一回も披露したことのない豆知識

既存の曲を原曲通りでは無くリズムやメロディを変え、ブルースやボッサにアレンジして歌っているのですが、もしプロになった場合の編曲者印税ってどうなるのでしょうか?

A 回答 (2件)

>既存の曲を原曲通りでは無くリズムやメロディを変え、ブルースやボッサにアレンジして歌っているのですが、もしプロになった場合の編曲者印税ってどうなるのでしょうか



印税というのは、「税」という文字がついていますが、納める税金とは何の関係もありませんので、税務署に聞いても答えは得られません。印税とは著作物の使用料として創作者が受益者から受け取るものです。
アレンジして歌っているとのことですが、曲というのは何らかの編曲をほどこさないと演奏はできません。
ポップスの場合、「原曲」というのは、五線紙にメロディーとコードネームを書いただけのものですから、「既存の曲を原曲どおりでは無く」という概念がそもそもおかしいのです。
編曲といっても、コードネームに基づいて即興的にアルペジオにした程度のものから、10段以上にもなるフルバンド編成まであります。
編曲作品も二次著作物であり著作権が発生しますが、実際には管理ができません。JASRACなどの音楽著作権管理団体もメロディーと歌詞を管理しているだけで、編曲作品の管理はしていません。
従いまして、一回演奏されるごとにいくらという形の印税というのは事実上は無くて、「編曲料」として依頼者から一括で受け取る一時金となります。もちろんバンドマンに渡せばすぐに演奏できるキチンとした譜面になっていなければなりません。ただし、曲集として出版した場合は、出版社との約束で印税システムが採択できます。よく見かける「ピアノソロによるスタジオジブリ作品集(山田太郎編曲)」のようなものです。この場合は、曲集が一冊売れるごとに、例えば定価の5%を出版社から山田太郎が受け取るなどの印税システムが採択できるということです。また印税システムでなく、編曲料として1曲3万円というような一括受け取りという方法もあります。ヒットすれば印税システムが有利ですが、そうでなければ一括で受け取るほうがおトクという場合もあります。出版社との話し合いです。原曲の著作権を持っているスタジオジブリには、出版社が楽曲使用料を払います。この使用料は、多くの場合JASRACなどの管理団体に支払うことになり、JASRACは手数料を引いて創作者に支払います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

受かるかどうかわかりませんが……
実は某レコード会社のオーディションに応募したものですから、編曲者の報酬ってどうなのかな?と気になって質問してみみした。

分かりやすいご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/29 12:38

端的に申し上げますが税務署に聞いて下さい


    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/29 02:56

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!