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カミーユがシャトル用のブースターにしがみついてアーガマにたどり着くシーンがありますが、
アーガマは宇宙圏の衛星軌道を周回しているところから高度を下げたので摩擦熱の影響でバリュートを使っていますが、
同高度を移動しているシャトル用のブースターやガンダムには影響はないのでしょうか?

A 回答 (1件)

よく誤解されている事なんですが、ああいう物体が大気圏に突入する際に高温になるのは、大気圏が日常的な意味で高温だからと言う訳ではないんです(物理的には高温ではあるんですが)。



最も大きな理由は「対気速度」。つまり、物体と大気との速度差です。これが充分以上に高い場合、物体前面の大気が圧縮されて高温になる「断熱圧縮」が起き、その空力加熱によって物体が高温になるんです。

ですからMK-IIのシャトルがアーガマと同高度であっても、対気速度が低ければ全く問題ではないのです。

そして件のシーンではシャトルが衛星高度までたどり着けない事によって、アーガマが降下して迎えにきている訳です。つまり、シャトルの対気速度は頭打ち状態になりつつあるときですから、それほど高速ではない。一方、アーガマは降下してきつつ、この後衛星高度まで上がる訳ですからそれなりの速度は維持している。よって、アーガマは高温(対気速度高)、Mk-II&シャトルは比較的低温(対気速度低)と言う事になる訳です。

重要なのは高度ではなく対気速度、なんですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私の知識不足なだけでしたね。
とても違和感があったのでスッキリしました。

初めての質問だったのでこんなに早く回答いただけるとはうれしかったです。

お礼日時:2008/07/31 01:11

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