プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

マンションの管理組合の役員をしています。

管理支援サービス会社の担当者とメールのやりとりをする時、「会社の規程」ということで、直接自分宛のメールでなく、BCCで送信して来ます。

複数の或いは不特定多数に同配する場合、それぞれに他の人のメールアドレスがわからないようにとか、同配先が多くて目障りだという場合はBCCにしますが、1対1の場合にわざわざBCCにすることがセキュリティ、又は個人情報保護になるのでしょうか?或いは他に何か意味があるのでしょうか?

担当者に訊いたらよく判らないし、個人的には面倒臭いと言っていました。

企業のIT業務をなさっている方のご意見をお聞かせ下さい。

(因みに質問者は「ITパスポート」資格レベルです。)

A 回答 (8件)

ずばり、その管理支援サービス会社の仕組みを作成された方の勘違いですね。

社内の同報者にBCCを使いなさいという仕組みはありますが、送信相手にBCCを使いなさいというルールは在り得ません。気持ちは悪いかもしれませんが、余計なお世話をしたくなければ、我慢して付き合うことですね。
 誤操作対策とかセキュリティ対策とかの説明をされている方が殆どですが、具体的に考えてみてください。BCC送信によるそういう効果は在りません。BCC送信で相手のアドレスを間違える動作を防ぐことは出来ません。それ以上に、BCCアドレスの入力という普段使わない操作をすることによるヒューマンエラーの原因にしかなりません。あて先(TO)を入れないとエラーになるメーラーや、BCCを入れるのに特殊な操作が必要なメーラーもあります。また、BCCによる一斉送信を比較的頻繁に使用する会社にまともな会社はありません。BCCを常用するなんて在り得ないと思います。
 BCCのアドレスが漏れるという誤解には敏感に反応されていますが、BCCの本来の目的についても間違っていると思います。BCCは、本来は、知らせたく無いアドレスではなくて、知らせる必要が無いアドレスに使用します。具体的には、発信記録用に自分のアドレスや保存用アドレスに使っていました。今の使い方は、その機能を流用しているに過ぎません。
 最近は、BCCによるアドレス無し配信に批判的な評価もよく聞かれます。本文で説明されていても、誰に送ったか分からないメールを受信して気持ちがよいものでは無いという意味だと思います。私もそう感じます。内容により止む無しと理解できなければ、使わない方がよいでしょう。
 そもそも相手のアドレスを表示せずに送信する仕組みは、インターネットのメールの仕組みから外れています。ダイレクトメールの様な用途には、専用にサーバソフトを使用するのが常道で、BCCを使用することは不自然です。あくまでも、TOを付けるのが前提で、事情によりBCCが必要な場合に限るべきだと思います。
 因みにBCCで受信した時も、受信した人はBCCのアドレスをヘッダから読み取ることは出来ます。質問者の使い方だと、積極的な、つまり(効果が無い)誤操作防止等の目的以外で利用する理由は在り得ないですね。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました。

今更の補足ですが、自分のアドレス宛に送信し、BCC欄に送信したい相手のアドレスを入れるという方法で送ってきています。

そんな方法が「出来るんだ」ということが発見といえば発見です^^;

お礼日時:2012/01/24 16:45

No6のnakryo777です。


 質問者さんが興味を持って見守ってくれているので、勉強になったRFC2822に関して、少し補足しておきたいと思います。
 RFC2822は、2001年に制定されたもので、前身はRFC822ですね。そこにはそれほど具体的には書いてありません。RFC2822の後半には、BCCを使用することにより、"秘密の暴露"というセキュリティトラブルと成りえる事の注意書きがあります。BCCで受信した方が安易に返信する危険性を指摘しているのです。いまさらですが、気をつけましょう。
 私が書いたBCCの用例は、1990年頃かな。まだ、英語圏の技術を取り入れた日本に現地で使ったことがある人の説明として記憶しています。今の時代には意味が無かったですね。
(私はADを持っていますが、ITだと違うことを身に着けているのだろうか。)
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この回答へのお礼

再度書き込みありがとうございました。

ITになって、ADより合格率が上がった(=易しくなった)と聞いています。自分にはその上は無理そうです(涙)

お礼日時:2012/01/25 16:53

本題からは外れますが、Bcc の本来の意味は、メール書式を定義している、


RFC2822 (たとえば、http://www.puni.net/~mimori/rfc/rfc2822.txt )には、

The "Bcc:" field (where the "Bcc" means "Blind Carbon Copy") contains
addresses of recipients of the message whose addresses are not to be
revealed to other recipients of the message.

"Bcc:"フィールド(ここで"Bcc"はブラインドカーボンコピー)は、このメッ
セージの他の受取人に対して公表すべきでない受取人のアドレスを持つ。

と書かれていて、他の受取人に対して、「公表すべきでない」アドレスに対して使うのが元々の意味のようです。

また同じ箇所には、

There are three ways in
which the "Bcc:" field is used. In the first case, when a message
containing a "Bcc:" field is prepared to be sent, the "Bcc:" line is
removed even though all of the recipients (including those specified
in the "Bcc:" field) are sent a copy of the message. In the second
case, recipients specified in the "To:" and "Cc:" lines each are sent
a copy of the message with the "Bcc:" line removed as above, but the
recipients on the "Bcc:" line get a separate copy of the message
containing a "Bcc:" line. (When there are multiple recipient
addresses in the "Bcc:" field, some implementations actually send a
separate copy of the message to each recipient with a "Bcc:"
containing only the address of that particular recipient.) Finally,
since a "Bcc:" field may contain no addresses, a "Bcc:" field can be
sent without any addresses indicating to the recipients that blind
copies were sent to someone.

Bccの取り扱いには、3つの方法がある。
最初の方法は、Bcc: ヘッダごと削除して送信する。2番目の方法は、Bcc: で
宛先が指定された当人だけに、別のコピーを作り、メールアドレス付きのBcc:
ヘッダを残す(他の受信者にはこの情報は送信されない)
最後の方法は、Bcc: だけを、アドレスをつけずに送信する。

ということで、Bcc: で指定された(当人以外の)アドレスは、受信側には
渡らないことになっています。
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この回答へのお礼

詳細なご説明、痛み入ります。

質問者の意図しない領域に入りかけ、或いはこのサイトの趣旨からも外れかけてきましたが、個人的には興味のある分野ですので、もう少し開けておきます。

お礼日時:2012/01/24 17:00

多数回答付いてますが、一応…


1対多 のアドレス送信であればbccで送る意味はありますが、1対1なら確かにあまり意味はないですね。なんでそんな訳判らん規定が出来たのか判りませんが…
考えられるのは送信先間違いくらいですが、アドレスを隠したところで本文からばれるでしょうから、あまり意味があるとは思えないですね。

ちなみに他の方も回答されていますが、自分以外BCCで送付された宛先が解読可能、ってのはデマですね。昔そういうバグをもつメーラーがあったのは事実ですが。
送信元のメールサーバのログを見れば判ってしまいますが、届いたメールからは基本的には解読できません。

この回答への補足

お礼の文章、ミスがありました。お詫びして、以下読み替えるようお願いします。

 想定→想定外

 最確認→再確認

補足日時:2012/01/24 16:35
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました。

メーラーソフトが不完全だと想定の出来事が起こるかもしれませんが、通常の範囲では有り得ないということは、最確認しました。

お礼日時:2012/01/24 13:19

使い分けると 間違える可能性が高いからです



ヒューマンエラー防止対策です   システムの技術的な問題では有りません

それが、即座に答えられないのは/疑問に思うのはセキュリティの意識に問題があることを自覚することです

情報漏洩の ほとんど全ては人的要因です〈うっかりミス)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

以前、村山由佳の小説で、違う相手にメールを送ってしまう恋愛小説がありました。メールと言うシステムが流行り始めた頃です。今読むとちょっと違和感あります。流行りの先取りをしたつもりが、すぐに陳腐化してしまうという例です。

お礼日時:2012/01/24 09:44

おそらく、No.1 で回答されているような事情でしょう。


ミスというのは、「……のときは、……にする」という条件が増えれば増えるほど発生します。
なので、「相手がひとりの時は、To: で」とかやっていると、たまに、「間違って、Bcc で一斉送信」してしまいそうだから、「なにがなんでも、全部 Bcc」というのはあり得ることかと思います。

あと、受信した結果のメールから(つまり、自分以外の)Bcc が解読されることは本来あり得ません。
(そのメールが、「誰に届くか」は、わかる可能性もありますが、届いた人以外に誰に配信されているかはわかりません)

Bcc の漏洩というのは、Bcc の処理をうまくできていなかったメールソフトが、特定のメッセージを送るときに、(本来メール本文に残してはいけない)Bcc を消し忘れたというので、特定のメールソフトのバグに過ぎません。
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この回答へのお礼

ご教示ありがとうございました。

企業だとエラい人ほど、ITシステムを軽視する態度をとることが多い気がします。とは言えそれは自分が新規技術にを習得できないことのカムフラージュに過ぎません。

従って、「全部BCCにしてしまえ!」ってことに・・・。

お礼日時:2012/01/24 09:38

保護という綿では殆ど無意味です。


何故なら、それなりの知識があればBCCの解読は可能だからです。
メールソフトの不具合で、BCCアドレスが漏れてしまう事例も存在します。
複数人宛へ送信する時の習慣で、同じ方法で送信しているという可能性はあると思います。
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この回答へのお礼

ご教示ありがとうございました。

BCCアドレスの解読法なんてのものがあるんですね!個人的には、メールアドレスが誰にわかっても困ることはないですけどね。

お礼日時:2012/01/24 09:31

「会社の規定」で、こういうときはこう、こういうときはこうって謳われているが、


そんなんいちいち覚えてられん!それならいっそのこと全部BCCでイイジャネーカ!メンドクサ!

とかそういうことじゃないんですか?

1:1のやりとりなら、意味はありませんね。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。

特段、想定以上の意味がないということがわかりました。

お礼日時:2012/01/24 09:27

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