
墓石に彫る家紋について、どなたか教えて下さい。(古来、日本には奥ゆかしい伝統としてルーツを暗示する家紋があります。家紋については色々な思想的立場があるでしょうから、その存在の是非までは論じないで下さい。)
墓石に家紋を彫る場合、表紋、裏紋のどちらを彫るべきなのでしょうか。どちらでもよいのでしょうか。実はあまり家紋の表、裏の役割も知らないのでこの点も教えて下さい。また、例外的な事だとは思いますが、母方の家紋を彫ってもよいものでしょうか。夫婦別姓の時代ですから、何ら問題ないと考えていますが、慣例などからみて、異論があれば教えて下さい。曖昧、かつ、若干古色蒼然とした質問ですが、考えれば考えるほどわからなくなるので教えて下さい。実用的な答えを待っています。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
家紋は、元を質せば古来皆が勝手に作りしものです。
例えば、戦場で一族郎党を引き連れて出かけたときに、遠目からも「身内の陣地」が分かるようにするため作っています。ですから、何を大事にするのかにより家紋は決められたら良いと思いますよ。例えば、結婚後の家族を大事にし祖先を敬うなら、結婚した家の家紋でしょうし、母方の家族を敬い、母方の祖先を大事にするなら母が他の家紋でしょう。因みに、私は、これから自分の一族を新しく作り、反映させたいとの思いから、自分で新しい自分の家紋を作り、全てに(例えば、着物など)その家紋を入れています。
合理的な解説、目が覚める思いでうかがいました。ありがとうございます。少し、型どおりの考え方に捕らわれすぎていたかもしれません。そして、家紋に対する貴方の意欲的な捉え方にエールを送りたいと思います。
No.3
- 回答日時:
お墓でしたら表紋だと思いますが。
裏紋や女紋などは正式ではないと思います。
着物や提灯などにいれますよね。
迎え盆、送り盆の時に使う提灯に入れて使っていました。
着物だと、融通が利くものは替え紋とか洒落紋とか
覗き紋にしたりもします。
幸田文さんなどは、蔦だったそうですが、やさしすぎる?とかで
鬼蔦を入れていたそうです。
女紋というのは、母方(女性が嫁いだ場合のことでしょうけど)の紋で
母だけでなく、母の母(つまり祖母)の実家の紋も女紋といいます。
女性が嫁ぐことが当たり前であった時代の、女の実家の紋ですね。
#まあ言わなきゃわからないのでなんでもありかも。
着物は代々譲られることもあり、慣習的にOKになったのかもしれません。
刺繍などはいれてしまうととれませんし。
お墓については、「家」の紋ですが、別姓になるとどうなんでしょう。
shuhariさんの新たな家紋案は興味深いです。
法律で堅苦しく決まっているものでもないですしね。
地方だと割と家紋は若くても知っているような気がします。
丁寧なお答え、心から感謝いたします。ありがとうございました。紋の使用に関する慣習的・伝統的方法を教えていただいたと感謝しています。
正直に言うと、ここのところ、皆さんの意見を参考にしながら、紋のことを調べているのですが、副紋・裏紋・女紋の関係など、若干、混乱してきました。
(教えていただいたばかりなのに、ごめんなさい。)
おそらく、いわゆる名家の場合(差別意識ありません)、歴史の変遷から複数の紋を使う場合もあり、それが副紋なのであろうと了解しています。それは非常に例外的なのかもしれません。
裏紋はたいていどの家でも伝わっていて、着物に染めるなどに利用しているのかな・・。
それとも、やはり副紋イコール裏紋なのかな。このへんが明確に分かるとすっきりするのですが・・・。
裏紋はやはり姻戚関係の系譜を暗示していると思います。女紋とは、それを指して言うのか、あるいは、女性らしい意匠の覗き紋などを言うのか・・。
まあ、混乱しながらも、このように整理しつつあるところです。間違っていたら、myauさん、また教えて下さい。
質問の内容とは少し、ずれますが、これだけ多種多様な紋が成立した背景には、きっと諸家の融合・分家などがあって、マークが合体したり、変形したりしていったのではないかと推測します。質問した動機は、きわめて実務的なことなのですが、調べているうちに家紋の世界に魅了されてきました。歴史学者の方なら、このへんのこともわかるのでしょうか、・・・myauさんのお礼の箇所に余計なことを書いてすみませんでした。
繰り返しますが、心から感謝しています。

No.1
- 回答日時:
替え紋(裏紋)が現代でも生きているとは思いません。
単なる知識として雑学博士、物知り博士とか呼ばれる人が口にすることはあるでしょうが・・家紋は葬儀の時と墓石を注文する時に聞かれるだけで、若い人で家紋を知っている人は少ないでしょう。墓石には定紋(本紋)を彫るべきでしょう。何故なら一家にひとつ(或いは本人だけの)の公式な墓石ですから。裏紋については知りませんが、一種の略章として非公式な場で使われたのではないでしょうか。全ての家が二つの紋を使い分けていたとも考えられません。因みに我家は抱き茗荷ですが、紋を刻んだものは何も持っていません。自分の墓石を作るまでお預けです。
ありがとうごぞいました。定紋と替え紋のちがいを教えていただきました。一つずつ解決していく気がしております。貴重なご意見として、今後、実際的な場面で、参考にさせていただきます。
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