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ジャズではオルタードスケールを頻繁に使います。自分もオルタードテンションを含んだフレーズを自然に使っているのですが、いざきちんと調べてみると、少し思い違いというか不明な部分がありました。

「メジャースケールのルート以外の音が全部♭」とか、「半音上のメロディックマイナースケールと同じ」と言われることもありますが、一般的な説明としては、1度、♭2度、♭3度、3度、♭5度、♭6度、♭7度が構成音となっていることが多いと思います。
つまり、1・3・♭7の7thコードのコードトーンと、♭2・#2(♭3)・♭5・#5(♭6)のオルタードテンション(便宜上オクターブ内の音で記しました)が合体しているような形です。

しかしある説明では、これに5度の音もプラスされています。

たしかに7thコードのコードトーンにテンションがくっついていると考えれば、5度が入ってきておかしくないですし、実際のフレーズでもオルタード的な音を弾きつつ、コードトーンである5度も弾いたりもします。
ただ、純粋にスケールとしての構成音は、5度は含まれているのでしょうか?


「そんなことを考えなくても良いフレーズが弾ければOK」ということではなくて、今回の質問は純粋に音楽知識としてのスケールの構成音の質問です。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

私は、含まれてないと思います。

5度が含まれるなんて聞いたことないです。
♭5、5、♭6と半音が3つ続いてしまうし。

「オルタードテンションがすべて含まれるので、オルタードスケールと呼ばれる」という説明は良く目にしますが、「7thコードのコードトーンにテンションがくっついていると考える」のはそれ自体、変なのではないかという気がします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やはり5度は入ってないですよね。
iphoneのアプリでスケールを検索できるものがあるのですが、それには5度が入っていたのです。それによると(海外のアプリなので説明はよく解りませんが)、「オルタードドミナント」という名称で、コードトーン+テンションという形で書いてありました。というより厳密には、オルタードスケール上でドミナント7thコードのコードトーンを合わせて示している、という感じで書いてありました。
なので、もしかしたらドミナント7thコードと、それに対応するオルタードスケールを重ねあわせて説明していたので、5度の音も(コードトーンとして)書かれていただけなのかもしれません。

お礼日時:2011/08/22 13:40

オルタードはその名前が示すとおり「部分的に変更された」コードであり、


思いっきりアウトさせることを目的とした特殊なコードです。

具体的には、半音下のメージャースケールのルートだけを
半音上げたものです。

たとえば、Gオルタードなら、F#メージャースケールの
ルートをGに替えたものです。

ドミナントモーションを強調するためのコードです。

ですので、オルタードスケールのテンション音の解釈は後付けです。
また完全5度は含まれていません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「思いっきりアウトさせることを目的とした特殊なコードです。」「ドミナントモーションを強調するためのコードです。」ということですが、オルタードというのはスケールというよりコードと捉えていいのですか?たしかに、特に海外の譜面なんかはドミナント7thにAltの記述がありますよね。

「半音下のメージャースケールのルートだけを半音上げたもの」は、「メジャースケールのルート以外の音が全部♭」に、ちょっとニュアンスが違うかもしれませんが同じようなことですね。私もそういう風に覚えています。
オルタードテンション云々というのは後からつけられた解釈なのですか。
アウトすることを目的にするなら、半音ずらしたスケールを弾くというのは納得ですね。
いずれにしても5度は入っていないということですね。ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/23 09:51

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