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絹の着物は織り方により手触りもかわりますか?

祖母から着物を頂いたのですが、ザラザラしたような(?)木綿みたいな手触りの着物も絹と教えてもらいました。

私は正絹の着物といえば、サラサラしてしっとりしたような素材でできていると思い込んでいたので…。

そもそも正絹と絹って言い方は同じだけで意味は同じですか?

A 回答 (2件)

遊びで着物を着ている者です。



既にお答の方がいらっしゃいますが、糸の紡ぎ方と織り方によって同じものとは思えないほどに変わります。
質問者さまが思ってらっしゃる、サラサラでしっとりというのは、おそらく縮緬や綸子、「柔らか物」と呼ばれる振袖や訪問着を作る生地ですね。生糸と呼ばれる上等の絹糸で織ります。
同じ生糸を使って、固めにしっかりと織るのが、大島紬や黄八丈という紬です。ツルンとした手触りで独特の艶があります。
そして、繭から生糸にせずに、綿のまま手で紡いだ糸で織ると、温かみのあるざっくりとした布になります。代表は結城紬ですが、他にも色々あります。
また、玉繭と言って、一匹ではなく二匹の蚕が一緒に繭を作ってしまうことがあります。二本の糸が絡みますから、所々に糸のもつれができてしまって、節があちこちにある布になります。牛首紬というのが有名です。

ちなみに紬と言われる着物は、基本的にカジュアル用の着物です。結婚式のような華やかな場には着ていくことができません。
でも、振袖や訪問着と違い、スーツやジーンズ姿の人と並んでも、着物姿が浮き立つことがありません。適度な華やかさとキリっと感が味わえますので、「ちょっと気分を変えたおしゃれをしたい」時にはおすすめですよ。

「絹」と「正絹」の違いですが、着物の素材として使っている場合は同じ意味です。よっぽど悪質なところでなければ。
「正絹」というのは、絹100%の糸または布のことです。
「絹」というのは、素材のことですね。
また、通常「絹」というと、蚕から作るシルクを指しますが、昔はレーヨンのことを「人絹」と呼んだのだそうです。詐欺まがいの場合、「絹」と言っただけなら、レーヨンを使っていても嘘ではないということになります。
あと、わずかに絹以外の素材が混じる場合ですね。金糸銀糸もありますから、完全に100%でなくてもよいそうですが、「正絹」と表示するには100%に果てしなく近く絹だけでないといけません。10%も他の糸が入ると「正絹」とは呼べなくなります。この場合、「絹製品」として販売することになりますね。

お祖母さまからのお着物、いいですね。
お正月も近いことですし、ぜひ、着て楽しんでくださいね。
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いえいえ。

大島や黄八丈などはさらっとしていない。
正絹は100%絹。 絹と言えば混じっていても絹というのかもしれない。

糸くずを燃やして髪の毛が燃えた匂いがすれば絹製品だとは思います。

風合いを出すために短い絹糸を結びながら、わざとでこぼこした風合いにすることもあります。
大島などは超高級品ですがさらっとした風合いを消しているので普段着の超高級品。
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