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No.5ベストアンサー
- 回答日時:
一般にテーマは何度も出てくる言葉や用語から推定できます。
しかし、作者によっては意図的にそのことを書かない作者もいます。
全体の作品から感じ取ってもらおうとするものです。
また特にテーマを明確に持っていなく、作品を仕上げている作家もいます。
赤川次郎の作品はずっと以前読みましたが、特にテーマを明確に設けていなかったと思います。多作の作家はほとんどがそうです。
量産することが目的です。
純文学でない場合、そういう傾向が多いです。
赤川作品のモチーフは高校生などからの題材が多いですよね。
あえて言えばテーマは、思春期の日常性からの脱却。
ありがとうございます。現在僕が見た中では一番わかりやすい回答だと思います。ngc7000さんが読んだ本の中で、「何度も出てくる言葉や用語からテーマが推定できる」本と「作者によっては意図的にそのことを書かない作家」の本をそれぞれ教えていただけませんか?できれば、初心者でもわかりやすい本をそれぞれ紹介していただけたら幸いです。
No.9
- 回答日時:
#7のmadoushiです。
先日挙げた作家の方々の作品ですが、栗本薫「弦(いと)の聖域」(講談社文庫)、綾辻行人「どんどん橋落ちた」(文庫化されていますが出版社を知りません)、島田荘司「展望塔の殺人」(光文社ノベルズ)、平井和正「悪徳学園」(ハヤカワ文庫)、筒井康隆「時をかける少女」(角川文庫)あたりでいかがでしょうか。ファンによって別のものをお勧めになるでしょうが、読みやすさやその人らしさがよく解る作品だと思います。栗本さんだけ長編ですが、文章力がものすごい方なので、引き込まれて読むことになると期待します。No.8
- 回答日時:
テーマを知りたいなら、単行本でなく文庫本がお勧めです。
その「あとがき」や「解説」を読むことです。
最初は先に読んでから、本文を読むというやり方がいいでしょう。
しかし作品をじっくり味わいたいのであればXです。
解説者はミステリーものでも、解説でほとんど結末を明かしたりしていますし
解説者の勝手な思い入れがあったり、必ずしも客観的なものだけではありませんので、参考程度に留めておきましょう。
No.7
- 回答日時:
極めて個人的意見ですが、テーマとかコンセプトとかを気にして、小説を読むのはあまり感心しません。
文章表現自体が自己満足の産物という性質を少なからずもっていますから、認識できる、共感できるテーマを見つけられない小説は、誰にでも結構数多くあると私は思っています。解らないテーマって、あって当然だと思います。なぜなら人は万能ではありませんから。他人から勧められたり、雑誌掲載時に偶然読んだりして出会った小説が面白いと思ったなら、続けてその作家の小説を読んでみればいいのだし、ジャンルは好きだけれどその作品は好きになれないというのなら、同じジャンルで別の作家の作品、別の作品を読めばいいだけのことです。読書は趣味でいいと思います。「本を読む練習」は私にとってはちょっと避けたい言葉であり行為です。質問者の方には大変申し訳ないのですが、堅苦しく考えず、数多く読んでみて、共感できるテーマを見つけることが出来れば、その時自然に文章表現力はアップしているものだと思います。私のお勧めは栗本薫、綾辻行人、島田荘司、平井和正、筒井康隆といった方々の作品です。ご丁寧に書いていただいてありがとうございます。
栗本薫、綾辻行人、島田荘司、平井和正、筒井康隆の中で初心者(ほんとに本を読むのが苦手で読むのが遅いんです。)でも、読みやすいものをひとつに絞るならどれか、教えていただけませんか?作家名と作品をおしえていただけると大変ありがたいです。注文おおくて申し訳ありません。
No.6
- 回答日時:
>「何度も出てくる言葉や用語からテーマが推定できる」本と「作者によっては意図的にそのことを書かない作家」の本をそれぞれ教えていただけませんか?できれば、初心者でもわかりやすい本をそれぞれ紹介していただけたら幸いです。
初心者向きかどうか、最近あまり小説の方は読みませんし。
作家のテーマは小説が変わっても、一貫しているのが普通です。
例えば遠藤周作の一連の純文学は、キリストの神です。
その神への期待と不信です。
こりあん先生シリーズは、生活の手段として書いたものですね。
松本清張のミステリーものは、直接はテーマを書いてはいません。
しかし人物を描くことにより、人間の業、醜悪さや心の脆さを見つめています。
私はむしろ清張の政治社会の近代史と、古代史を扱ったものの方に興味があります。
あまり参考にはなりませんでしたね。
もっと初めは、軽いテーマの方がいいでしょうね。
ほかの方に期待します。
ほんと、ありがとうございます!とりあえず、遠藤周作を読んでみようと思います。説明を聞いていて読みたくなりました。ご親切に回答ありがとうございます。
No.4
- 回答日時:
作品も知りませんし、方法も知らないのですが、ちょっとnot-found-qqqさんの発想に興味が出たので、書いてみます。
的外れだったらごめんなさい。まず赤川次郎が何が書きたいのかが伝わってこないとすれば、書きたいことがなかったのではないでしょうか。作家なら原稿用紙を埋めるためだけにかくこともありえます。主張があるならそれをわかるように書くと思います。
という発想で、ただ言葉の流れをうまく表してみたいとか、奇妙な感じを読者に残したいとかいうこともプロならありうると思います。
>相手に的確に物事を文章でつたえ< たいとお思いなら、not-found-qqqさんに的確に内容が伝わる文章を探して、それを手本にして、言いたいことを言ってみるのがてっとり早い方法ではないでしょうか。
学校のテストで小説のテーマというのが出るようですが、作家が自分の作品について質問を受けて、回答に困ったということをよく聞きます。点数をとれるかどうかは、作家よりも設問者の意向を読み取れるかどうかにかかっているのではないかと思います。
学生のときは仕方ないけど、大人になったら、余計なことを考えずにじっくり味わってくださいね。そうすれば、自分が真似したい表現や、追体験したい内容などが見つかって面白いものだと思います。
赤川次郎の記念写真は単純にとらえれば、簡単にテーマに思えるんですが、教科書にのってるくらいだからさらに深いものなのかな?って思ってるんです。
今まで直感的にかんじるものや、感覚的にわかるものであれば作品は成立すると思っていたんですが他人にこの作品のテーマやコンセプトは?ってきかれたときにきちんと答えられないので趣味で作品を作るなら直感的とゆうか、感性だけでいいとおもうんですが、やはり商業的なことを考えたとききちんとした作品はつくれないって感じるんです。
No.3
- 回答日時:
作品つくり、というからには何か、創作活動をしていらっしゃるのでしょうか。
。。他人の創作物にあまり接せず、独自のひらめきのみで創られたモノというのは、それなりに斬新で面白かったりもするものですが……。小説の解釈などは、人それぞれの個性によりますから、「こう読み取るのが正しい」ということはないですよね……何が言いたかったのかわからないモノを読んでしまったら、「つまらなかった」という評価を与えてもいいんじゃないでしょうか
(それをあんまり他人に言いふらすと、トラブルの元かもしれませんケド)
なんにしても、読解力をつけたいと思っていらっしゃるなら、数をこなすのが一番です。中には面白いと思えるものもあるでしょう。
短編小説もいいですが、子供向けの本も侮れないものがあります(笑)
大人にとっては10分くらいで読めてしまうものでも、ついうっかり感動して泣いてしまって、子供に笑われたりするのもあります……
(佐野洋子さんの「100万回生きたねこ」とか)
子供向けの本は、時間を置いてから再読すると、自分の感性が変わっていることに気づきやすい、という点でもオススメなんです。
絵本や子供が読むものもよんで見たりもするんですが、いまいち、これは何が言いたかったのか??と他人にきっちり説明するとなるとできないんですよね。考えが枝分かれして中途半端になるとゆうか・・。100万回生きた猫よんでみます。
No.1
- 回答日時:
赤川次郎さんの作品は、小学生の頃(約20年前)以来読んでいないので最近の作品はわかりませんが、彼の作品は大抵が推理小説であり、小気味良く読み進む事を重点に書かれていると思いますので、たいしたテーマはないのではないでしょうか。
仰っているような目的のために本を読まれるのであれば、星新一さんの短編などがお勧めです。短くて読みやすく、テンポも良いですが、その反面深いテーマが込められています。お試しください。
記念写真という作品は推理小説ではなく、高校の教科書に載っていたものを読み返したんです。ですが、よんでいて、この作品を赤川次郎が作ったとき、テーマというか、コンセプトを何と定めて作ったのか、知りたいのです。
星新一はたまに読みますが、短すぎて確かに読んでいて、この作品のテーマはこれだ!!っとこたえられないことが多いです。
回答ありがとうございます!!
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