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「なつのよは浦島の子が箱なれやはかなくあけてくやしかるらむ」という和歌の意味について教えていただきたいです。短い夏の夜を嘆いているようですが、浦島子が出てくるのはとは「あけてはかない」ことで関わっているということでしょうか。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

あなたがお気づきのように、「はかなくあけて」の「あけて」を、夜が「明ける」と箱を「開ける」という掛詞であるととらえていいと思います。



「一炊の夢(邯鄲の夢)」などと同様に、当時の文化人はこの程度のことなら充分類推できたのでしょう。

郭公きかで明けぬる夏の夜の浦島の子はまことなりけり

後に、西行は、夏の短夜を上記のように詠みました。
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