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シルクスクリーンについて質問です。

現在独学でシルクスクリーンをしているんですが、
何度やってもうまく製版できません。
アルミ枠に自分でテトロンを張り、
ジアゾ感光乳剤EXを使用しています。
自分がしている方法は、内寸がA4サイズ位のアルミ枠の、
表面に乳剤を1回塗布し、乾燥させずに天地を逆にして1回塗布。
裏面も全く同じように塗布しています。
(ただ、横幅17cmくらいのバケットを使用しているので、
乳剤を塗布するときに重なってしまう部分があります)

乾燥後、Tシャツくんのインクジェット専用紙にデザインをプリントし、
自作の露光機(ケミカルランプ20w×5本。設計ミスのため版と光源との距離1cm位。)を使用して、
露光時間は色々試してみました。

5、6分だと水洗いの水圧だけで関係のない部分まで乳剤が落ち、
8~9分でも少しこすると同じように乳剤が落ちてしまい、
12分くらいだと、こすると見た目は版がきれいに抜けるんですが(エッジはあまりきれいに出ない)、
刷ってみると版が抜けてない部分があり、
まだらにかすれたようになります。
原因や解決策が分かる方がいたら、アドバイスをいただけると助かります。


また、乳剤の水膜はどうすれば防げるんでしょうか?
水膜が出来たら、水膜を取り除いてきちんと版として使うことってできるんでしょうか?
僕は製版に失敗したら、再生液を使って繰り返しスクリーンを使っているんですが、
それもあまり良くないんですかね?

なにぶん、本やネットの情報から独学でやっているもので
分からないことだらけです。
どうか分かる方がいたら教えてください。

A 回答 (1件)

私も現在独学でシルクスクリーンをしています。


私は3回目で成功しました。
スクリーンは、木枠にテトロン(150M)を張ってあるものを購入しました。
大きさは大体内寸がハガキより少し大きい程度です。
大きさが違いすぎて参考にならないかもしれませんが、
以下に私の制作の過程を書かせていただきます。


まず最初にスクリーンの油分を取りました。
これをしないと「ピンホールができたり、接着が悪くなをしる原因となる」そうです。(付属説明書)
一部おかしいですが大体分かります。
「脱脂洗浄剤」なるものを使うそうですが、私は中性洗剤をつけて軽く指でなでて洗いました。
問題はありませんでした。油分が落ちれば良いのでしょう。

感光乳剤は同じものを使用しています。つまようじで混ぜました。
混ぜる際の棒は金属製ではダメらしいです。
感光材にぬるま湯を混ぜすぎましたが、たぶん乾かすのが大変なだけです。問題はありませんでした。
乳剤は、スクリーンを水平から45°立てて、下からスキージで伸ばし裏返して…と
数回繰り返して塗布しました。
バケットは持っていません。

ドライヤーで乾燥後(べたべたしなくなる・少し色が変わる)、
付属の半透明のハガキ大のフィルムに100均の油性ペンで絵を手書きしてポジフィルムを作成しました。
原稿以外の部分が透明で原稿部分が不透明になれば(遮光すれば)
用紙・書くものはなんでも良いと思われます。
次回はOHPフィルム・インクジェット印刷機を使う予定です。

露光時間は
・夏・真昼の日差しで30秒で感光不足で失敗(1回目)
・同条件で45秒でほぼ成功するも現像で失敗(2回目)
・夕日だと1分強くらいで成功(3回目)
でした。ただし太陽での感光は結構恥ずかしいです。

2回目でせっかく成功したのに、硬化していない乳剤を流す際に指でこすったところ、
版が壊れてしまいました。指の圧力で乳剤を落とすのはまずいです。
暗い所で水に数分漬けておくだけでもだいぶ現像できました。触らないほうがいいのかもしれません。

完全に原稿が抜けたら、乾燥させてから(ドライヤーでやりました)
太陽や蛍光灯などで二次露光をすると版がしっかりします。
時間は数えませんでしたが、蛍光灯の下に置いて、
もう使わないものを片づけていたら自然に終わっていました。
水をつけてもぬるぬるしなくなります。
水性インクを使う場合は二次露光いなければならないようです。
ただしスクリーンの復元は難しくなるようです。(不可能・困難・難しいなど表現は様々です。)
版はまだ復元しないでとってあるので実際のところはわかりません。
「アイセロフィルム」なるものを感光乳剤の代わりに用いる場合は
二次露光後も同じ再生液でスクリーンの復元ができるようです。ハイテクです。
原稿以外の部分が抜けてしまった場合は二次露光前に
「オペ―クペン」で穴を塗りつぶしておくと良いようです。
ただし私はこれが上手くいかなかったので、裏側からガムテープで穴を埋めました。これで十分です。

>>刷ってみると版が抜けてない部分があり、
露光しすぎて原稿部分まで硬化するとなかなか抜けないそうです。
(露光をしすぎたことがまだ無いので実際の感じはわかりません)
あるいは原稿部分が遮光できておらず、全体が同じくらい感光してしまっているのかもしれません。
また露光の際には「ポジフィルムと乳剤塗布面の密着が必要」なのだそうです。
密着していないと紫外線が回折して原稿部分が感光してしまうのかもしれません。

>>まだらにかすれたようになります。
まだらにスクリーンが抜けきっていないか、スキージの角度が良くないか、
押しつける力が足りないか、あるいはインクとメッシュの細かさが合っていないと思われます。
私はスキージの角度は水平から60°くらいでやりました。
また、インクごとに適したメッシュの細かさがあります。
Tシャツくんの場合、120Mが一般的であるようですが、
金/銀インクについては60Mでないとインクが通らないと書いています。
以下参考:
ttp://www.taiyoseiki.com/products/silkscreen/option/index.html …スクリーン
ttp://www.taiyoseiki.com/products/silkscreen/ink/ink1.html …インク

>>また、乳剤の水膜はどうすれば防げるんでしょうか?
水膜というのがよく分かりません。すみませんm(_ _)m

>>再生液を使って…
再生液は一度使いましたが、問題はありませんでした。

まだ経験が浅いので伝聞の部分が多いですが、少しでも参考になれば幸いです。
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