アウトドアで使うバーナーコンロについてお知恵をお借りしたいと思います。
冬のスノーシューを使ってハイキングする時に持参したいのですが、ガスを使うタイプかそれとも燃料用アルコールを使うタイプかどちらか購入しようと考えてます。
勿論、メーカーによっても差があると思いますがたとえば寒さにはガスはやや弱いというような事を聞いたことがあります。
そのような基本的な部分でのメリットとデメリットについて教えて欲しいのです。
あと初心者にオススメのリーズナブルで使い勝手の良いものがあれば参考までにお願いしますm(__)m
ちなみにガソリン系は怖いので検討外です
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
ハイキングであれば、エスビットなんてどうでしょう?角砂糖みたいな固まりに火を付けると燃えます。
それ一個でカップいっぱいの水を湧かせます。何個か使えば、煮込みもできます。あまりにシンプルで小さいので、逆に物足りないと感じるかも知れませんが、わたしは好きですね。http://www.fsinet.or.jp/~ddrdiet/Esbittop.htm
カセットコンロ用のガス売ってますよね。あれをつなげられる(キャンプ用の小さい)五徳があるらしいです。ガス自体は100円ショップでも手に入るため、国内ツーリングをする人など中心に、利用する人はいるみたいですよ。
No.2
- 回答日時:
私もスノーシューで冬の川原の鳥なんか見ながらお茶するのが
好きです。
私が愛用してるのはプリムスのP-111という一番小さいモデルです、
これに110グラムの寒冷地用ガスとキャプテンスタッグのチタン
コッフェルです、携帯時はコッフェルの中にスタンキングできるので
がさばらず便利です、あと自動点火装置付きなので多少の風ぐらいなら
点火も楽勝!数値的には熱値は低いですがマイクロファイバー?
システムで炎が鍋底を這うように加熱するので不便を感じたことは
ないですね、これを購入してからは1泊程度の山行キャンプ泊でも
これで乗り切ってます、即席ラーメンと味噌汁くらいしか作りません
が、あと5年くらい前に買ったものなのでモデルチェンジしてるかも
しれません、最近の情報にはうといので。
No.3
- 回答日時:
スノーハイクですか…いいですね。
これからの春山は、崩落や雪崩に気をつけて下さい。冬山で使うストーブ(山屋さんは山でつかう火器をこう呼ぶ人が多いです)は、山の高さや温度によって考えるべきです。夏場のハイキングコースでも、高さが1000mを超えると、厳冬期にはすぐに零下10度を下回ります。こういう場所ではアルコール系のストーブでは役に立ちません。温度が低すぎて、アルコールが気化しないので着火しないんです。同じ理由で、家庭で使うカセットコンロ用のガスも使えません。一般の家庭用のカセットガスは、安全性を考えて、気化温度の高いブタンガスが使われているからです。
山用の丸いガスは、同じボンベでも中身は2種類あって、一般用と寒冷期用です。山用のガスストーブはどちらのガスも使えます。スノーハイクでの使用を考えるなら、少々値段は張りますが、断然、山用のガスストーブをお勧めします。一般的なコースを歩く程度であれば、山用のガスストーブと寒冷期用のボンベで、まず大丈夫だと思います。着火しにくくても、ボンベを肌で直接暖めるなどの方法で、一旦、着火してしまえば大丈夫です。零下20度を下回るような条件下で使う予定があるのなら、ストーブの火熱をボンベに回す道具を追加することができます。
そうは言っても、ガスは気化する事で着火しますから、ボンベを半分雪の中に埋めて安定性を確保するような使い方はできません。雪面に直置きしなくてもいいように、不燃シート等を用意しておくと便利です。
本格的な厳冬期の登山となると、ガソリンストーブの出番になりますが、燃料の扱いにくさや着火の面倒臭さを考えると、国内のスノーハイクでの利用はお勧めできません。
里山でのスノーハイクと言っても、冬山は夏山とはまったく違う危険があります。崩落,雪崩だけでなく、雪が降っていなくても曇天時に風景が白一色になって道を見失う、ホワイトアウトと言う現象も、実際に遭遇するととても怖いです。是非、良い指導者について安全に楽しんでください。
No.4
- 回答日時:
煮炊きをしない・・お茶やカップスープ、カップラーメン等だけと云う事なら、ガスが簡便です。
有名メーカーとしては、プリムス、スノーピーク等でしょうか。
選択上で大事なのは、火口(ノズル)の大きさです。鍋やフライパン等、大きな物を使うなら、大きな火口を持ったものを選び、今回の様な目的ならノズルが小さい物を選ぶべきです。
ノズルが小さいと、普通サイズのシェラカップでも炎が広がらず、ピンポイントで加熱出来ます。
他の方の回答にも有りましたが、ガスは寒冷地専用の物を使って下さい(例として上げたメーカーは、どちらも専用ガスを販売しています)。小生は-10度位迄しか経験していませんが、最初は弱くても、熱が伝わるに従い強い炎になってきます。
超小型タイプは着火装置が付いていない物も有りますが、やはり、装備されている物の方が使い易いですよ。
アルコールタイプもクラシカルで良いですが、燃料扱いの面倒臭さはガソリンと同じです。小生はコレについては使用した事が有りません(ガソリン燃料用は使用していますが)。
No.5
- 回答日時:
アルコールバーナーを検討しているということは、ハイキング時に荷物はめいいっぱい軽量化したい、ということなのでしょうか。
その場合は、no1さんのエスビット(固形燃料+開閉式ゴトクで普通のもので85g程度+ライター重量のみ。)は非常に魅力的ですので考慮に入れるべきと思いますが、ガスかアルコールか、という選択肢ならアルコールバーナーが趣味、というのでなければガスがお勧めです。アルコールバーナーは持っていないので、かなり偏見入っているかもしれませんが・・・。○重量
アルコールバーナーはトランギアを例に出しますが、本体+ゴトク(トライアングルグリッド)+アルコール燃料(エタノール)で、
110g+95g+?(容器の重さ+100ccで50分だけど時間は結構状況に左右される・・・)+ライター=350g程度?
ガスバーナーは、EPIGASのREVO-3700+230パワープラスカートリッジ(G-7009)で、
111g+385g=500g程度?
で、よほどがっちりしたゴトクでも使わない限り、アルコールの方が軽いです。
○堅牢・メンテナンス
アルコールバーナーは、構造がシンプルすぎて、壊れるということはまず考えられません。メンテナンスもほぼ必要無し。
ガスバーナーは、自動着火装置は壊れますし、吹きこぼれで目詰まりしたりと、メンテナンスは必要。
と、まぁ、ここまではアルコールバーナーが優位かなと、でも、
○操作性
アルコールバーナーの火力調整はできないものが多く、トランギアのようにできてもふたをずらす、みたいでやりにくい。ガスならつまみ一発でとろ火から強火までお手の物。着火もガスは自動点火装置付きが多くて楽。
○燃料
アルコールと違いガスの方はプロパン含有量を増やしたカートリッジもあり、今では厳冬期の高山でもいけてしまいます。液体は取り扱いも面倒で余った燃料をどうするかも大変。一方、ガス缶を接続するだけの簡便さ。
○火力
火力は4200kcal(上のカートリッジの場合)のガスの圧勝。
○火の色
アルコールバーナーは火の色が見えづらいので、点いてないと思ってあっちっち、とかいう危険性あります。
ということで、実用面ではガス圧勝なのでは?
ただし、アルコールは男のロマン、とか、いざとなれば持ってきた蒸留酒も燃料とか、こだわりも要因としてあるので。趣味のものですし。
あとガソリンを選択肢からはずしていますが、プレヒートとかポンピングがうっとうしいし、基本的に重いので、ガスには実用面で劣りますが、寒い環境では強いので、趣味で選ぶ場合は、寒冷地という条件が加わっているので、選択肢にいれてもよいのでは?うちのガソリンバーナーも寒い時期は活躍してますよ。山ではなく、キャンプでしか使いませんが。
No.6
- 回答日時:
静けさを楽しむならアルコール、静けさが寂しいならガスがおすすめです。
スノーシューということで、わりと平坦な道(登山と言うほどでもない丘程度)で往復4~10k、荷物を入れるリュックは20Lぐらいでしょうか?
器具を使用するときは雪の上と言うことでしょうか?
その場合、雪の上に板きれなどを敷いて置くことになるでしょう(お忘れ無く)。
その時ガス器具を選ぶときの注意としてボンベ上に付けるタイプは安定が悪いので組み合わせる鍋に注意してください。
細長いクッカーなどはやめた方が良いです。
ボンベに付ける足があってもこけることがあります。(ジェットボイルでもなりますのでどれでも一緒かと思います)
カセットボンベを付ける型又は分離型で平鍋が安定が良いです。
ガスは寒冷地用を使わないと無理です、それと使いかけのボンベを持って行くかどうするか悩ましいのが欠点です。
アルコールでは、有名なトランギアのバーナーと軽い五徳を使うのは安定が良いですね。
ただし、他の液体燃料より携行容器の点など扱いやすいですが、火力が少し弱いです。
ガスとアルコールともに風に弱いです。
火が消えなくても熱は風に持って行かれます。
特にガス一体型で風に強いと言われている物も全開時に消えにくいだけですので、風によってはつまみを炙ったりしますから風防をお持ち下さい(家庭用ガスコンロのガードを工夫した物で十分です)。
それと絶対に風に強いライターを「身につけて」持って行ってください。
スノーハイク程度なら個人的に持って行くとすればストームクッカーです。
安定や風の問題など、ほぼ関係なくなり目を離しても大丈夫ですが、風防とヤカン1個(余分な物は持って行かない)にしても結構な大きさですけどね。
結局コンロだけでは何も出来ませんから装備品一式で考えてください。
No.7
- 回答日時:
登山歴30年です。
冬山で使う、それも屋外で使う可能性があるのなら(休憩時にお茶を沸かしたり)、アルコールバーナーはとても使い物にはなりません。
ガスバーナーも最初は火力が強くてもボンベが気化熱を奪われて冷えてしまい、時間の経過と共に火力が弱くなってしまいますが、ボンベを断熱シートで覆うなどの手段で対処は可能です。
アルコールバーナーは、何も対処せずにヘロヘロな火力になってしまったときのガスバーナーよりさらに火力が弱いので、冬の野外だと永遠にお湯が沸かないのではないか?と思う程度の代物です。
まあ少なくとも私は、冬季の火器としてアルコールバーナーの使用は、考慮したことすらありません。
大学山岳部時代は、部の山行ではガソリンバーナー(今は亡きホエーブス)がメインでサブにEPIのガスバーナーを使ってました。
当時のEPIは元々火力が強くない上に寒冷地ではすこぶる意気地がなかったので、メインにはとても使えない代物だったのですが、ちょうどその頃ボンベに使うガスの混合率の規制が緩和されてプロパン混入率が高い強力なボンベが販売されるようになり、それに伴ってバーナーの火力も飛躍的に向上しました。
ちょうどその頃、個人的にプリムスのP-2243という機種を買って、そのあまりの火力の強さに感動して以来、個人山行では厳冬期でもガスオンリーになりました。そのP-2243、今でも現役バリバリで使っています。そもそもまだ販売されているロングセラーモデルでもあるのですが。
部の山行では長期に渡る山行が多いので、燃料計算のノウハウが蓄積しているガソリンがやはりメインでしたが。厳冬期の北ア南部縦走だと1人1日どれだけ、登攀だとこれだけ、という表がありましたから。
当時使っていたガソリンバーナーはホエーブスで、これは構造が極めてシンプルなため細い針1本あれば現地でたいていの故障に対応できました。つまり故障はノズルの目詰まりしかない機種だったので。
これがジェネレーター式のコールマンだと、燃料系の取り回しが複雑になるのでジェネレーター部で詰まると現地では修理することが難しく、冬山、それも長期山行でバーナーが故障することは即生死に関わる大問題だったので、大学山岳部ではコールマンは人気なかったです。
冬山でバーナーが故障すると水が作れなくなってしまい、水なしで行動を続けると脱水になってしまいます。
現在ではヒマラヤでも高所ではガスオンリーの登山隊も多いですし、個人のハイキングでもガスバーナーが最も使いやすいと思います。
実はガスのプロパン混入率次第ではあるのですが、寒冷地になればなるほど本来はガスの方が火力的に有利です。
現在はEPIもプリムスも、標準ボンベ、寒冷地対応ボンベの他に寒冷地専用ボンベもラインアップされているので、火力、使いやすさ、安全性のあらゆる面でガスバーナーがベストだと思います。
ガソリンの利点は多人数長期の山行で燃料代が安く嵩張らない、という点のみになっているかと。
私はガスバーナーはプリムスのP-2243とP-171、P-153の3つを持っていますが、一番使いやすいのは最も軽量コンパクトになるP-153です。
P-171は4,200kcal/hという大火力モデルなのですが、どのみち最大火力を発揮するのはボンベが満タン時のみですし、大火力モデルは燃費も悪くなるので、3,200~3,500kcal/hあたりのモデルが最も使いやすいと思います。EPIだとREVO-3700あたりがちょうどP-153に相当するモデルで使い勝手が良さそうです。
分離式も良いとは思うのですが、やはり燃料系の取り回しはシンプルな方がトラブルは少ないでしょう。
設置安定性については、雪山の方が夏山よりよほど簡単に対処できます。夏山だとそもそも石ころがあったりして完全に平坦な面を作るのは困難なのですが、雪山だと容易に作れますから。
ならして固めた雪面にベニヤ板でも置けば完璧に安定した接地面を作ることができます。私は昔就寝用のマットに使っていたウレタンの板(厚みが2cmほど)を20cm四方くらいに切って使っています。そのうちベニヤを同サイズに切って貼り合わせて「バーナー設置板」を作ろうと思っているところです。ウレタン板の良いところは断熱性が高いので、ボンベの冷えを少しでも軽減することができる点です。
ただ、ボンベは雪面からより自らの気化熱で冷えているので、ボンベ自体を少し暖めてやる工夫はどちらにしても必須です。
ただし、暖めすぎるとボンベの内圧が高くなりすぎて危険なので、特に寒冷地専用ボンベは、あまり気にして暖めない方が良いと思います。火力が落ちてきたら少し対処してやるくらいが良いのでは。
ヒマラヤの高地キャンプで、テント内に吊したランタン(当然ボンベが装着されている)の真下でバーナーを使っていたら、ランタンのボンベが爆発してテントが吹っ飛んだ、という話が割と最近の山岳雑誌に載っていました。
大型の鉄板の下にバーナー2台を置いて使っていたら爆発した、という事故はけっこう聞きます。
なので風防も全方位ぐるりと囲んでしまうと危険でしょうね。風上を反面カバーするくらいで十分でしょう。
参考URL:http://www.iwatani-primus.co.jp/products/primus/ …
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