三大欲求が満たされているのに満たされない

Question

本能的・生理的欲求の食欲・性欲・睡眠欲が十分満たされているのに、満たされないです。まだまだ何かを求めてしまっています。どうしてだと思いますか？
マズローの欲求段階説から考えると上の４つの欲求が満たされていないからでしょうか．．．？
安全／親和・所属愛／自我・自尊／自己実現
全ての欲求が満たされないと人は幸せにはなれないのでしょうか？
そうじゃないのなら、どの欲求を優先すれば幸せの近道になりますか？
人それぞれですか？　あなたならどの欲求を重要視しますか？

hakoiri_quota · Accepted Answer

こんにちは

＞安全／親和・所属愛／自我・自尊／自己実現
全ての欲求が満たされないと人は幸せにはなれないのでしょうか？
そうじゃないのなら、どの欲求を優先すれば幸せの近道になりますか？
人それぞれですか？　あなたならどの欲求を重要視しますか？

自分の回答としては「自己実現」です
ただし、あえて言うならです。
満たすだけの欲求とは少し違うと思うからです。

自分は専門家ではないので自分が感じることだけを述べます。

自分も人は三大欲求が満たされるだけでは満足しない生き物だと思います。

ただし、どのように満たされるのかで満足度は違うと思います。
それは「百円」が大金に思えた子供の頃と大人になってからの感覚は違いますよね。
人や状況によってはかなり大金だと思うかも知れませんが、たいていの人は昔よりも価値が下がっているはずです。それはたぶん大人になれば「百円」が手に入りやすく、また自分が「百円」自体に期待する可能性もそんなに大きくないからだと思います。
もし百円で日常の色々なことが賄えたら、もう少し（せめて今の千円くらいの）価値を感じるかもしれませんが、それは額の多少に過ぎず同じように手に入れての満足度は違うでしょう。
日常的に手に入り、そこに何の感動もなければそのこと自体が「充足させられた」とは思わないでしょう。

普段手にしない大金を手にすることがあれば、そこに一時的に「興奮」と「充足」を感じるでしょうが、それが日常的になると麻痺してきて何も感じなくなるでしょう。（そこが基本になってしまうため）

おそらく人間は元々「足るを知る」ことが無いように設計されているのではないかと思います。（特に男は）

昔は女の子と話すだけでドキドキして嬉しかったのに、みんなにチヤホヤされだすとだんだんそれが当たり前になり、普通に性欲が満たされると今度はいろんな女の子と付き合ってみたり…

それでいつの間にか失われた「ドキドキ」や興奮などを常に求めたりする。

求めていくと本当にキリが無いと思います。

いずれにせよ、欲求が充足されたと感じるのは一瞬なのでいろんなものが簡単になってしまうとその充足感はどんどん失われていくと思います。
それは三大欲求だけではなくすべての欲求に言えると思います。
なのですべての欲求は満たされるためにあるが、満たされてしまうと次を探すようにできているのではないでしょうか。

その中で、これが満たされないと次のステップに行く余裕がなくなるのが三大欲求だと思います。
考えて見ると、腹が減りすぎると確かに正常な判断ができず終いには死んでしまうかもしれません。
眠くなりすぎると体が勝手に眠ってしまいます、無理やり起きていると終いには死んでしまうかもしれません。
性欲は…満たされなくても死にませんが、個体のコピーを作ることに失敗しているという点では上記の二つよりも遺伝子的には由々しき事態かも知れません。性欲も満たされないとやはりおかしくなってきますよね。

それが満たされればマズローの言うように次は自分がどのような自分で居たいのか、という事が必要となってくるでしょうね。
しかし4つの欲求のうち自己実現を除く他の3つはほとんど「自己実現」の方へ向かっているのではないでしょうか？
すべて自己実現に内包される要素かもしれない、ということです。

そのため自分なら三大欲求の後は「自己実現」が第一でかつすべてかもしれません。

自分にとっての自己実現とは多くの人を愛し多くの人に愛され、尊敬され自分の存在を脅かされず自分の能力を存分に発揮することができ、人生という暇つぶしに熱中することができる事です。

三大欲求が「ほどほど」に満たされて、自分の望む自分で居られるのならそれは幸せだと思います。

余談ですが、人生には多くの面倒くさいことや辛い事がありますが、欲求を満たすためならしょうがないし必要なことだと思います。
苦いことや甘いこと、辛いことなどが配合されて人生の味は成り立っていると思います。
もし人生に味がしないのであれば人生における「味覚障害」に陥っているのだと思います。通常の味覚障害は亜鉛不足で起こりますが、人生における味覚障害が何で直るのでしょうか。
おそらく何かを得ようとする気持ちとそれを得られた成功体験でしょうね。どちらかだけでもだめでしょう。簡単に得られてしまうと「得よう」という気持ちが起こらなくなり、簡単に人生の味覚障害になります。成功体験が無いと正しいゴールが見えず、人生が斜の方角へ行ってしまいます。
また、漠然とした不安を感じたらそれを具体化して解決していくのも非常によいことだと思います。備えあれば憂いなし、といいますから。

お金があることも人生の「味覚障害」を引き起こしやすいと思います。
お金というものは誰かに何かを自分の代わりにやってもらうための物ですから、お金がいっぱいあるといろんな物を得やすくなるし人が簡単にやってくれるものが多くなるので欲求が麻痺しやすくなります。

だから満たされた幸せな人生というのは、なるべく自分で色々なことをやる事だと思います。
そのなかでできないものをお金を払ってやってもらうことだと思います。（たとえば普段会社勤めをしていると自分が食べる分だけでも野菜を作ったり、動物を育てたり手で洗濯をしたりが難しいと思います。だからスーパーにいったり洗濯機を買ったりするわけです。）

暇がなくなるようにして常に生産性を上げ、自己実現に向かっていくようにしていけば欲求に飽きることはなくなると思います。

hardtechno · Answer

例えば１時間の睡眠と１２時間の睡眠、同じ睡眠でも質が違う。うまい棒100本とフランス料理フルコース。セックスも質が低いんだと思います。

noname#84191 · Answer

ＮＯ.２です。
お礼分読ませていただきました、ありがとうございます。

さて、他の質問を読みますと、放っておいた方がよさそうにも感じましたが、少々なりとも縁ができましたので、一つだけ。

マズローさんですか、彼はいわゆるアメリカ的と言うのか、西洋的合理主義の考え方をまとめられたのでしょう・・
とても、素晴らしい方と思います。
ですが、物事の片一方しかみていない様にも感じます。

自分と言う者に、内と外があるとするならば、外の世界をとても良く現していると思います。
しかし、外の世界と言うのは、無限に様々な事があるのです。
その無限に広がる世界を七つでしたか、八つでしたかに纏め上げたのですから・・驚きと言えば驚き・・・凄いです。

しかし、外の世界はどの様に求めても、探っても、何をしても無限に展開するのですから、極める事など出来ません。
少なくとも、時間の限られた一個人では時間が足りません。
満足することなどないでしょう・・・

が、内に向かえば・・・無限とはならないことでしょう。

まあ、内に向かうのも大変ですけどね・・無限とも思える外よりは、対処の仕方もあるかも知れません。

ye11ow · Answer

食欲の充足によって満たされているのは、
食べている最中と、食後の余韻が続いている少しの間だけです。
それは、1日のうちの大した時間ではありません。
なので、食欲とは無縁であるそれ以外の長い時間を埋めるものが必要なのでしょう。

性欲や睡眠欲に関しても同じことです。
（もし1日中エロエロならば、それはそれで満たされているという実感があるはずです）

また、慣れが発生することで満足の程度が低くなりますので、
いつもと違うものを食べる、新しい性的満足法を探す、などの工夫をしていかないと、
最低限が間に合っているだけでは、欲求不満が溜まっていってしまうことでしょう。

優先される欲求とは、自分の注意がたまたま向いているものになると思います。
考えられるすべての欲求が満たされている必要はないと思います。
今の自分に重要でない欲求は、自分にとっては欲求ではないのだと思います。

今の私は、「回答を書いて自己主張したい」という欲求を満たしました。
さらに、「お礼やポイントがつくといいな～」という欲求を含んでいます。

ADATARA · Answer

こんにちは！
心理学には興味がありますが，人生経験と人生観の問題ではないかと考えます。欲求が満たされたら次の欲求・・・となるのでは？？。ですから，どの欲求を優先させれば幸せになるというものではないと思います。
　私にはかつて，人には言えないような不遇の時があって，耐えかねて，そのときは部屋の中に山岳用のテントを張って，冬山で遭難しつつあって，ビバークしたと想定して暮らしてました。そう思うと，水道があるので飲み水に困らない，冷蔵庫を開けると食糧がある，テレビもある，布団も暖かい，本もある，缶ビールもある，電話もある。。。物は考えようで，淋しかったですが，遭難者の生活と想定すれば最高で，まんざらでもない生活でした。。。振り返るとなつかしく感じられます。
さて，私からのアドバイスは高杉晋作の次の句です。賢明なご質問者様に解説はいらないと思いますので原文のままと致します。人生は心ひとつのおきどころ，ですね！

　『おもしろき　　こともなき世を　　おもしろく　　棲みなすものは
　　　心なりけり』

PS　蛇足ですが，１００キロマラソンとか，ハセツネ（日本山岳耐久レース）に参加すると，人間が生きる，生きていく意味をたっぷり味わえます。たくさんの苦しみと喜びと，苦しいけど同時に楽しい世界もありますよ。富士登山競走の山頂コースでも味わます。山登りのように，スタートしてゴールすると，元の位置に戻っているようなことに価値観が持てるか，どうかの問題だと思いますよ。心理学のカテへの質問なら，深層心理学も含めて回答するところですが，今回の質問は人生のカテだと思います。

straizer08 · Answer

＞心理学カテで質問しない理由は、あそこの方々に付いて行けるだけの頭が私にはないからです。

私にもありません。

＞『人はユートピアでは生きられない』ことを実証するだけです。
＞そう思いますか？

そう思うのではなく心理学で語られていることで
『ストレス』について調べればすぐに理解できます。
私ごときでも分かり易かったですよ。

『完全体』ではなく『完成体』です。
この言葉も適切ではなかったのかもしれません。
ですから貴方の意味するところのプロセスを大切にするという考えは同じです。

＞「夢に向かう交差点を渡る途中の人はいいね」

本当にそうですよ。
我武者羅に頑張る生き物は美しいものです。

＞（ほんとバカですみません。。。）

自分を卑下して何が楽しいんですか？
私もバカですよ。
でもまだ交差点の途中ですので。
いっぱいバカやって、いっぱい頭打てば、少しは成長するのかな？って思っています。

また私にも色々と教えてください。

straizer08 · Answer

３大欲求の次には４番目がありますよ。
それを細分化したものがこれに当たるんでしょうが
心理学カテで質問するか
心理学の本でも読めば納得できると思います。

人の欲望なんてキリがないので全ての欲求が満たされることはあり得ないし、もし叶ったとしても『人はユートピアでは生きられない』ことを実証するだけです。
『安全』についてもそうですが、安全を追及するのであればジェットコースターやバンジージャンプは無用の長物です。
適度な緊張と緩和は必要でしょう。

折角の人生カテなので
＞あなたならどの欲求を重要視しますか？
この質問に答えても良いですか？

自己実現です。

その他の欲求を見てください。
人間以外の生物でも持っている欲求ですよね。
自己を確立し、それを生かしていくプロセスともとれます。
ですからこの中では選択には迷いません。

でも『完成体』を目指しているんじゃないんですよ。
人間も不完全だから楽しいんです。

noname#84191 · Answer

＞＞マズローの欲求段階説から考えると上の４つの欲求が満たされていないからでしょうか

これをご存知なら、その通り・・

と理屈を知っても満足はしませんよね。
現状で満足する方法（考え方）を覚えなくてはならないでしょう。

誤解の無い様に、向上心などを無くせなどとは言っていませんので・・

koketa58 · Answer

＞どうしてだと思いますか？
食欲・性欲・睡眠欲以外に衣食住＋就労＋年金が満たされていないと不安なんでしょう。

三大欲求が満たされているのに満たされない

こんにちは

例えば１時間の睡眠と１２時間の睡眠、同じ睡眠でも質が違う。

ＮＯ.２です。

食欲の充足によって満たされているのは、

こんにちは！

＞心理学カテで質問しない理由は、あそこの方々に付いて行けるだけの頭が私にはないからです。

３大欲求の次には４番目がありますよ。

＞＞マズローの欲求段階説から考えると上の４つの欲求が満たされていないからでしょうか

＞どうしてだと思いますか？

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