ios・androidアプリの違い教えてください！

アプリを作る際に、ios版でだすのとアンドロイド版で出すのは、どちらが利益が見込めますか？

(1)それぞれのメリットデメリットを教えてください（利益見込みや、作業工数、マーケットの状況などなど）

(2)たとえば、アップストアで提供している単純ゲーム（もぐらたたきなど）を、グリーやモバゲー上でも展開するときは、アップストア上のアプリは削除する必要がありますか？また、作業の工数負担としては、どのくらいでしょうか？
（スマートフォンでの話しです）

すいませんが、よろしくおねがいします。

No.1 ベストアンサー 回答者： noname#161640 回答日時： 2011/01/31 08:52

一応、両方のアプリ開発経験があります。

> アプリを作る際に、ios版でだすのとアンドロイド版で出すのは、どちらが利益が見込めますか？

現状では、確率的にはiphoneでしょう。ただ、差は急速に縮まっているので、今から算入するとしたらそれほど大きな差はないかも知れません。また、売れなければどちらも利益にならないことを考えると、たくさんのアプリがひしめくiOSのほうがより難しいかも知れません。（むしろ、ipad専用のほうがiphone用より可能性は高い気もします）

>(1)それぞれのメリットデメリットを教えてください（利益見込みや、作業工数、マーケットの状況などなど）

プログラムの内容や質にもよりますが、短期間にWebアプリ程度の機能のものをパッケージ化してさっと出す、ということならAndroidのほうが圧倒的に楽です。iphoneはObjective-Cによるネイティブアプリしか審査を通らないため、正直、ぱぱっと作るのにはあまり向きません。またiphoneの場合、メモリ管理を真面目にやらないといけないので、そのへんでいい加減な技術の人がつくるとメモリリークだらけのアプリになりがちです。また、既に似たようなアプリがあったり、性的表現が含まれていたり、あるいはただ単に審査する人の気に食わなかったりするとアップルの審査で落とされるため（なにしろ審査基準は非公開です……）、作っても販売が許可されない可能性が常にあります。

Androidはメモリ管理の考えを特に導入する必要がないため、作成時に考慮しなければならない点はそれほど多くはありません。またJavaベースですので技術情報なども豊富にあり、新規に算入するにはiphoneよりかなり敷居は低いでしょう。が、「端末がばらばら」という別の問題を抱えます。例えばゲームのように全編グラフィック表示のアプリの場合、サイズが全く異なる機器ですべて同じように表示し動かすのは結構面倒くさいです（難しいのではなく、単に面倒くさい）。iphoneは画面サイズが固定ですし、またiphone4から高解像度になっていますがフレームワークレベルで解像度を持っているため全く意識せずにすべて同一の表示を作ることが簡単にできます。

>(2)たとえば、アップストアで提供している単純ゲーム（もぐらたたきなど）を、グリーやモバゲー上でも展開するときは、アップストア上のアプリは削除する必要がありますか？また、作業の工数負担としては、どのくらいでしょうか？

削除する必要はなかったと思います。そういった規定はアップルの公開要項にはなかったはずです。ただ、なにしろObjective-CからJavaScriptやFlashに移植するわけで、全面作り替えになりますね。androidの場合、まぁFlashで作ったものをそのまま埋め込んでリリースすれば、中身は共用できるので移植作業は殆ど不要になるでしょう。またAndroid専用に作ったものでもJavaからJavaScriptへの移植は気分的にかなり楽です（Objective-Cからに比べれば、ですが……）。

全体として、まったく未経験のところが算入する場合、iphoneのほうがリスクは高いと言えるでしょう。まず開発技術の習得がandroidよりiphoneのほうがより困難です。また作成したアプリがアップルの審査で落とされるという可能性もあります。そうなれば開発費用は一切回収できません。

Androidのほうが参入は楽（Javaの技術習得はObjective-Cに比べるとかなり楽ですし、公開までの手続きなども簡単です）ですし、肝心の収益も急速にiphoneに追いつきつつあります。また、確かにiphoneのほうがよくアプリは売れるのですが、それは「一部の人気アプリばかり」なんですね。iphoneは市場が成熟しており、算入する企業も多いため、人気が出ないとまったく売れません。ですので、今から新規に算入するメリットはあまりないかも知れません。Androidは、市場が未成熟で成長過程にある分、新規に参入しても成功する確率は高いでしょう。