アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ソフトとかアプリケーションの「ベータ版」って何ですか?

A 回答 (6件)

開発候補版の呼称です。

一般にα→β→RC(リリース候補)の順で製品に近づいていき、製品化(RTM)されます。
βまでは実用として公開されるとは限らないのですけどね。

α(あるふぁ)は、デモンストレーション向けのバージョン。プレゼンや開発中の実装状況を提供するためだけのプロモーション版です。バージョン番号は、全般として完成版より低く設定されている場合が多く、カンファレンスなどで見せるためだけのイメージ版です。

β(べーた)は、システムの実装などをある程度行った完成に近いプレゼン/テストバージョンのこと。一般公開されることもあれば、されないこともあります。
また、パートナー企業などに、この段階でサポートを含めた形の先行製品として提供される場合も希にあります。製品化される場合は、リビジョンゼロ、またはリリース0、レベルゼロと呼ばれ、フィードバックサポートを含んでサポートが行われ、最終発行版(RTM/後述)のタイミングで正規版に置き換えることがあります。
メジャーバージョン番号は製品版と同じになることが多いです。マイナーバージョンやリビジョンが異なることがあります。ビルドバージョンは最終製品(RTM)とは一致しません。
不具合の大規模な修正などが行われるため、βはβ1→β2と改定されることがあります。また、修正が難しい障害や不具合が発生した場合は、開発中止廃盤となることがあります。
尚、βはあくまで開発バージョンの呼称であり、一般テスタ向けのバージョンという意味ではありません。社内や関連企業でのテストなどに使われることもあり、非公開(一般には極秘)になることも少なくありません。

即ちここまで、公開されるとは限らないプロモーション/テスト製品です。


RC(あーるしー)は、リリース候補(Release Candidate)となる正規発効の直前版です。製品の形は完成しており、最後の仕上げ(不具合の修正など)のみを主として行います。
RCを発表する場合は特定または不特定のテスタに公開されることが多く、それを使って貰いフィードバックによる不具合報告や雑誌などの記事として知名度を上げるためのプロモーション活動に使われます。
RCを発表する場合は、戦略的な面を重視することも多く、必ず特定のテスタに公開される傾向があります。
製品に最も近いため、よほど復旧不可能な問題があり、破棄せざる終えない場合を除き、このバグフィックス(ビルドアップされた不具合を修正した物)が製品化されます。バージョン番号は同じ、マイナーバージョンも同じなり、ビルドバージョンだけが製品版と異なることが多いです。

この製品はリリース前テスト版となります。無償(一般公開)または有償(ある特殊なベンダー契約者など)で公開されることが多いですが、ライセンスに制限があり一部を除きサポートなどはありません。正規のものではありません。

RTMは、製品版となる生産版(release to manufacturing)を指します。β版またはRC版を経て最終的に製品化されるバージョンのことです。ここから先は製品としての保守アップデートとサポートとなります。

といった感じですかね。
10年ぐらい前まではβを使える人は本当に僅かな人でしたけど最近は、WindowsやOfficeが一般公開を頻繁に行うようになりました。それに習って、ウィルス対策ソフトや画像編集ソフト、ゲームなどでも近年β版を提供することが増えています。OKwaveやyahooなどもそうです。
こういった公開を行うことで製品前にユーザーはそれを体験することができるお得感を実感でき、メーカーはプロモーションと不具合の修正を行えるという利点があり、近年はβやRC公開が増えているのです。
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この回答へのお礼

質問欄には書いていませんでしたがαについても気になっていました。
詳しく解説していただき、ありがとうございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2009/10/26 13:53

ソフトを試してもらってフィードバック(バグや操作方法、機能等)を得るために公開します。


また、使用上どんな不具合が起きるかは全く解らないので、パソコンに重大な障害を与える可能性も潜んでいるので、自己責任で復旧する能力も必要です。

ですから、ベータ版は普通の人ではなくて十分な知識のある人に使ってもらう必要があるのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
けっこうなリスクを伴うことなんですね。
たいへん参考になりました。

お礼日時:2009/10/26 13:49

ソフトウェアの名称なのですが、実は命名者の胸三寸で決まる類のグレーな存在です。


一般的には最終的な出荷形態の正式版をリリースする前に、開発側が把握しきれない多数の環境のユーザーに試用してもらうことで、使用上や仕様上の不具合などを見付けてもらい、正式版へのフィードバックをしたり、更に次のバージョンのソフトウエァの開発に役立てたりすることを目的としてリリースされるはずのものですが、一般的ではないものも存在し、たとえばどこかのQ&Aサイトのリニューアルベータ版のように、不具合を見付けようがなにしようが一切それを修正するつもりなどなかったり、挙げ句の果てにはベータ版導入の案内ページに不具合の報告先を全く明示しなかったりで、ただの次期バージョン予告版にすぎないものも存在します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
けっこうアバウトな括りなんですね。
たいへん参考になりました。

お礼日時:2009/10/26 13:45

公開テスト版という意味合いで,とりあえず一通り動作確認は取れたけどもまだ細かい部分のチェックなどが終わっていなくて正式版とまでは行かない段階の物です。

「まだ問題があるかもしれませんが興味ある人は使ってみてください」としてリリースして,いろいろな人(マニアが多い)に使ってもらって問題点を洗い出すんですね。

新しい機能などをいち早く試すことはできますが、いろいろな不具合を抱えていることもあるので、利用するときは何がおきても「自己責任」です(とはいえ,極端に酷いものではないはずですが)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
たいへん参考になりました。

お礼日時:2009/10/26 13:46

テスト版と考えて宜しいかと。


PCはユーザー環境が様々なため、開発者の思わぬ所で思わぬ不具合があったり、開発者の思惑通りに使ってもらえなかったり、いざ使ってみたら「こうした方が良い」という改善点があったり。
で、正規版を販売する前にユーザーに実際に使ってもらって、要望や不具合を洗い出して製品版に反映させようと言うことです。
口の悪い人は、「ユーザーにデバッグさせるための版」とか言います。
要望や不具合をフィードバックするのが目的ですので、当然「不具合がある可能性が高い」ので、初心者が手を出すと怪我をする場合がままあります。
で、こういうサイトで文句を垂れて大恥をかきます。
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この回答へのお礼

詳しく解説していただき、ありがとうございます。
「ベータ版」って何?とか言ってる人は触ってはいけない
ということですね。

お礼日時:2009/10/26 13:41

 


だいたい使える物になった、多くの人に使ってもらって問題を発見してもらおう。
不具合が有るが奇特な人にテストしてもらおう、と言うもの。
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、わかりやすかったです。

お礼日時:2009/10/26 13:38

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