【お題】王手、そして

 支配する側の人間が陥りがちな過ちについて、興味があります。
 シーザーや、豊臣秀吉、織田信長といった、それまではかなりいい線まで権勢を誇ったのに、あと一歩で失敗してしまったり、皇帝ネロのように、ヤバイ方向に行ってしまった王様とかいますよね。何故そのような結果になってしまたのか、その原因に深く追求しているような内容の歴史ものがあれば、教えて下さい。
 

A 回答 (6件)

少し自信はないのですが、司馬遷の「史記」の中にはそういう話結構ありますね。

夏の傑王、殷のちゅう王、あるいは秦の始皇帝、楚の項羽の話などどうでしょうか。
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この回答へのお礼

 司馬遷の「史記」ですね。中国のその辺りの時代は、今回のテーマの基本になる気がします。
 お陰様で、読みたい本の方向性が大分絞られてきました。参考になるご回答、感謝致します。

お礼日時:2003/08/24 01:51

#2です。

ルードビッヒ2世ですが、
映画もすごく面白かったですよ。
狂気ぶりがリアルすぎて怖いです。
ちょっと長いけど、興味があったら
見て下さい。

あと「エカテリーナ2世」「エリザベート」も、
なかなか面白い伝記になっています。

参考URL:http://www.helmut-b.com/salon/h.lud.htm
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この回答へのお礼

 petit_chocolatさん、度々のご回答ありがとうございます。rosy-whiteさんもルードビッヒ2世を勧めておられましたね。参考URLから「ベニスに死す」の監督作品だと知り、驚きました。居ても立ってもおられなくなり、ビデオ屋さんに走りましたが、残念ながら私の近所のお店には置いてありませんでした。何かの折に必ず見てみたいと思います。
 エリザベートは一度映画で見たことがありますが、彼女も壮絶な人生を送っていますね。数少ない女性の権力者として、エカテリーナとともに、伝記で勉強し直してみますね。ありがとうございました。

お礼日時:2003/08/24 01:44

シーザーと聞いて反応してしまいました。


原因を深く追求している内容の歴史物ですかぁ、、、

シーザーが例にあげられているので、お勧めしたいのが塩野七生の「ローマ人の物語4(ユリウス・カエサル/ルビコン以前)・5(ユリウス・カエサル/ルビコン以降)」ですね。

これを読んで私はシーザー(カエサル)の大ファンになりました。単なる英雄物語ではなく、シーザーなどの人物だけでなく、ローマ時代の社会とか背景にも非常に鋭い分析が加えられていて二千年も前にこのような超人がいたのかと初めて読んだときつくづく思ったものです。

シーザー自身は暗殺されますが、結局その後のローマは彼の目指した体制になったことを、塩野七生さんはある意味肯定的に評価していました。暗殺されても自分の指し示した方向に社会を引っ張ったシーザーと、畳の上で安楽に死ねたスッラ(シーザーより一世代前のローマの指導者)と比べてどちらが幸福な生き方だったか。塩野さんはそのことをこの中で述べています。

まあ、余計なことまで書いてしまいましたが是非一読をお勧めします。
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この回答へのお礼

 余計なことなんて、とんでもない!ふむふむ・・・と感心して読ませて頂きました。塩野七生さんは、ヨーロッパの歴史に造詣が深い作家さんなのですね。これから注目したいと思います。
 社会背景も、人間の心理を知る上で重大な要素なので、是非読んでみたいです。
 的確なご紹介、とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/08/22 00:44

ナポレオンの伝記をお勧めします。




「ジョゼフ・フーシェ」S・ツヴァイク著、岩波文庫 も面白かったのでお勧めします。

漫画ですけど、「ベルサイユのばら」も面白いですね。「パンがなければケーキを食べればいいのに」ってセリフはあまりにも有名ですよね。

参考URL:http://digitarius.easa.ne.jp/database/booklist/b …
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。ナポレオンは、外せない人物ですね!つい最近まで産経新聞で連載があり、人間臭いナポレオンの描写に驚いたものです。思えばこの質問も、その作品に触発されている部分があるのかもしれません。
 参考URL、拝見させてもらいました。フーシェに一気に興味が沸きました。読むのが今から楽しみです。
 「ベルばら」も本当に面白いですね。学生の頃、一気に読んでしまいました。マリー・アントワネットもまた、権力という魔物の被害者のように思われます。
 貴重な情報をありがとうございました。

お礼日時:2003/08/22 00:28

回答ではないですが シーザーや信長は謀反で


死にましたが 秀吉は一応天下は統一しましたよね
破滅したというには あたらない気がしますが

まぁ朝鮮出兵ではしくじりましたが 死ぬまで
権勢は誇ったと思いますよ。
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この回答へのお礼

 そうですね。破滅とまでは言えないですね。私は晩年の秀吉は、以前とは別人の様に感じます。そうなってしまったのは、武将としては優れていても、統治者としての力量は足りなかったためなのか、それ以外選択が無かったのか、はたまた老化のせいなか・・・。

どちらにせよ、権力が持つ不思議な魔力と、それが人に及ぼす影響を少しでも理解出来たらと思っております。ニュアンスは皆様に伝わっているようなので、安心しました。投稿ありがとうございます。

お礼日時:2003/08/21 23:44

中公文庫「狂王ルートヴィヒ」ジャン・デ・カール著


中公文庫「イヴァン雷帝」アンリ・トロワイヤ著

国王がおかしくなると、国も危うくなる・・・。
どちらも、ちょっと精神的に偏ったところのある人物ですが、そうなる過程が描かれています。

中公文庫の中にはその他にもいろいろおすすめできる本がありますので、いちど本屋さんをのぞいてみてください。
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この回答へのお礼

私事ですが初投稿、初回答で嬉しく思っております。rosy-whiteさんの勧めて頂いた本、タイトルからして私の探しているものに、ぴったりな感じです。早速本屋さんで探してみますね。ありがとうございました。

お礼日時:2003/08/21 23:23

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