プロが教えるわが家の防犯対策術!

ドラマや漫画、小説…etcは
王道と言われるストーリー展開やキャラクター設定がありますよね。

たとえば
・恋愛相手が記憶喪失になり、主人公のことを忘れるが、あるきっかけで思い出しハッピーエンド

・爆弾が爆発する1秒前に、赤か青のどちらかの導線を切り、何とか爆破を食い止める主人公

展開でもキャラクターでも、どこかで見たような安易な展開の創作物ってありますよね。

もちろん、
あえて「王道」を狙って作っているものもあると思います。

ですが、なぜほとんどの人は創作物を作るときに
視聴者や読者が展開を予測できたりどこかで見たような
ものを作ってしまうのでしょうか?
(もちろん個性のある独創的な創作物も見受けられますが)

稚拙な文なので分かりにくかったらすみません。

以前からとても気になっていたことです。

たぶん自分も小説等を書いたとしたら、「ありきたり」といわれるようなもの
になってしまう気がします。

A 回答 (12件中1~10件)

エンターティメントのうちですから、王道というより「お定まり」「お約束」を観客が期待するからです。



制作者側は、お約束通り行くか、はずすか、で狙いを定めます。

「そう来なくっちゃ!」という期待。
「おっとそう来たか!」という意外性。(それもお約束のうちですが)

落語なら最後にオチがなければ客は納得できません。
なんだか出るものが出ないような気分の悪い後味を味わいます。
恋愛ものならこういう展開、サスペンスならこういう意外性、とすべて期待のうちです。
小説であれば読後感というのが大事なように、客が良い気持ちで終われるような型をつくってやらなきゃいけません。

この回答への補足

なるほど。
自分の浅知恵では思いつかないことでした。参考になります。
あえてはずすか
あえて約束通りいくか…製作側は考えるのですね。


そこでまた少し違う疑問なのですが、

「故意」の場合の理由は回答頂いた内容でとてもよく理解できたのですが
独創的な創作をしたい場合に、作ってみて見直したらありきたりな内容になっていた…なんてこともありますよね?
凡人な考え方のせいなのか、個性を出すはずがいつの間にか王道に沿ってしまった…
これはなぜなんでしょうか。

補足日時:2011/09/30 17:34
    • good
    • 0
この回答へのお礼

確かに見る側の期待に沿えるかが、重要ですね。
とてもなるほど~と思いました。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/30 17:38

面白い質問ですね。

私もとても興味があります。

以前妻と似たような事を話したことがあるのですが、
妻が言うには「予想外の展開なんか求めていない」のだそうです。

王道のパターンは過去から多くの人に親しまれてきている……それだけ
求められてきているのだから、作る方も受け手もそういうものが好きなのでは?
とのことです。それをわかった上で「そうそうこの展開だよ!」と膝を打ちながら
見たり読んだりが楽しいのだとか。もちろん、作者の力量が高く、あくまで
おもしろい事が前提だそうですけどね。

私はひとひねりあるような話の方が好きなのですが、そういう人は
「食べ物屋で少し変わった物を注文する人」なのだと言われました。
大半の人は王道メニューを欲していると。
作品と食べ物では全く違うような、でもそうかもしれないな……?
などとと思って聞いていました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>王道のパターンは過去から多くの人に親しまれてきている……それだけ
求められてきているのだから、作る方も受け手もそういうものが好きなのでは?

確かにそうですね!
安心感もありますしね。
私も視聴者側でしたらひとひねりある方が好きです。
王道が多いということは、それだけ見る側が求めている…ということなんでしょうね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/01 09:52

ドロンボー一味がドクロベエからおしおきを受けなかったら…


黄門様の印籠が取り出されることなく、事件が解決したら…
七曲署の刑事たちがドラマが始まってすぐ全員殉職したら…

視聴者の期待を裏切ることになります。
小説でも映画でも、少なからず見る側がストーリーを想像してから見ると思います。
その予想の裏切り方がポイントで斜め上なら喜ばれますが、全然次元が違う方向だとヒットしません。

ヒットしないということは目立たないということなので、そのような作品があったとしても人知れず歴史に埋もれていくだけです。
つまり王道から外れた作品は探さないと見つけられない、ということになります。
これは賭けですよね。
見る側(探す側)にとって、思いっきりハズすか、思いっきりアタるか、ですから。
(というか、作る側にとっては十中八九ハズれるだろうから、最初から儲けることに関して負け戦ではあったりするんだけど)
そんな労力をかけるくらいだったら日和見してたほうが楽だと考える人が多いので、客が多数な層に向けて創作物を提供するとなると作る側も王道に沿った展開としなければならない。
完全にループを描いてます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、確かに裏切る行為かもしれないですね。

>つまり王道から外れた作品は探さないと見つけられない、ということになります。
これは賭けですよね。
見る側(探す側)にとって、思いっきりハズすか、思いっきりアタるか、ですから。

大ヒットする作品はやはりどこか王道だったりしますね。
でももし王道から外れているような作品が人気が出たら
逆にすごいヒットしそうですね。
でも売れるかどうかは分からないので皆あまり作らないのかな。

客が多数な層=王道に沿った展開
これもなるほどでした。
とても参考になりました!
ありがとうございます。

お礼日時:2011/10/01 10:01

基本的には、その方が売れる期待が大きいからでしょうね。


もちろん、邪道だから売れないというわけではありません。
ある意味、王道でない分、新鮮だし、後の展開が読めない楽しさもありますから...
ただ、邪道の場合、一部から批判や抗議の投書があるのは間違いありません。
それを踏まえても掲載・出版し続ける価値があるかは、出版社側の判断次第です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

確かにそうですね!
邪道の場合、うけるかうけないかで随分人気がでるかに差が出そうです。
視聴者が求めているのが王道だから、作り手も王道を作ることが多いんですね。

とても参考になります。
ありがとうございます!

お礼日時:2011/10/01 10:04

王道と予想させて結末で裏切るという展開だと独創的なんて評価されるんですけど


いきなり邪道だと奇をてらっているように見えて薄っぺらいと評価されちゃうことも多いです。

実力があれば王道でおもしろい作品を創作できます。実力を示しやすいしウケもいいです。
それができない人は初めから奇策を狙います。いつまでも奇策を生み出せるアイデアがあれば、それでも評価されます。

しかし邪道は難しいです、王道から外れるあまり読者が不満に思う展開があります。
例えば結局犯人がわからないまま終わる推理小説やヒロインが序盤で死亡する恋愛小説とか、こんなもん読まされたほうはたまったもんじゃないです。中には面白いのもあるんですけどね。

まずは王道、ありきたりな物語を創るのがいいと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>いきなり邪道だと奇をてらっているように見えて薄っぺらいと評価されちゃうことも多いです。

確かにそれもありますね。狙ってる~何て思われたり。

邪道=視聴者が安心して見れない(納得がいかない展開)
となるとうけるかどうかは微妙になってきてしまいますね。
犯人がわからない推理小説やヒロインが序盤で死ぬ…
確かにいやかもしれませんね。。

とても参考になります。
ありがとうございました!

お礼日時:2011/10/01 10:08

見るのはアニメや映画、ちょっと違うけどゲームです。



お約束程度はありますけど、
そんなに王道を突っ走る物ってありますかw
あったら教えて欲しいです。。
(ここ数年モヤモヤ感じてます)

自分の趣味に合ってそこに突っ走るストーリが王道だと思うのですが、
最初はおお!と思っても最後は”えぇ~”なんでそっち行っちゃうの??
と思うことが多いです・・・
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>自分の趣味に合ってそこに突っ走るストーリーが王道

そうですね、王道と表現してしまったのですが正しくはお約束的展開…の方が近いかもしれません。

例をあげようとするとタイトルまでは思いつきませんが
私は何となくドラマ等は特に、そういった傾向(お約束ストーリー)が多い気がします。
刑事ものだったら、
主人公が独断で突っ走りやすいタイプだったり…
警察上層部は裏で悪いことをする人が多かったり…

全てが予測できるような展開というわけではなく「あぁ、こういうキャラはこう行動するだろうな」みたいなお約束感があると思います。

纏まりのない文ですみません。。
回答ありがとうございました!

お礼日時:2011/10/04 10:53

私は、王道と呼ばれる”型”の中で物語などを作り、そこからはみ出したり縮めたりなどアレンジをして”加工”し、そして完成へと築き上げているのだと思います。

だから世の中にはわかりやすい”王道”と呼ばれるものがたくさんあり、強い個性や独創性があるものはわかりにくい”王道”であり、高く評価されるのだと思います。たぶん・・・・。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど~。
そうかもしれません!

目から鱗というか、自分の浅知恵では思いつきませんでした。
考えてみれば、そうかなと思う点もありますね。
基本は王道で、そこにどうアレンジするかで創作物は個性が出、面白みが増すんですね。

とても参考になります。回答ありがとうございました!

お礼日時:2011/10/04 10:59

20年以上前に読んだ本の内容なので細かいところまでは覚えていませんが・・・



人間が人間(擬人化した動物も含む)のドラマを創作する際の起承転結のパターンの数には限りが有って、ある学者の説によると『全てのパターンの組み合わせはシェークスピアの時代に使い尽くされた』そうで、それ以降の作品は全て(悪いいい方だと)二番煎じということになるというレポートでした。

もちろん、時代によっては物語の中心となる常人離れした力を持つキーマンが、全能の神の血をひく子であったり、忍者であったり、エスパーであったり、宇宙人であったりという細部は変化が加えられていても軸となるストーリーが「誰も似たストーリーを書いたことが無い」というのは出て来ないそうです。

極端に言えば主人公が存在する映画を観に行った場合、始まる瞬間に考える結末は「主人公が死ぬor死なない」の二択であり、誰もがそのどちらかだと予想しているわけです。

すみません、我ながら説明が下手です・・・。m(__)m

ただ、これを逆手にとっていて面白いと思ったのは(ちょっと古いですが)「ひぐらしのなく頃に」ですね。

もともとがライトノベルゲームだったということもありますが、一つの基本となるストーリーに対して無限の結末とそこにいたる過程があるという漫画Ver.は色々と読者にも考えさせてくれていい作品だと思っています。

なんか、グダグダの回答となり失礼しました。^^;
    • good
    • 0
この回答へのお礼

もう使い尽くされた…確かにそうですね。
何もかもが全く新しい!というものはない気がします。

ひぐらしのなく頃に…斬新なストーリーですね。読んでみたいな、気になります。

>グダクダの回答
とんでもないです!むしろとても知的な文章(他の回答者様も)でらっしゃるので、私の質問やお礼文が稚拙でお恥ずかしいです。

とても参考になりました。ありがとうございます!

お礼日時:2011/10/04 11:11

何だかんだ言っても、王道が一番支持されるからです。



特に日本人は、何だかんだ言いながらも「無難」「定番」と言う物が好きですしね。
「無難」「定番」が大好きな国民性ですから、結局「王道」が一番ウケるのですよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「無難」「定番」が好き…確かに!
個性のあるものより王道が多いのもそれ故かもしれませんね。

回答ありがとうございました!

お礼日時:2011/10/04 11:14

それは私たちが目にする物は、既に審査を何回も通った「売れる形態」を取っているからです。



歌曲も同じく、旋律があって適当にノリが良くてと条件があり、その中で選ばれて行きます。モデルさんはもっとわかりやすいですね。誰でもいいわけではない、という事が。

ドラマ・映画・小説も素人や芸術家肌の描いた物がネットで見られたら見てみると面白いです、全く既成の形を無視して作る人達がいます。

それをあえて売り物として出すか、やっぱり出せませんよね、元手の回収しなきゃなりませんからね、売れなかったらプロデューサー首ですよ。

少年ジャンプなど、アンケートの繰り返しで読者の読みたい方向に話を引っ張って行きます。マンガ家も何を書けば次にも契約がもらえるかわかって来ます。一つが売れるとスポンサーがあれをマネしろと言うんです。アニメキャラはその時代毎にほとんど似たキャラになってしまいます。

独創性があるのは個人で製作の短編映画などの賞狙いの芸術系です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「売れる形態」を取っているから…なるほど、確かにそうですね!
ネットなど「商売」を目的としない作品だからこそ、とらわれずに好き勝手に個性を出せる…というのにも納得です。

なぜ、ヒットするドラマや映画、小説etc…に王道が多いのか、とてもよく分かりました。

回答ありがとうございました!

お礼日時:2011/10/04 11:20

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!