
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
資料ですか。
近松門左衛門(ヤフー百科事典:http://100.yahoo.co.jp/detail/%E8%BF%91%E6%9D%BE …)
(同文献の要約)
一時、近江(滋賀県)の三井寺高観音の近松寺に遊学したことがあり、その時期に和漢の古典を学び、仏教に関する知識も習得した。1677年(25歳ごろ)には京都の宇治加賀掾のもとで浄瑠璃作者となったらしい。以来72歳で没するまでの四十年間に、歌舞伎脚本30余編、時代浄瑠璃80余編、世話浄瑠璃24本を書き、日本最大の劇詩人といわれる。
(そこから考えられること)
近松門左衛門と漢文、仏教。
次の段階です。
近松門左衛門の様式(日本吉:http://nippon-kichi.jp/article_list.do?kwd=5078)
(同文献の要約)
浄瑠璃は日本の伝統的な音楽の一つで、室町時代に登場した浄瑠璃御前と牛若丸の恋物語「浄瑠璃十二段草紙」が大流行したのをきっかけに他の物語も語られるようになった。江戸時代にて貞享元、竹本義太夫が大阪道頓堀に竹本座を開設して「義太夫節」を確立すると、近松門左衛門と組んだこの新しい様式は熱狂的な支持を受けた。
(そこから、考えられること)
近松門左衛門の様式は、義太夫節と考えられる。
最終段階です。
義太夫節(ヤフー百科事典:http://100.yahoo.co.jp/detail/%E7%BE%A9%E5%A4%AA …)
(文献の要約)
浄瑠璃の一種。竹本義太夫が始めたので「義太夫節」という。「差し込み」とからくりで、小さい人形に多彩な技術が組み込まれて近松門左衛門作「曽根崎心中」や「冥途の飛脚」が上演された。竹本義太夫の後継者となった竹本政太夫は、近松作「国性爺合戦」を語った。大夫の努力によって詩が発達したのに対し三味線は徐々に技術を開発された。その新しい地合の時代に初演のまま放置されていた近松門左衛門の作品が、50年以上の歳月を経て復活してきた。「冥途の飛脚」が「けいせい恋飛脚」と改作されて、また「心中天網島」が「心中紙屋治兵衛」となって、三味線や人形の新技術にふさわしい姿をみせ始めた。
(そこから考えられること)
近松門左衛門は、竹本義太夫のもと作者として「曽根崎心中」や「冥途の飛脚」や「国性爺合戦」などの作品を生みだした。その作品が「義太節」の主作品として現在に残っている。
引用が長すぎたのは確かだと思います。ただ、適切な用語を理解してもらうために長めの引用になりました。ただ、レポートでこの引用を使いまくるのは考えものです。たぶん、調べ物ならOKですが、学術利用では不可です。引用は三行以内に要約し、必要に応じての引用にしましょう。
(レポートの構成法)
近松門左衛門と様式
序論 近松門左衛門の人生
●滋賀県での遊学
●和漢の古典と仏教
第一章 近松の様式
●浄瑠璃とは何か
●江戸時代の義太夫節と近松
●近松と大阪道頓堀
第二章 近松の作品の解説
●曽根崎心中
●冥途の飛脚
●国性爺合戦
第三章 近松の手法
●時代瑠璃80編、世話瑠璃24本を書いた近松
●近松門左衛門の生涯
●現在に残る近松門左衛門の作品
結論 近松門左衛門の今後
●浄瑠璃は今後も残るか
●日本の能と芸について考える
この回答へのお礼
お礼日時:2010/02/01 12:58
返信がおそくなってすみません。
なんとか、レポートは仕上がりました。構成まで立てていただいて、かなり参考にさせて頂きました。
ありがとうございます
No.1
- 回答日時:
>題は『近松門左衛門と様式』 この『様式』の意味は、日本の古典的演劇におけ
る、立ち回りや発声といったことです。
確かに漠然としていますね、というより「題」になっていないようにも思えます。
『近松門左衛門の様式』、『近松門左衛門とその様式』という意味と理解して、私なりに、ヒントになればと書いてみます。
立ち回りについては、おおむね近松までは人形使いが一人だったのですが、竹本+近松コンビの大活躍によって勢いをつけた人形浄瑠璃は、人形を一回り大きくして、三人でひとつの人形を操ることになりました。そのあたりにヒントがあると思います。
近松時代は、人形を一人で操っていた。その後は人形が大きくなり、これを三人で操るようになった。
人形が大きくなったのは、当時の文楽(人形浄瑠璃)は人気が急上昇して、見たいという人が多くなり、興行的に、大観衆を収容するためには大きな小屋が必要となり、小屋が大きくなると小さな人形では見にくい。後ろの人でも人形の動きがよく見えるようにと人形のサイズを大きくした。大きい人形を操るのは一人では無理なので、三人で操った。
そこにいたったのは、近松の作品が面白かったにほかならない。近松が世話物というジャンルで、文楽の大衆化を進めた結果です。
近松当時の立ち回り様式としては、一人使いの最終型から三人使いの初期に位置するもので、試行錯誤が色々あったことが想像されます。
例えば、一人では頭・手・足の動きがスムーズであったが、三人だとバラける。三人の身体自体がお互いじゃまになるなどの克服すべき問題があり、それを技術的修練によって解決していく途上であったと考えられます。
そのような未完成な試行錯誤で舞台をやっているという「歯がゆさ」、それが、近松時代後期の文楽の立ち回りの特徴になっていたと想像できます。
また、「発声」というのは(誤変換でなければ)
物語を語る太夫の「声」というのは、まったく記録に残っていないので、想像する他はないのですが、考えられることは、立ち回りと同様に、小屋が大きくなる時期であることを思えば、近松初期では、小屋が小さく、さほど大きな声を必要としなかったが、後期において小屋が大きくなると、最後列の観客まで声が十分に届くように、より大きな声が出る発声法に変わっていったことが想像できます。そうすると、おそらく腹式呼吸の徹底、太夫が自らの身体を楽器のように共鳴させる発声法などが研究され試される時代であったと想像できます。
マイクなどない時代なので、地声でよく通る声の出し方、またよく通る声をだしながらものどをツブさない発声法の確立を目指して試行錯誤されていたと思われます。
すべてのヒントは、近松以前は文楽は流行っておらず、近松作品のヒットが文楽を娯楽観劇のメインに押し上げた。その過渡期に起こるだろうと考えられる、興行側の工夫・研究・試行錯誤の途上の姿が、すなわち近松の様式と言えると思います。
結局三人使いの大掛かりな公演は近松の死の9年後になるのですが、近松が以後の文楽の上演スタイルに決定的な変化を必要とさせたエポックメイキングな人物には違いありません。
参考HP
http://www.kansai.gr.jp/culture/geinou/rekishi/j …
ちょうどそのころ道頓堀に竹本義太夫が登場し、貞享2年(1685)旗揚げ興行として『出世景清(しゅっせかげきよ)』を上演して評判となり、その後は浄瑠璃といえば義太夫節が最も人気を博するようになる。今も関西で浄瑠璃と言えば「義太夫節」を意味する。
この義太夫に作品を作り続けたのが近松門左衛門であった。近松は『曾根崎心中(そねざきしんじゅう)』『心中天網島(しんじゅうてんのあみじま)』『冥途の飛脚(めいどのひきゃく)』『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)』『国性爺合戦(こくせんやかっせん)』などの名作を生んだ。この時期、道頓堀では西の竹本座と東の豊竹座が張り合って活況を呈していた。
近松が活躍した時期の人形はすべて一人遣いで、手妻(てづま)人形遣いの名人・辰松八郎兵衛に代表される華麗な女形の所作が人気を博した。その後、享保19年(1734)の『蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)』において、人形遣い吉田文三郎が与勘平(よかんべい)・野勘平(やかんべい)を演じたことから、三人遣いの時代が到来する。三人遣いの人形は、一人遣いの人形より一回りほど大きく等身大に近くなる。主遣いが人形の首(かしら)と右手を操り、左遣いが左手を、足遣いが足をそれぞれ操作する。
http://material.miyazaki-c.ed.jp/ipa/bunraku/rek …
竹本義太夫と近松門左衛門の提携】 竹本義太夫のために近松門左衛門が「曽根崎心中」を書いてから、二人の提携が緊密になった。近松は歌舞伎作者から、竹本座の専属作者に復帰し、人形浄瑠璃の脚本を次々と発表することとなった。
【義太夫と近松の提携~曽根崎心中】 近松門左衛門は、世話物(江戸時代の現代劇)という新しいジャンルを開拓する。実際の心中事件を扱った「曽根崎心中」(写真は後に本に掲載された初演時の絵番付)は、当時の観客に絶大な人気を得た。
http://www.ed.niigata-u.ac.jp/ikutalab/saru8/3.h …
http://homepage2.nifty.com/hachisuke/history.html
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