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アラサーのOLです。

私はもともと漫画好きで、少年誌から青年誌、大人向け、ギャンブル漫画まで幅広く読みます。特に長編漫画は一定以上の人気がある証拠だと思うし、実際読んでみると「あまり好きではないかも」と思いながらも、ある程度楽しめてきました。

旦那も漫画好きで、同じような漫画をよく読んでいたのですが、唯一理解できないのがいわずと知れた超人気漫画ワンピース。彼は大好きで私に読め読めと薦めてきます。私は10年ほど前に少し読んだのですが面白いと思わなかったので3巻くらいでやめてしまいました。

最近また薦められて彼が全巻買ってきたのでもう少し長く読めば面白いのかな?と読み進めていますが、40巻を突破した今でもつまらなく、というかもはや苦痛レベルで、40巻中面白いと思えたストーリーが一つもなかったことは、長編漫画で初めてのことで驚いています。
なぜこんなにも人気があるのか心底理解できません。 他の漫画はピッタリと趣味が合う旦那がここまでハマっているのだから面白いはずだとやや自己暗示的に読んでみてもイライラするだけで残りは読まずに捨ててもいいと思うくらいです。
行き過ぎたキャラクター設定、特徴がないのに名前の着いた必殺技、主人公のわけのわからない信念、人間離れしすぎた様相の敵…画の構成自体もゴチャゴチャしすぎて読みづらいことこの上ない…。
とにかく内容が薄く感じます。キャラクターは意外と大人っぽく書かれていたりしている所(特に女性キャラ)は好感がありますが、一人ひとりの過去などかなり無理やりなこじ付けに思えてうすら寒いです。

ワンピースが楽しいと思う方、どのような視点から読めば楽しいと思えますか??なぜそんなにハマるのでしょう?いい大人がこんな質問ですみませんがよろしくお願いします~!

A 回答 (7件)

何が何でも楽しく読みたいわけですね。


こんな質問は初めてなので、上手くお答えできるかどうか不明ですが……。


とりあえず、質問を答えるために、私自身の思考を整理する必要があるので、
まずは、私がワンピースのどこが好きなのか、3つ挙げます。

『シンプルなバトル構成』
後半に行くと「ギア」などがありますが、少なくとも序盤においては、純粋な力で押し通していました。これがナルトの場合ですと、序盤からチャクラの説明があったり、少し面倒臭いです(誤解される前に言いますが、私もナルトは好きです)。

『思想が単純明快』
ルフィ達の基本的な思想は「仲間が大事」ということです。実に分かりやすくて、共感できることです。ナルトの場合は、ナルト自身が孤独な人柱力だとか、心境が複雑です(繰り返しますが、私はナルト好きですよ)。

『アクションが素晴らしい』
確かに、後半は絵がごちゃごちゃと細かいのですが、あれだけのアクションシーンを描ける人はマレです。


続いて、私がワンピースで嫌いなところを2つ挙げます。

『ルフィと敵のボスが闘うまで長い』
ドラゴンボールの場合ですと、ストーリーが流れていく上で、必要に応じて闘いが起こり、時には逃げたりしているので、展開が面白いと思えます。それがワンピースの場合ですと、敵と対峙して闘いが始まったとしても、まずはゾロ・サンジ・ナミ・ウソップ……などが闘ってから、ルフィが闘いはじめます。つまり、展開が一時停止しているわけです。私はアクションシーンを楽しめますので、我慢はできますが、いくらか面倒です。


『過去の話が面倒臭い』
いや、「感動する話」であるのは分かりますが、感動できないのです。こればっかりは諦めています。



さて、話が遠回りになりましたが、ここからkarassさんが挙げた嫌いな点を整理したいと思います。

『行き過ぎたキャラクター設定』
私には、それほど設定があるようには思えませんが……。少なくとも、キャラクターのプロフィールに書き込むような設定はありませんし、性格的にも単純明快ですし……。具体的にどういうことでしょうか?過去の話が行き過ぎているということでしょうか?もしもそうでしたら、これは感動する話となんとか理解してください。もしも自分がナミだったらどうでしょうか?親に捨てられて、育ての親は殺され、仇に奴隷の如く扱われ、村を救うために海賊専門の泥棒なんてして、とうとう目的を果たせると思ったところで一億ベリーは奪われてしまい、村の皆(姉も含めて)は死に急いでいく絶望の淵。思わず、自分の腕(アーロンの刺青)を刺してしまうような絶望です。そんな時にルフィが現れて、それを止めてくれます。自分が裏切った理由も知らないルフィですが、「助けて」と一言呟くように言うと、「当たり前だ」と言ってくれます。さらに、自らの宝物(麦わら帽子)を預けてくれます。絶望の中に、一筋の光が入ってきたのです。……って、ひたすらに感情移入を試みてください。ちなみに私はできませんでした(それでもワンピースは好きです)。

『特徴がないのに名前の着いた必殺技』
それを言ったら「かめはめ波」だって「螺旋丸」だって、たいした特徴とは言えないと思います。確かに「ゴムゴムのピストル」も「バズーカ」も「ガトリング」も、基本的な動作は一緒ですが、絵の見栄えが違います。技を見るというより、絵を見ると楽しめる……かもしれません。

『主人公のわけのわからない信念』
第一に仲間を重視するということでしょうか?それとも食事を重視するということでしょうか?とりあえず前者とします。これは最初に私がワンピースを好きな理由としましたところですね。確かにルフィは、ぶっとんだ思考をしますが、転じて、それは子供にとっては分かりやすいのです。ワンピースの場合は、仲間が複雑な心境で悩んでいる時に、ルフィが単純だけど大事なことを言ってくれるために、仲間は迷うことを止める、という形があるのだと思います。「グダグダ悩むな」ということですね。それが実に分かりやすいです。

『人間離れしすぎた様相の敵』
こればっかりはデザインの問題ですしね。……では例えば、ディズニーにおけるアラジンのランプの魔人ジーニーを思い出してください。あれは人間の形をとっているでしょうか?とっていませんね。でも、良いデザインです。見た目で区別がしやすいですしね。

『画の構成自体もゴチャゴチャ』
これも前述しましたが、確かに後半へ行けば行くほど、ゴチャゴチャしていますね。絵の上手さを見てほしい――と先程は申しましたが、やっぱり無理かもしれませんね。なので、そういう時は絵を見るのではなく、セリフを見てください。絵の方は「ドッカンバッコン」と何かが起こっているとだけ理解すれば良いのでは?

『一人ひとりの過去などかなり無理やりなこじ付けに思えてうすら寒い』
さすがに私も「薄ら寒い」とまでは思いませんでした。これは前述した通り、とにかくキャラクターになりきって、感情移入を試みてください。


……と長くなってしまいましたが、こんな感じですかね。
それでは、失礼します。
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この回答へのお礼

かなり遅くなってしまいました。すみません。
あれからまた全部読んでみて前より少し好きになった気がします。
他の皆様もありがとうございました!

お礼日時:2012/05/25 01:15

 自分もまったく一緒です。

。。

 マンガ大スきで、ナルトとかは読むけどワンピースだけはなんか、、、、
 だから、1日1冊づつ時間をかけて私はよんでいます


 それだけでも暇つぶしになるし自分てきにはいいぶんです^^
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こんにちは、つまんないけど読もうとしてる姿勢がなんかいいですね^^


どの様な視点からと言うところで karass さんの好きなマンガの
具体例があると、こんなところですか?と言いやすいのですが、そこは置いといて♪

40巻だとロビンの話ですね。

わたしは主人公はそっちのけで、どれだけ脇役キャラが活躍するか?って所を注目してみています。
出来るだけ弱い人が、どうやって勝つかってところが楽しいです。

あとは、エニエスロビン編で最終的に誰が一番活躍したかを
ストーリを読み終えた後にハンデを付けて考えるといいかもしれませんよ。

主人公は元々強くて当たり前だから、自分の予想をどれだけ超えた場面を見せてくれたか、
弱い人は、どの場面がバッチリのタイミングでバッチリの事をしたか、
つまんないギャグ言ったから減点とかw

エニエスロビン編で、丁度主要メンバーの過去が全部出るので、
それを読み終えた後に一番注目の高かったキャラがkarass さんの好きなキャラなのかもしれません。
そこで、そのキャラが、やはり自分のそのキャラになりきって読むぐらいの感情を持てなければ

尾田さんとの相性が悪いんだと思います。

でも苦痛なのに、40巻まで読めちゃうのはすごいですね♪
わたしも、みならいたく思いました^^
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No.2です。

補足です。

主人公のルフィはもちろん、その他主人公側のキャラクターに果たして信念とかいうものがあるのかどうか…。
たぶん無いんじゃないでしょうか。何を信念と捕らえるかもありますが。
もちろん、仲間は絶対信用する、とかあるんですけど、あとは世界を旅する目的が設定されてるだけで、基本的にはお互い気に入ったから仲間になってますし、悪いヤツにムカついたから倒してますし。
ルフィがあまりものを考えないたちですし、大事そうなところもコメディっぽく流されたりするんで、逃げてるっぽく見えるのかもしれません。
こういう、仲間・親友は一番大事で、あまり考えず悪いヤツは倒す、ってスタイルが現在の読者層の意識と合ってるんじゃないでしょうか。(こういうことを言うととてもおっさんくさいのですが)

ルフィの根性というか、ハッタリでドン!で敵を倒す、っていうのは、あれはルフィの怒りの大きさで倒してるんだと思います。
もちろん実際劇中において怒りで強くなるという設定があるわけではありませんが、作劇として。
感情移入が成功してれば、読者の怒りがMAXなところでルフィもパワーMAXでドン!ってなるんですが。
だからあくまでベースは感情だと思います。
読者が、かわいそうだな、と思うところで大ゴマで泣き、誰か何とかしてくれ、と思うところで大丈夫だ!と胸をたたき(ここが感動させるポイント)、こいつ許すまじ、と思うところでブッ倒してくれる、という。
だからルフィは感情だけです。読者の感情の代弁者となるべきキャラだと思います。

だから、やっぱり無理やりにでも誰かに感情移入できないと難しいと思うなー。
たとえばアラバスタだったら、ビビに感情移入できれば、ルフィたちはとても頼もしいわけで。
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楽しく読める方法ではないのですが・・・やはりNO1さんの言うように楽しめないのを無理に読んでも・・・と思います。

しかも40巻までって結構読みましたよね。
それでも面白さを見つけられないのならもぉ無理だと思いますよ。
実は私も質問者様と同じでした。
私も漫画が大好きで、少年マンガも人気の物は結構読んでてかなり大好きな漫画もあります。
でも旦那や弟、友達も1番はワンピースだそうです。私も話に入りたいし、だんだん面白くなるから読めと言われ。なんとか頑張って読みました。無理でした。アニメも1話から見ましたがやはり無理です。感想は質問者様と全く同じです。
ですがもしかしたら、私はダメでしたが、アニメで見直してみてはどぉでしょう・・。
マンガの様なゴチャゴチャ感がないし。面白くないと思いながら読むのは辛いと思うので。私はページをめくるのも嫌になってました・・。
アニメも無理なら好きになる事は無いんじゃないでしょうか。諦めましょう。
こんなマンガ好きな私が大人気のワンピースの楽しさが分からないのは寂しい気さえしましたが私は諦めました。

この回答への補足

私はアニメ化作品は基本原作を先に読むことが多いのですが、どれも別物のように感じることが多いです。アニメも見てみたいと思います。画に対してもう少し楽な気持ちで見れそうです。

私の周りもみんなワンピース大好きです。その理由は『感動する』だそうです。
こんなにもみんなが絶賛するわけだから、何かあるんだろうと思って読みましたが人気の理由が本当に密からないし、感動もしません・・・。登場人物に共感もできません。

一番共感できないのは主人公のルフィです。
彼の主張や信念がよくわからず、その時に思いついたことを大声で一喝してムリヤリ相手を納得させてるように見えます。それが同時に作者が考えてることを放棄して楽な方に走ってるように思ってしまうのです。

私も寂しいです。自分に問題があるのかとさえおもってしまいました・・・。

補足日時:2011/07/31 12:50
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難しい質問ですね。

本来ならNo1さんのおっしゃるとおり、面白くないなら読まないで良い、で済むのですが…。

絵は独特ですね。鳥山明の影響下にあるとはいえ、すっきり見せる鳥山氏と違い、ごちゃごちゃ描き込むスタイル。線がシンプルでシルエットがはっきりしてるので見にくいとまではいかないバランスだと思います。

話に関しては、主軸がキャラクターにあり、友情物ということで、キャラクターへの感情移入ができるかが楽しめるかどうかの分岐点だと思います。
スピード感のある作風ではなく、キャラクターのバックボーンを回想など交えながら丁寧に積み上げ、敵の悪行なども順を追って几帳面に描いて、ようやくバトル!
各エピソードでのキャラクターの怒り、悲しみなどに感情移入し、敵に憎しみや怒りをおぼえさせようという構成で、だからこそルフィたちの登場に喝采し、勝利に爽快さをおぼえるのだと思います。
以前登場したキャラクターが、ずっと後になってここぞと言うところで再登場したりするのも、キャラクターに愛着がなければ盛り上がらないでしょう。
感情移入できなければ、単調に物事を追ってるだけの退屈な漫画になってしまうと思います。

繰り返しやってることはずっと同じで、
敵に遭遇、それとかかわった善き人たちの現状を描いて、感情移入させる。
それを知った主人公たちの怒りと読者の怒りが同調。
敵をやっつけて主人公も読者もすっきり!
ということだと思います。
水戸黄門的とも云えるかと。

サンジやチョッパー、ナミが仲間になるエピソードとか、アバラスタ王国のエピソードとかが典型だと思います。あれが楽しめれば、全部面白い。
(個人的には空島とかはそれでも読むのがしんどかったですけど)

余談ですけど、全体としての構成はすごいと思います。
ジャンプのバトルものの長期連載としては異例だと思うのですが、ここまできても強さのインフレーションがほとんど起こっていません。
最近劇中時間が2年飛んで、主人公パーティーが強くなりましたが、それまではあまり強くなってないんです。
強くはなってるのですが、ごく序盤で強いとされた赤髪のシャンクスや鷹の目のミホークなどは今でも最強の部類ですし、彼らに対抗できるほどではない。
強さの壁があって、そこはなかなか超えられないんです。
2年でどこまで強くなったのかはまだ未知数ですが。
そして、これだけ多くの登場人物があって、それが見事にからみあって矛盾がほとんど起きてない、ってのもすごいと思います。

この回答への補足

ありがとうございます。

水戸黄門的とは、まさにその通りでそこを「期待通りの展開でスっとした」と思えるか「またか」と思うかの差でしょうか。
実はアラバスタのストーリーでは「面白くなりそう」と期待したんですよね。
単なる敵の雑魚キャラだと思っていたビビが実はかなりの主要人物で、という展開やミステリアスな敵キャラのロビンがあっさり仲間になったりする展開は意標を突かれたようで新鮮でした。
ですがその後のストーリーからは読めども読めども辛いだけで・・・。

おっしゃる通りDBやNARUTOと違い、誰が強いかよくわからなくして力を均衡に保っている点は言われてみればそうだなぁと思いました。
それが良くも悪くも長編になれる理由かもしれません。
おそらく私は、DBやNARUTOのように修行するわけでもなく、HxHのように奇策を用いるわけでもないのにルフィの“根性”みたいなものだけで勝ってしまうことに違和感を感じているのかもしれません。

補足日時:2011/07/31 12:38
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マンガなんて所詮、娯楽です。

楽しめる人だけが読めば良いのです。何が面白いのか、どんな視点で読めば面白いかなんてどうだって良いのです。

40巻読んでつまらなかったら、あなたにとってはつまらないマンガなんです。読まなければ良い。

にんじん嫌いな子供に、にんじんを細かく刻んでハンバーグに入れて食べさせてにんじんを食べさせたとしても、にんじんが嫌いなことはかわらないでしょう。にんじんが食べれた=好きではないですから。
如何ににんじんがおいしいかなんて、説明するだけ無駄でしょう?

ワンピースが面白いと思う立場からすれば、あなたの質問文を読んだだけでも、モニタに向かって「じゃあ、読むなよ」と言いたくなります。(笑)

この回答への補足

「どうすれば面白く読めるのか」が質問の内容です。
漫画に対する考えも人それぞれなのでそのお考えを問うているのではありません。
私の質問の意図をご理解いただければ幸甚です。

補足日時:2011/07/30 14:45
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