしまって読める部分を編集するという作戦もありだろうと思います。

MacBinaryのファイルをテキストエディタで開くと先頭の方にごちゃごちゃとゴミがあるかもしれません。それがMacBinaryヘッダで、後ろの方にもゴミがあるとしたらそれが修飾情報（リソースフォーク）です。両方ともサクッと切ってしまってOKです。もしかするとテキストの間にもゴミがあるかもしれません。あるとしたら一つには改行コードです。あるいはPascalWriteの使う書式情報だったりするかもしれません。適宜削るか改行に変更してください。（Macのテキストファイルを扱えるテキストエディタを使えば改行コードは正しく扱えるかもしれません。）


ということで、ざっくりアイデアを書いてみましたが、概要だけで詳細は端折ったので不明なところがあればコメントしてもらえればまた書きます。

この回答へのお礼

早速の詳細なレスを頂き、ほんとうにありがとうございます！
ファイルはメモリースティックに保存された形で渡されました。
ご教示いただいた方法をとりあえず試してみまして、その上でまた書かせてください。
とりあえずお礼まで！

お礼日時：2008/06/10 04:02

No.2 回答者： gogo1200 回答日時： 2008/07/06 23:49

万が一、Macを使うチャンスが得られたときの解決方法を示します。

Pascal Write の後継ソフトで Mariner Write というソフトウェアがあり、
Pascal Write のファイルを開くことが出来ます。

Mariner Write
http://www.marinersoftware.com/

サイトでダウンロードが出来て、30日間の試用期間がありますから、
購入しなくても、txt ファイルに変換することが出来ます。

技術的にまったく無理がない正攻法なので、
周りにマックユーザーがいないとのことですが、
もしマックユーザーが見つかった場合を考えて
あえて紹介しました。

個人的には、マックを買うといいと思います。使いやすいですよ～（笑）

参考URL：http://www.marinersoftware.com/

この回答へのお礼

お礼がずいぶん遅くなりましたが、ありがとうございます。
私はマック10年→Window移行派で、マックはOS９でやめました・・
（最後に買ったのはIMACですでに廃棄）
マック回帰があるだろうか・・・

お礼日時：2008/12/31 00:39