
時代劇に登場する馬は、どうしてサラブレッドのような「大型の馬」なのでしょうか。本当は、モンゴルにいるような「小型の馬」だと思うのです。
大型馬と小型馬では、走り方が異なると思いますし、特に、合戦のような動き回る場面では、テレビや映画で見ると印象がまったく違ったものになると思うのです。
需要があれば、供給もあるはず。需要が無いということなのでしょうか。
テレビや映画の製作者や監督は「そんなことには、まったく関心がありません」と、いうことなのでしょうか。
あるいは、「本来なら馬肉になってしまう競走馬なので、安く手に入るから」という理由なのでしょうか。
ご存知の方、教えてください。長年の疑問なのです。
(黒澤明監督も使用馬はサラブレッドだったなぁ)
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
戦国時代に限らず、明治になって西洋からアラブ等の軽種馬が輸入されてくるまでは、日本在来の馬しかいませんでしたので、
おっしゃるとおり、小型の馬にまたがっていないと時代考証的にはおかしくなってしまいます。
ただ、在来馬の平均体高は130cm程度、平均体重は250kgであったといわれ、サラブレッドの160cm、500kg程度と比較してかなり小さいのですが、
それを言い出すと俳優さんの方も当時の平均身長である155cm程度にしないとバランスが悪くなってしまいますね。
そのへんもあって、お目こぼしとしているのではないでしょうか。
小柄であり、走行速度も遅いことから、疾走感に欠けるという理由もありそうですね。
#昔さんまの何でもダービーに出ていたポニーみたいになってしまうのではないかと。
また、在来馬は大変に数が少なく、保護動物のような状態になっています。
実際に撮影用、乗馬用として撮影現場まで連れてきて使用することがかなり困難なのではないでしょうか。
(参考)
http://www.bajikyo.or.jp/03chishikiA.html
ありがとうございます。
適度な背の高さの馬は中国や、モンゴルに行けば手に入ると思うのです。また、今は不況で無理ですが、バブルのときだったら需要さえあれば供給されたと思うのです。お金儲けとして。
あっ、でもバブルのときは「はでに、はでに、外見はかっこよく」だったですね。
ということは、ただ単に今までそういう馬を導入する機会がなく、大型の馬を使うことが完全に定着してしまっただけということかもわかりませんね。
No.4
- 回答日時:
皇居前広場にある、「楠木正成の像」では、楠木正成は、サラブレッドにまたがっています。
「暴れん坊将軍」のタイトルバックでは、松平健演じる徳川吉宗は、真っ白なサラブレッドにまたがって、鳥取(?)の海岸を走っていたと思われます。
従前、時代考証は、そう、気をつけなかったのだと思われます。
と
現代、馬といえば、大型種で、小型種である駒には、違和感すら覚えると思います。
また、松平健が、駒に跨って、「ちょこちょこ」と走っても「さまにならない」「絵にならない」とおもいます。
時代劇にどこまで、忠実な時代考証が必要なのか?
それは、その作品の性格・目的によるのではないでしょうか?
娯楽性の高いドラマ・映画に、時代考証忠実に行っても、その違和感が目立ちすぎるかもしれません。
斬り合いにしても、双方ともに、仕掛けるのが怖くて、2時間4時間と、にらみ合って、いたこともあるようです。
1本の刀で、人間1人2人切るのがやっとで、ドラマのように、10人以上を切れたのか?
まさしく、それら時代考証・歴史的事実との乖離の程度は、製作予算・製作目的・監督等作成者の美的感覚等々の問題ではないでしょうか?
昔の時代劇は、主人公もきれいな着物を着ていましたが、はたして、その色遣いが、その時代で行われていたのか?も疑問です。
時代劇映画の昔では、身空ひばりや、エノケン、高田孝吉等々は、そのなかで、歌謡曲をうたっていました。
それは、それで、その時代に受け入れられていたと思います。
そのような時代劇の概念を大きくやぶったのが、最初の「木枯らし紋次郎」の頃かもしれません。汚い・かっこよくない、時代劇がこのころよく制作されていました。
結論的には、その一つの作品が完全に時代考証に忠実に製作することは困難となっているのに、「馬」だけ忠実に再現しても、意味がないし、きりがないということだと思います。
紀伊国屋文左衛門が運んだ「みかん」は、現在私たちが認識しているのと異なったものです。正確には、この原種となるもののはずです。
奉行所や大きな屋敷に表札や、看板が当時、掲げられていたのでしょうか?
等々、所詮は、「つくりものの」世界です。
時代劇ではないですが、映画「極妻」の最初の主人公の関西弁は、相当、へんなものでした。それでも、わりと世間にうけいれられたと思われます。
ただ、モンゴルに行って、そのような小型種の馬を使って時代劇を作製したり、小型種の馬を輸入して時代劇を作製するのは、おもしろいとは思います。
この回答への補足
ちょっと思い出したことがあります。
日本の在来の馬ですが、非常に少なくなったのは、太平洋戦争(大東亜戦争)が原因だったと。おもに荷役馬として使われていた在来馬は、軍の供出にあい、数が驚くほど減少してしまったということです。
このことが分岐点だったのかもしれませんね。
みなさん回答を寄せて下さりありがとうございました。
結局は、どこで境界をつくるかですね。
製作者や監督は「馬」は境界の外にあったというわけですね。
死語と同じで、ほかの言葉に駆逐されて使わなくなれば違和感を覚えるようになり、使うようになれば違和感もなくなるということですね。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
こんにちは(*゜ー゜*)
私も同じように思った事があります。
時代劇の馬も実際よりも立派になっていますが、人間も当時に比べるとかなり大きくなっていますよね。なので、馬対人間の比率で言えば同じくらいではないかと思うのですが。
時代に忠実にその頃の馬を用意するのも大変だと思います。私の父の実家に戦国時代に使用されていた木製の鞍が残っていますが、とても小さくまるで子供用のような感じですから相当小さなお馬さんだったのでしょうね。
見ているぶんにはサラブレッドのほうが格好が良くて見栄えがいいと私は思いますが・・(^^ゞ
ありがとうございます。。。
でも、日本人の身長が急激に伸びたのはここ20年くらいと思うのですが。
モンゴルの馬のような「どたどた走り」のほうが、真実味があるような・・・。また、サラブレッドって近くによると、びっくりするくらい大きいですよ。
私としては、背の低い馬を使ってほしいなぁ。。。
No.1
- 回答日時:
確かに、戦国時代などで使われた馬は小型(というか背が低いというか…)
の馬であったというのが定説であるようです。
それなのに、TVや映画で大型の馬を使っている理由は以下のものがありえると思います。
・時代考証をしている人がそこまで気にしていないから
・競走馬育成の関係で、手に入りやすいから
・競馬で見る馬が「馬」であるという認識ができてしまっているから
・予算が足りないため、安い引退した競走馬などを使うから
実際のところは関係者しかわからないでしょうが、
時代考証でストップがかからないのが気になりますね。
早速、ありがとうございます。
「馬に乗っている兵士」対「乗っていない兵士」の戦いなんて、今のままでは、不自然極まりないものだと思うのです。
モンゴルで馬が駆けている姿って「どたどたどた」という感じですが、サラブレッドはもっと軽快に走りますよねぇ。
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