天使と悪魔選手権

素人の質問です。
社内で小型のセラミックろ過器を取り扱うことになりましたが、
(メーカーより取り寄せ)
ろ過器に空気抜き弁が取り付けてありますが、
それはどのような理由からでしょうか?
ご教授願います。

A 回答 (2件)

空気を抜いておかないと水が回らないところができてカビが発生します

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 何を濾過するための濾過器なのかが、記述にありませんので、断言する事は出来ないのですが、おそらくは以下の様な理由によるものではないかと思います。


 濾過器のハウジング内に、気体が存在している場合には、当然、ハウジング内は液体で満たされる事はありません。
 もし、気体の量が多ければ、フィルターエレメントの上部が、液面から上に出てしまうため、実際に濾過に使われる濾過面積が減少してしまいます。
 濾過面積が減少しますと、濾液の流量も減少しますし、エレメントの一部分だけに集中して粒子が蓄積する訳ですから、濾過した液体の総量の割に、早く目詰まりを起こすと思われます。
 それに、気体とは言え余計なものが、流路内に存在する訳ですから、この点でも、流量が減少したり、流れが不安定になるおそれがあると思います。
 又、液体の界面には凝集力(表面張力や毛細管現象を生み出す元となっている力)が働きますから、(濾過粒子サイズにもよりますが)濡れたエレメントは気体を通しません。
 これは、濡れたタオルで空気を包むと、水中に沈めても、空気が漏れない事と同じ現象です。
 そして、濡れたエレメントに、無理に気体を通そうとしますと、エレメントの微細な穴の中に、途中まで気体が入り込むのかどうかは判りませんが、エレメントが目詰まりして、気体も液体も通さなくなります。
 これらの悪影響を未然に防ぐために、予め空気抜き弁から空気を抜くのだと思います。
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