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日本画の絹本制作について質問です。
絹に描く場合、最初に胡粉を塗るものなのでしょうか??
いま表装も描く、描き表装をしています。
表装の部分と絵の画面の差もだしたいのですが。
薄ぬりで仕上げる場合は胡粉を最初に引くべきなんでしょうか??
薄くぬるのはいいのですが、あまりに絹が見えすぎてても、なんだか描いてないものに見えそうで、どう描いて行けばいいのか悩んで、全く進みません!!
胡粉は扱いにくく、きれいなしっとりした質をだめにしてしまうか不安です。
最初ではなく、最後に裏から胡粉をぬるとよいのでしょうか?
バックの処理とモチーフとの差もださないといけません。
全体にまず裏からうっすら胡粉。
そして、モノに裏にしっかり胡粉。
おもてからうっすら彩色。
うまくいくでしょうか??
昔の絹本は岩絵の具なのか泥絵の具なのか。。。
上手すぎます。
個人的な質問ですみません。
なにか良いアドバイスがあればお願いします!!

A 回答 (3件)

P.S.


胡粉は、これを練るのにウン年などと言われますが、日本画では基本の絵の具なので、使いこなせるように頑張って下さい。

ご存知だとは思いますが、ある程度こねたら絵皿に叩き付けるようにして出来るだけ滑らかに均一に膠が回るようにします。
また、胡粉も下地用と仕上げようでは、キメの細かさや白さも違うので、良いものを使われた方が良いと思います。
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この回答へのお礼

そうですね!!
いつも同じ胡粉しか使っていませんでした。
いろいろ調べてみます。
アドバイスありがとうございました!

お礼日時:2009/02/17 01:02

目止めと滲み止めには、No.1さんのおっしゃるように、まずドーサを引きますね。



昔の絹本というのがいつ頃の事を指すのか判りかねますが、新岩絵の具や合成岩絵の具、合成顔料が作られる以前の日本画であれば、墨、胡粉、土絵の具が主だと思いますが、土絵の具では鮮やかな青などは得られないので、岩絵の具を用いたと思います。また赤は本朱(硫化水銀)を使われたのではないかと思います。(更に古い物では、胡粉ではなく鉛白が白として用いられていた時期もあるようです)
まして、高級品の絹本であれば岩絵の具もふんだんに用いられたのではないかと思います。
ただ、絹本という事と、古典的な平塗りであれば、パネル貼りで岩絵の具を盛り上げるような技法ではないと思いますから、現在なら、水干絵の具で彩色し、岩絵の具でアクセントというような使い方が主ではないでしょうか。

人の肌などに深みを持たせる為に、表から彩色した後に、裏から胡粉を塗るというのはよく使われる技法のようです。

また目止めとして胡粉を塗る以外にも、和紙を貼る場合もありますので、完成を予想しながら仕上げて行くのが宜しいかと思います。(裏打ちにも和紙を貼りますよね?)
掛け軸などを想定していらっしゃるのなら厚塗りは避け得た方が良いと思います。

下記のページが比較的判り易く書いてあるのではと思います。
http://www.fumiyo-y.com/gihou.html

http://ohimesamashop.ocnk.net/page/1

P.S.
胡粉は、貝殻の粉で、下地や白の絵の具、盛り上げ等に使います。
(古くは鉛白を指した時期もあるようです)
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この回答へのお礼

分かりやすいページを紹介していただいてたすかりました!
今後参考にしてみたいです。
今回はなかなか難しく薄く塗るのに苦労してしまいました。
やはり回数が必要ですね。返事が遅くなってしまいすません!

お礼日時:2009/02/17 00:58

胡粉ではなく、礬砂を引くのではないでしょうか。

市販の絹本なら礬砂が既に塗布してあると思いますが、布目の穴を塞いで、絵の具の滲みを防ぐものです。胡粉は確かうぐいすの糞だと思います。これでも穴を埋められるとは思いますが。
また、掛軸にするなら、岩絵の具より泥絵具の方が滑らかに描けると思います。
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この回答へのお礼

確かに、泥絵の具の方が適しているのですよね。
つい岩に手を出してしまいました。
回答ありがとうございました!

お礼日時:2009/02/17 01:01

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