「平成」を感じるもの

例えば、学校に刃物を持ち込んだりすると、最近は先生に没収や叱責の対象にされがちです。
秋葉原界隈では、警察官がその辺の通行人の所持品をいちいちチェックして、刃物(しかもカッターナイフとかハサミとか、肥後の守とかそんなの程度でも)が出て来たら署に連行する様な事をやっているという話を聞いた事があります。
でも本当に悪いことでしょうか?

母が小学生の頃は、普通に学校にカッターナイフや肥後の守を持って行ってたと聞きます。
それで鉛筆を削ったり、工作に使ったりしていたと聞きます。
むしろ、そういう物を使うからこそ、刃物の正しい使い方を覚えることが出来たり、どの様な使い方をすると危険か、有害か、を覚える事ができるのではと思います。
母が「近頃の主婦は包丁すら使えない、それでは主婦が勤まらない、由々しき事態だ」とこぼしていました。
本当にそんな状態がいいのでしょうか?

確かに刃物には危険な一面もあります。
使い方を誤れば本人が怪我をする可能性もありますし、人を怪我させる可能性もあります。
しかし、刃物を一様に没収してしまうと、殆ど使う機会がなくなってしまいます。
そうなると手は不器用になるし、無いものは自分で作ろうという向上心もなくなってしまいますし、いざ必要になった頃に使えない、という困った事になってしまいます。

刃物は使い方次第では武器にもなりますが、生活に欠かせない道具だと思います。
これから手先が器用になっていくべき、生活の知恵を身につけねばならない、子供から刃物を取り上げる先生、無いものは作って行こうと考える、いわゆるオタクと言われる人たちから刃物を取り上げる警察。
それで得られるメリットがデメリットを上回るとは考えにくいです。

子供達やオタク達が、ものづくりをする事を諦めてしまったら、大人達が彼らの向上心を奪ってしまっては、日本の技術力はどんどん下がってしまうと感じます。
一方、日本の周辺では韓国、中国、台湾、インドなどの新興国が、ぐんぐんと技術力を向上させていっています。
日本の誇る最先端技術がそういった国々に追い抜かれてしまっていいのでしょうか?

また、警察が秋葉原周辺でいちいちオタク狩りなる事をするとなると、必然的にその周辺にオタクが寄り付かなくなってしまいます。
となると、そこにある名物の電気街、特に電子パーツ店なども客足が遠のき、閉鎖せざるを得なくなります。
そうなると、秋葉原の街が寂れる遠因にもなりがちですし、景気も下がってしまいます。

正直、日本の有力者が、若者から刃物をこうもやっきになって、取り上げよう、取り上げようとするのは、好ましいとは思いません。
確かに刃物には危ない一面があるのも重々分かります。
しかし、ここまでする必要がある事でしょうか?

だから子供達に刃物を持たせるのは悪い事ではないと思いますが、皆さんはどう思いますか?

A 回答 (14件中11~14件)

刃物を持つ子供の育った環境がその性格を変えてしまって、昔と違ってしまったということです。


まず、昔はそういう刃物を持っていないと、丸くなった鉛筆を削ることができず勉強が出来なくなってしまうという事情がありました。
遊ぶ道具(おもちゃなど)も少なかったですから、子供は枝や竹などを自分で細工したり加工して作りました。
それは家庭も学校も分かっていましたから持たせることを許可していたし、子供もそういう使い方以外はしない、してはいけないと自覚していたので、ごく普通に持っていたわけです。
それから比べると、今は子供の思考・意識は激変しました。
“すぐ切れる”“我慢できない”“命の尊さが分からない”“心が弱い”・・・挙げればキリがないですが、昔と比べたら、子供に刃物を持たせた場合の行動の予測はきわめて難しくなりました。
自分を傷つけるかも知れないし、人を傷つけるかも知れないという、理性の抑止ができにくい子供に育った今は、“ならば持たせないことが一番の抑止力”と判断したのかと思います。
>どの様な使い方をすると危険か、有害か、を覚える事ができるのではと思います
そういう「覚え」以上に、いたずらや悪いことに使えそうという情報の方がはるかに多いですし、親御さんから反対意見が出ることは必至です。
手先の問題とか向上心を養う術(すべ)は、なにも子供に刃物を持たせなくても解決することはできると思います。
わざわざ刃物を持たせてそういう教育をするメリットよりも、安易に他の用途に使ってしまうであろう子供の心理の方が怖いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/02/27 21:11

30代の男です。


自分、鉛筆が好きなので職場でも、もっぱら鉛筆を使用しています。
昼休みにせっせとカッターで自分好みに鉛筆を削るのが職場で
唯一の楽しみであり憩いの時間であり
そして仕事に対する意気込みみたいな物ですわ。

理由も確認せず無差別に文房具のカッターまで没収するのは
良くないと思います。
しかし、秋葉原を回っている人に果たして刃物が必要でしょうか?
大抵が買い物客でしょうから持っている正当性は低いと考えられますし
悲惨な事件があった現場ですから警察もピリピリしているのも理解できます。
そのような所なのですから、わざわざ持っていくことを避ければ良いこと。

刃物が悪いのではなくてそれを扱う人間が悪いんです。
昔に比べたら人間の質が落ちているんですよ。
まともに挨拶も出来ない、世話になっても礼をいわない、
迷惑をかけても謝らない。
顔が見えなきゃ何を言っても良い、規則がなければ何をしても良い
そんな人間が増えたから、そんな人間に刃物を持たすから
刃物が暴走するんです。
そんな人間をいちいち見極めて教育しなおすにはあまりにも多すぎて
不可能です。
理不尽なやり方でも没収と言うことをやらないと歯止めが効かない
所まで日本人のモラルが落ちてきたと言う事だと私は思います。
子供に刃物持たせて使い方を学ばすのは良いことだけど
それと同時に刃物を正しく扱う為の人間性の教育も同じくしなきゃ
いけない。
けれど、それが許されないところまで日本人のモラルが落ちている。
悲しいですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/02/27 21:12

ウチの子供達には、ナイフで鉛筆の芯を削る方法を教えている。



しかし、そのナイフを学校にまで持っていかせる必要性がない。

自宅で、親の管理下で使わせている。

野放図に持ち放題というのは、今の御時世では無理。

子供達に刃物の怖さや使い方を教えるのには賛成するが
それを持ち歩く事には賛成しない。

秋葉原云々は話が脱線している。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/02/27 21:12

時代が違います。



何か飛び抜けた事をしてしまいそれはダメよ、とルールを作る。

今となってはナイフで起きた痛ましい事件が起こりすぎたから 連想してしまうしダメなんです。

子供達に
危なくもなるし便利にもなるよ、と教える前に事件だらけの世の中で ナイフは便利な道具、よりも危険な物 とインプットしてしまうイメージしてしまう

仕方ないです。
日本の教育方針も昔より大分変わりました。昔は指を切ってしまったりしながら身をもって危険性を覚えていったものでしたが

今は何かある前にフタをしてしまえ、の教育ですからどうにもできないですよ。

周りの大人が
昔のように教えていくしかないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/02/27 21:13

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