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写真のマイクですが、右側が舞台方向です。マイクの向きが
客席方向になっています。特に客席の音を拾うマイクでもないし
間接音を拾う目的をもったマイクでもないようです。

このような通常とは逆にセッティングするマイクってあるんですか?

「マイクの設置方向は間違ってないですか?」の質問画像

A 回答 (10件)

再びNo.7のJOHN_Papaです。


MS方式は、SANKENのCMS-2なら借りて使ったことがあります。
 
SM69の電源ユニットの9Stepスイッチによる指向性コントロールについて
 
なぜか家にSM69およびSM69FETの回路図(電源ユニット含む)があります。
SM69のマイクカプセルは、NEUMANNの特徴でもある前後2つの無指向性マイクが逆相で背中合わせでワンユニットになっており、前側のカプセルにはフル電圧の成極電圧が常に掛かり、後ろ側には同じ値の抵抗器で8段階に分圧された成極電圧が掛かるようになっています。
指向性コントロールがフル電圧なら双指向性で、0ボルトなら後ろ側ユニットはカットオフされて無指向性になり、その間は様々なパターンの単一指向性になります。単純な成極電圧の切り替えですから難しいコントロールは何もありません。後方マイクカプセルの出力が変わるだけです。
前後カプセルの信号は合成されて取り出されるため個々に取り出すことはできません。
No.9図上で単一指向性に見えるのは無指向性時16KHzの指向特性で中低音域は見事な無指向性になっています。○は無指向性で間違いないですよ。
それから指向軸が90度方向に向けられているのはマイクの先端側で風防ごと回転するサイドマイクであることを示しています。
No.9図下のポーラパターン(軸特性)はステップ中間マーク位置の単一指向性時の各周波数毎の特性です。右半分が250,1K,2K,8KHzの特性で左半分が125,500,4K,16KHzの特性を現しています。これより∞方向がハイパーカイディオイド、○側は無指向性に近いカーディオイドになります。
また、No.8のようにミッドマイクに対してサイドマイクを左90度回転させた位置がMSマイクとして使う時の定位置です。ミッドは単一指向性でサイドは双指向性にセットします。音源にはミッドマイクの正面を向けます。M+Sの合成が左、M-Sの合成が右になります。
XY方式の時は、ミッド・サイド共に単一指向性にし、2つのマイクの中心角が音源の方向を向きます。
MS/XYどちらの時も単一指向性のパターンを調整することによって収録するアンビエンス(環境ノイズ・ホールエコー)をコントロールすることができます。
 
相談者さん(←前回誤字ってごめんなさい)の写真で、同じ方向を向いた無指向性と双指向性をM+Sすれば標準的な単一指向性になります。どう頑張ってもMSやXYのようにワンポイントステレオにはならないですね。舞台方向を向いてるのは間違いないがどんな音で録れたのか聞いてみたい。
 
参考までに、一般的なマイクはマイクカプセルの後ろ側を塞いだものが無指向性、カプセルの後ろも前と同じだけ開いているものが双指向性、前に比べて後ろの開口面積が小さいものが単一指向性になります。NEUMANNのように2つのユニットでなくてもマイクの指向性は作りだせますが、後ろ側に別ユニットを付けてそのユニットの電圧を変えることで指向性のコントロールができるようにしたのがNEUMANNなのです。さらに半世紀以上前からミッドサイド方式でマイクの指向軸までコントロールするなんてNEUMANNってすごい会社です。
 
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A No.3、A No.5 HALTWO です。



記憶だけで答えたら先輩諸氏から突っ込まれて汗々!(笑)。

MS Microphone の原理は Wikipedia にも紹介されているのですが、実際にはちょっと理解する気が起きない(笑) 不思議なものでして・・・まずは下写真 (及び指向性図) をみてください。

写真は SM69 専用電源 Amplifier のもので、小さくて判り辛いかとは思いますが、左上の Switch は単一指向性から双指向性を通って狭指向性まで 9 Step の Switch になっています。(無指向性の設定はありません)

A No.3 で答えた「(赤黄の Unit は 180 度まで回転できます) 」は 270 度の誤りでした・・・スミマセン m(_ _)m。

電源部の 9 Step Switch は 2 つの Mic' Unit の信号を合成した際の周波数特性変化を補正するのみならず、積極的に位相制御も行っているようで、無指向性のように見える「○」印も実は単一指向性になっています。

次に右上 (単一指向性) と右下 (狭指向性) の「指向軸」に注目して見てください。

どちらも 0 度方向は上 (Y 軸正) なのですが、単一指向性の指向軸は 90 度傾いて X 軸正の方向を向いていることに気付かれると思います。

これが「積極的に位相制御も行っているようで」とする由縁なのですが、単純に「正面と横を向いた Mic' Unit の出力を合成している」のではなく、2 つの Mic' Unit を同方向に向けても両 Mic' Unit からの出力は位相が大きくずれているようなのです。・・・なにしろ先端の Unit は 30 度 Step で 270 度も回せますので、各々の位置でどんな特性になるのかは、まるで FM Synthesizer の Modulator のようで、さっぱり想像が付きません(笑)。

そんなことをしては右からの音は右、左からの音は左という Stereo にならないじゃないかという突っ込みは堪忍してください(笑)・・・私は見ただけで使ったことがないので、現場での理解は諦めています(笑)。・・・想像ですが、御質問者さんの写真にある SM69 を設置した人も Manual が「想像していたものとあまりにも違う!」ことから「Test して実践で理解する」ことを諦め、無難そうな「○」印、つまり単一指向性の Stereo に設定したのではないでしょうか(汗)。

なにしろ私が見た当時は 70 万円もする Microphone でしたし・・・酷いですよね、日本の値段って・・・今では大分安価になっていますが、私が U.S. で $250 の中古品を買って愛用した Electrovoice RE20 という Microphone は私が日本で見ていた頃は 17 万円もしていたのですから・・・。(SM69 の U.S. での値段って $1000 ちょっとぐらいみたいですね(笑)。)

なお、トラブった時の Backup ということはないです・・・電源 Unit は 1 基で Stereo 出力ですので、電源 Unit がトラブったら Out です・・・初期 Model は U67 (U87 ではない) と同じく真空管だったのではなかったっけかな (記憶だけなので確信はないです(汗))。

9 Step の Unit 方向と電源 Switch の設定位置で収録特性がどう変わるのか、実際に実験された経験のある方から回答をいただければ良いのですが・・・うーん、この Site を覗いている人達の中で使い込んでいる人なんているのかなあ(汗)。
「マイクの設置方向は間違ってないですか?」の回答画像9
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はじめまして♪



写真の右下側の音を狙っていると言う部分は、大先輩達のご意見と私も同じです。

2つのつニットが同じ向きに関してですが、単純にトラブった時のバックアップと言う考え方は無しでしょうかねぇ?

ふと、思いついただけですので、先輩方からの御意見待ちです。
(回答に成ってなくて、ごめんなさい。)
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NEWMANN の SM69 か SM69FET でしょうね。


みなさん仰るとおり。サイドアドレスだし、XYもしくはMS方式でステレオ収録できます。
MS方式は、FMラジオやテレビのステレオ放送と同じくモノラル主信号と”L-R”の副信号の合成で左右の音を振り分けます。マイクを物理的に動かさずに二つのマイクの合成比率を変えることで左右の指向軸を変えられるのが特徴ですね。
N響収録では定番マイクです。特にMS方式で合成せずに2トラック録音しておくとスタジオに持ち帰って指向角を変えてリミックスできるとか。

しかし、なにか変ですね。SM69の指向軸はNo.3の写真の通りです。で、私は実使用はないのですが、見てきた限りにおいて添付写真のように風防の角度をずらさなければマイクの指向軸を変えられないと思ってました。
損段者さんの写真は風防が同じ方向を向いています。これではツインモノラルでしか収録できないのではないでしょうかね。それともカーディオイドのミッドマイクに双指向性をミックスすることによって合成ハイパーカーディオイドでモノラル収録するのかな?

写真は、こちらのサイトのものです。
http://www.flickr.com/photos/bbishoff/2342855594/
 
「マイクの設置方向は間違ってないですか?」の回答画像7
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再びお邪魔します。


写真の角度の見誤りがありましたので訂正します。
前後に間違えがなければ写真の角度でOKのようです。
http://www.coutant.org/qm69/index.html
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A No.3 HALTWO です。

・・・混乱されるといけないと思って・・・(汗)

この手の Microphone (他に SANKEN CMS-2 などがあります) では一般的な使い方です。

単純な 120 度程度の角度を付けて配置された二つの単一指向性 Unit を内蔵する One Point Stereo Microphone では棒の頭を演奏者に向けるものですが、この Microphone は下写真のように内部に横向きに入っている 2 個の Microphone Unit が単一指向性と双指向性の異なる Unit で構成されている MS (Mid-Side) 方式と呼ばれる構造になっていますので、棒の先から音を収録するのではなく、棒の横 (直角方向) から音を収録するようになっているので、御質問者さんの写真では左上方向か、右下方向に演奏者がいる筈です。

勿論、左上方向は天井ですのであり得ないのですが(笑)、実は天井から吊していることから吊されている Microphone Cable が垂れ下って無理な力がかからないように上下逆さま (Cable を上) にした設置法を採っているのです。

演奏者達がいる Stage は右下ですから、この方向で合っています。
「マイクの設置方向は間違ってないですか?」の回答画像5
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ワンポイントステレオマイクですね?



マイクの設置方向が間違っているかいないかは
担当ミキサーに聞いてみないとわかりません。

一般的には間違った使い方だと思います。
ステレオマイクですので左右の広がりを立体化
するものです。
指向性方向が90度違うのではないでしょうか?
写真の状態では上下の指向特性になっています。

客席←舞台の方向はLRの接続を変えてあげれば
大丈夫です。
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Neumann 社の SM69 ですね。



下写真で赤と黄の丸印が指向軸になります (赤黄の Unit は 180 度まで回転できます) ので御質問者さんの写真では右下方向に指向軸が向いていることになります。
「マイクの設置方向は間違ってないですか?」の回答画像3
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私がクラッシックの演奏を聴きに行くホールは、


聴衆の拍手、ブラボーの発声を拾うマイクを
複数本付けています。

個々人の声ではなく、大きな聴衆のかたまりの音を
拾います。
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機種が分かりませんが、おそらく合っています。



サイドアドレス型マイクといって、ダイヤフラム(音波を受けて振動する板)が輪切り方向ではなく、縦向けに配置されているマイクが(かなりたくさん)あります。だとすると、ダイヤフラムは右下に向いている訳なので、まさに舞台上を狙っていることになります。

おそらく、網目の上部と下部に1つずつ、90度~120度くらいで交差する形で配置されたステレオマイクでしょう。
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