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 ギターのキーに関する質問です.良く「弾きにくいキー」という話しを聞きまが,これはどういった理由からでしょう.以前,Charさんと布袋さんの対談で,「E♭やA♭はギターで辛い」といったような話しをしてました.スケールを平行移動すれば良い気もします.コードは確かにバレーコードばかりになると思いますが,エレキギターなら特段問題ないかとも思います.
 ギターで弾きにくいキーの理由と,E♭,A♭との関係.他にも弾きにくいキーがあるのであれば,教えていただきたく思います.

A 回答 (6件)

開放弦が使えないからです。


同じAでも、6弦5フレットと5弦の開放では音が違います。
やっぱり、開放弦の音を使いたいですよね。
特にバッキングの時に重要になります。

Cherさんの演奏を良く聞いてみて下さい。
開放弦を使った、素晴らしい演奏が山の様にあります。
納得すると思いますよ。
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この回答へのお礼

 早速の回答ありがとうございました.

 > やっぱり、開放弦の音を使いたいですよね。

 は理解できます.でも,そうすると,キーが凄く限定されますよね.E, A, Dとか.確かにアコースティックのソロギターですと,ベースに4,5,6の開放弦を使いたいので,開放弦以外のキーの場合はカポを積極的に使ってますよね.でも,エレキではあまりカポは使わないし,ギタリストが好んで使うキーのGは3弦ですが,あまり開放弦で使わない気もします.他にも理由があるのかな?て思ったりもしてしまいます.

お礼日時:2011/12/16 15:44

>そうすると,キーが凄く限定されますよね.E, A, Dとか


そうですよ。
ギタリストの作る曲は自分が弾きやすいAやEがキーの曲が多いのです。
5・6弦の開放つかうリフ、多いですよ。

で、皆さんAやEに慣れているので他のキーの曲だと何度上ということがわかっていてもポジションマークを見てちょっと混乱してしまったりインプロの時につい慣れたフレットに指が行ってしまうという現象が起きるんですよ。
まあ、ちょっと練習すればできるんですが、ぼんやりしているとやはりまた間違える。

チャック・ベリーは何故かF#の曲とかたくさんあるんですが、あんな単純な3コードでもキーA、E、Gに慣れきっている身体だと弾きづらかったりします。

エレキでカポと言えばキース・リチャードです。
彼は6弦無しのオープンGという変速チューニングで4フレにカポなんてことをよくやっています。
何故このキーなのかは、ボーカリストの声域を配慮したものかもしれません。
カポあってもなくてもいずれにしろ、オープンGで開放弦多用のリフが非常に多いです。

※もちろん世の中にはそんな癖に囚われないギタリストもたくさんいると思います。
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再度の投稿です。


キーをメジャーに限定して話しますが、キーがGの場合は開放弦全て使えます。
例えば、Cだって全部使えます。
ようするに、開放弦を使えるということは、押さえなくても音が出るんですよね。
それだけ、バリエーションが増えることになります。
イコール弾きやすいとなるんじゃないですか?

ちょっと考え方を変えてみてはどうですか?
弾きにくいキーではなく、弾きやすいキーがギターにはある。
相対的にE♭やA♭は弾きにくく感じる。
こう考えてみてはいかがでしょうか?

それと、一つだけ異論を唱えさせて頂きます。
ギタリストが好きなキーはGではなく、Aです。
間違いありません。
どんなギタリスト(ロック)でもいいから試しに、何の縛りも与えずに3曲作らせてみて下さい。
間違いなくAの曲が1曲入ってます。
へたすれば、2曲入ります。w
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他の人とかぶりますが、ロックのジャンルで一番「リフ」が作りやすいキーが E と A。

それより高いキーならともかく半音低いとなるとリフが非常に作りにくくなります。

コードバッキングと単音のソロだけなら、早い話どんなキーでもかまいません。ポップスにはよくあることであり、ロックでもリフらしいリフがない曲には♭系のキーもよくあります。

ところがリフが重要なロックでは低音の開放弦が活かせないキーはやりにくくなります。他の人が歌うためにキーを変えることが困難になるのもこのせいです。リフにオリジナルの面影を残してキーを変えるとなるとほぼ E - A 間の移調しかできなくなります(あるいはチューニングを変えるか)。
ソロも可能なら開放弦を絡めた方がアプローチしやすくなります。その開放弦ですが、A♭ではスケール外の異質な音ばかり、辛うじて3弦のGがスケール内ですがペンタトニック中心に行こうとするとやはり異質です。E♭については3弦Gと4弦Dがメジャースケールの音ですがこれもペンタトニックではスケール外です。

♭系でもGマイナーは比較的リフを作りやすく、リッチー・ブラックモアなどよく使います。低音側は6弦3フレットを親指で押えることになりますが、3・4弦解放がGmのコードトーンを作るため絡ませやすくなります。

ご指摘されていますが、ロックの特にハードロックやブルースにルーツを持つものはキーの選択がある程度限られます。しかしその限られた中で作るリフがロックらしさを作り出すとも言えます。
決してギターそのものにキーが限られるわけではありません。
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 皆様御回答の通りなんですが、補足として。



※ギターのレギュラーチューニングは本質的にEで、それより低いキィには適しません。これは開放弦が使えないということもありますし、特にブルースロックを演奏する場合、6弦にルートが来るかどうか、というのは奏法上の問題でもあります。
 『スケールを平行移動すれば良い気もします』とおっしゃいますが、実際に演奏してみてください。Eより『若干低い』だけのキィでは、演奏は12フレット手前を多様する事になり、(勿論、これでも音楽通論上は正しいのですが)バッキングでもソロパートの様なキンキンしたトーンが増えてしまい、実際には曲として成立しませんよ。

※ボーカルの声域に合わせたのか、或いは暗く重い感じの演出の為か、最近のバンドでドロップチューン(低い方のルートだけを6弦で出せる様に合わせたチューニング)やダウンチューン(全弦を落とすスラック・キィ・チューニング)が多用される様になって来たのも、元々ギターのレギュラーチューンがEより低いキィで異様に使い難いからでしょう。

・・・・尚、余談ですがついでに。

 キース・リチャーズがオープンGチューニングで6弦を外すのも、上記の理由によります。
 元々、『ブルースロック発祥』と言われているロバート・ジョンソンより前のデルタ・ブルースでは、オープンGの曲が多く(ロバート・ジョンソンが『追っかけ』をやっていたほど憧れていたサンハウスなどは、全ての曲をオープンGかG#で押しまくります)、この時代のブルースを演奏するにはオープンGが基本となりますが・・・・オープンGでは6弦にルートが来ない為に、スライド奏法ではちょっとした工夫が必要になります。
 90年前のデルタ・ブルースマン達は、5弦にルートが来るこのオープンチューニングを器用に使いこなしていましたが、しかし上述した様に、フラットピックを使うブルース・ロックのスライドでは『最も低い弦』がルートになっている方が演奏し易く、ルートより低い音程の6弦はあまり使いません。キース・リチャーズは『どうせ使わねぇなら取っちまえ』と考えて6弦を外しているんでしょう。
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レギュラーチューニングではE♭やA♭は弾きにくいですが、それに対応するためにはチューニングを下げるのが一般的です。



全体を半音下げることにより6弦がE♭、5弦がA♭になり開放弦をいかしたリフやフレージングが可能になります。
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