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フルート族のピッコロのことなのですが、フルートとは逆で木製が多いようです。これはどういうことからくるのでしょうか?自分なりに考えるのは、ピッコロは円錐管のほうが音がいいので、形状を作るのに有利な木製である。フルートは円筒管なのであえて木製にする必要がないから金属性が多い。

でも、円筒形ピッコロもあるわけですし、この辺の木管製フルート、ピッコロの製作理由について教えてほしいです。

A 回答 (2件)

一応大体のピッコロのベースは金属製です。

(逆に100%木製のピッコロは希少価値が高いです。)

金属製と木製の波長や音域の差はご存知でしょうか。
木製は高音域の音のバラけを抑えて低音域も安定させやすいです。

ピッコロはその構造から最高音域のパート率が高くなるため、各パートの「和」を乱しかねない「不愉快な高音が出にくい」仕組みを作る必要がありました。
またピッコロは各楽団に対し、多くて三人の少数パートで、その音域の広さと音色からソロパートなどが多いです。
ソロパートで金属音のような擦れた音が入ったら・・・あまり宜しくありませんよね。
木材はそういった観点の緩衝材の役目を果たしています。
そのため、フルートは金属が部品の大半を占めるのに対し、ピッコロは木製部品を多用します。

形状というよりは「役割(パート)と音域」が大きな理由ですね。
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この回答へのお礼

100パーセントの木管と言うのは、メカもっていうことではないですよね。木製の周波数が耳障りでないと言う理由ですか。これは思い至りませんでした。ピッコロってすごい音出しますから、木で和らげるというのはなるほどと思います。

お礼日時:2009/06/25 22:04

こんにちは


 もう一つ、フルートとピッコロは構造的な違いがあります。
 もともとブロックフレーテの仲間の横吹きのフルートや横吹のピッコロフルートは、同じ形状(先が細い円錐形)でした。
 ベーム式構造をもった横吹フルートが開発ときに頭部管から本体とのジョイントの部分まで放物曲線を持つ管になりそのおかげで管体は円筒管になりました。 このおかげで金属で作りやすくなったのです。
 また金属で作ることによりトーンホールを最大限大きく出きるようになり、音量的にも音の粒立ち的にも魅力ある楽器に成長したと思います。

 一方ピッコロフルートは、今でも円錐形です。なので最低音のD音の辺りはかなり肉厚が厚く穴径は細いですよね。だからD音以下に音域を延ばせません。
 このように管径を同じに作れるものは金属の方が適しているし、厚みを替えなければいけない楽器は作り易さから木製のものが多いと思います。
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この回答へのお礼

やはり、円錐と円筒の差があって、円錐には木管が適しているようですね。フルートは円筒だから音量が出るようになったのですね。当然金属のほうが有利ですから、そちらを使うのですね。ピッコロはただでさえすべてを貫くようなすごい音でますので、木製円錐がいいんですね。

お礼日時:2009/06/25 22:06

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