DVD-Rにギリギリまで保存させても大丈夫でしょうか

タイトルの通り、DVDは約4.7GBまで保存することができるらしいですが、
DVDを焼くソフトなんかで保存するデータ量を見ると1バイト単位で
残りの空き容量が見れるのですがギリギリになるようにファイルを保存しても大丈夫なのでしょうか。
個体によって数KBの誤差があったり、ある程度空き容量に余裕を持ったずにギリギリすぎるとデータ書き込み失敗など事故がおきたりするものなのでしょうか。
できるだけ効率よく使いたいので教えてください。

No.6 ベストアンサー 回答者： kogechibi 回答日時： 2009/12/17 22:13

私が1999年のDVD-RWの家庭用規格を決める時に某メーカー担当から聞いた話です。

メーカー技術者としては当時業務用規格だった3.5GBで止めたかったのですが、当時ライバルだったMVディスクの片面が５GBだったので、出来る限りそれに近い容量に持って行きたい、不利な条件は避けたいという営業判断があって、外周ギリギリの4.7GBに決まったとか。

実際発売された後、（RW仕様が先で、1999年12月）Rは１年後の2000年12月発売）DVD-Rでは初期規定の２時間記録５Mbpsでは、外周ギリギリまで使ってしまい、ファイナライズする空白が足りなくなり、ファイナライズを実行したら失敗が多発し、ファイナライズしたが為に２度と試聴出来ないディスクが多数発生しました。

当時は山梨工場で生産した国産ディスクで、１枚1500円ととても高額だったのに、ファイナライズでゴミと化すので200枚ほど工場に持ち込んで解析してもらい、原因を突き止めて貰いました。

外周は色素の塗布ムラや回転ブレがあるので、エラーの発生は非常に高い事が返答でした。出来れば記録は４GB程度に留めて貰いたい、とも言われました。その時解析グラフも見せて貰い、ある箇所では、この規定値を超える粗悪製品は書き込み用DVDと冠してもらいたくない、と言っていました。

その後、MPEG2エンコーダーの性能が上がったので、２時間記録は５Mbpsではなくて、4Mbps～4.6Mbpsの間に納めるようになり、２時間記録しても外周に余裕を持たせるようにした、という事です。

このように私は黎明期に結構苦労して、メーカー数社に何度も解析を依頼していますので、経験上、書き込みは普通は４GB以内に収まるように編集と記録レートを決定しています。

国産でこの状態ですから、粗悪海外品はもっと酷い状態です。RWは10年前の記録ディスク、Rは９年前の記録ディスクを今でも保管していますし、時々解析記録をしていますので、このサイトの回答で過去に記録した内容を参考程度に添付する事があります。

外周まで使っての保存は危険、というのが私個人の考え方です。ご参考までに。

No.5 回答者： kadakun1 回答日時： 2009/12/17 14:36

no1です。

一度書き込まれたものは、正常に取り扱い、保存を間違えなければ大丈夫です。
他の方が書かれているように外周部までめいっぱい書き込まれているので、触らないようにするとか、ケースに入れて立てかけるとか・・・

まあ、昔は50年は保つとか言われましたけど実際はそんなに持ちませんねｗ
なので、重要なデータはDVD-RとHDDに保存してます。
両方一辺に読み取れなくなることは、ほとんどないので・・・・

No.4 回答者： chie65535 回答日時： 2009/12/17 13:15

ＤＶＤを取り扱う場合、センターホールと外周部分を使ってＤＶＤを掴むと思う。

容量ギリで書き込むと、外周いっぱいいっぱいまで書き込むので「うっかり触って指紋が付いてしまう部分にも書き込む」ので、避けた方が良い。

外周部分に触れて指紋が付いたとしても、せいぜい「外周から１センチ」だと思うので、その位置まで行かない容量でやめておいた方が良いだろう。

あと「付いちゃった指紋は下手に拭いて擦らない」がお約束。拭いて擦れたら指紋よりも深刻な傷がついちゃう事があるから。

なので、データが記録されてない外周部分に付いた指紋は、下手に拭いたりしないで放置しておいた方が良い。

No.3 回答者： neKo_deux 回答日時： 2009/12/17 13:00

DVD-Rは中心から外側にデータの書き込みを行いますが、外側はディスクの回転の速度が高いなどの事から、エラーが起きやすいです。

どこまでなら大丈夫って線引きもないし、メーカーやメディアの価格なんかによって様々ですが。

この回答への補足

なるほど、原理が分かりました。
大体のマージンを知られればよかったので十分です。

補足日時：2009/12/17 13:14

No.2 回答者： ebetusnow 回答日時： 2009/12/17 12:42

個人的な推奨は4300～4400位なら

今までトラブルは無かったですね。

読めなくなった物はメディアの性能に起因する
物だと思います。
それなりのメディアなら上記位がトラブルの出にくい
容量になるのではないかと思います。

この回答へのお礼

これからは余裕を持って保存していこうと思います。ありがとうございました。

お礼日時：2009/12/17 12:53

No.1 回答者： kadakun1 回答日時： 2009/12/17 12:33

＜個体によって数KBの誤差があったり、ある程度空き容量に余裕を持ったずにギリギリすぎるとデータ書き込み失敗など事故がおきたりするものなのでしょうか。

します。実際そのような事はよく起こります。
おなじDVD-Rに書き込んでも失敗したり成功したりします。
なので、ある程度余裕を持たせて書き込む方が良いです。
もちろん、ギリギリまで書き込める場合もあります。
しかし、あと少しで終わりの時に、書き込みエラーなんか出たら、時間もDVDももったいないですよ。
DVD-Rなら4300MBくらい迄が失敗無く焼ける容量でしょう。（数百枚の書き込み経験から）

この回答へのお礼

ありがとうございました。
もう一つ追加で質問なのですが、ギリギリまで詰めて問題なく焼ききれた物は
問題なく読み込めるのでしょうか。
既に数枚バックアップを取ったものの猶予が50MBくらいしかなく
HDD上からデータ消してしまい大分時間がたってからひょっとしたら危ないのかもと思い質問したのですが
確認するにもDVDの枚数が多く圧縮して保存しているため解凍後正常かどうかの確認作業にも膨大な時間がかかりそうなので
一般的なケースでお教えください、お願いします。

お礼日時：2009/12/17 12:40