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先日時計の相談に乗って頂いた皆さん有難うございました。
本日ブレゲのアエロナバルを購入しました。

一応、長期保障も付いており、時計の保険にも入りましたので、
故障については暫くは問題ないかとは思いますが、
当方時計についての知識が皆無に等しいです。

知っていて当然の事やどんな些細な事でも構いませんので、
扱いやメンテナンス等、注意点をご教授頂けましたら幸いです。

宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

40代のおっさんです。



アエロナバルで決められたのですね・・・おめでとうございます m(__)m
おそらく、タイプXXトランスアトランティックを挙げられなかったのが、どこかノスタルジック、ヴィンテージ的な嗜好性を感じていました。こればっかりはお好みですから・・・(笑)

一方で、ビジネスを配慮した時計もお持ちのようで・・・そうでしたら主観ですが良い選択とも感じています。

他の回答者様に対応されたコメントで、ご自身のビジネスと趣味嗜好性に分別をされていることに安堵と好感をもちました。

一般的ビジネス(もちろんお勤めの会社のステイタス等様々ですが)で、ある程度、顧客側、周囲の目を考慮した時計の選択は悲しいかな必須です。私は周囲が厳しいので、ロレックスもカルティエもジャガールクルトすら問題視される状況。その辺の割り切りはご考慮されてると思い、安堵しました。

>扱いやメンテナンス等・・・

拙い経験からのお話・・・他にもっとご存じの方がたくさんいらっしゃると存じますが御参考で・・・どちらかと言うとアンティーク寄りの認識なので、マッチングしないかもしれませんがご了承ください。
(フライバック機能付きの時計として私の場合は、アンティークロンジン13ZNの事例から、他は一般ゼニスエルプリメロ、スピードマスター手巻き(アンティーク)等の経験です。)今回は主にムーブメントを主体にしました。ケース・ブレス・革ベルトの外装は別途あるのですが、今回は割愛します。

先ずは取扱説明書に従うのが一番でしょう。私もちょっとHPから取説も見ました。

(1)竜頭を30~35回巻き上げて、ゼンマイがフルの状態にします。もし、急いでるときは少し手巻きをして時間を合せ腕にすれば、通常に作動します。ただ、クロノを走らせる時は、それなりに巻かないとクロノ・時間の作動や精度が安定しないです。

(2)竜頭を引いて時間を合わせ。あくまで、正規時計方向で・・・逆回転は避けた方が良いです。自分だけかもしれませんが、正規回転以外ではメカに負担をかける場合があるので(特にカレンダー付)絶対にしません。

(3)竜頭をねじ込み元に戻す時・・・いきなり竜頭を押し込んで締めこむのではなく、ネジが締まる方向の反対方向で少しあたりを見ます。その時ネジの切りの初めの部分でちょっと段差を感じるはずです。その落ち込んだあたりから締め込み方向で竜頭をねじ込むと、ねじ込みでケース側のチューブの歯が竜頭と不適合で痛まないと思います。(これをねじの用語でスプラインが合うと言います)。ちょっとした感触ですが、無理やりねじ込むとねじの山が食い違う時があります。(これは噛みこみとも言います)通常のボルトとナットを組みつけて締めこむ(例えば車のホイールを止めるボルトとナットのような感じ)でお互いの山と谷のあたりを確認されると宜しいかと思います。ロレックスとかねじ込み式竜頭全般的にもこの手でチューブ(ケース側のネジ部)と竜頭を痛める時があるので…。

(4)時間精度の確認ですが、フルでゼンマイを巻き上げた状態で、丸一日極普通に日常使いをしてみます。勿論寝る時やお風呂は外して・・・丸一日たって時間の制度を確認します。この時、計測スタート時、自分は本機と別で持つお値頃デジタルの腕時計でストップウォッチを同期させて、24時間後に狂いを確認します。タイムグラファーもありますが、結構高いのと、日常の時計の姿勢差を考えて、普段使いして精度がどの程度かと図るのに、こんな方法をしてます。姿勢差・・・平置きではなくいろんな方向で時計が動くことによって、重力の兼ね合いから、内部のテンプの動きが変わることによる時間のずれ方。常に使われている状態で調整する・時間精度を確認するのが、一般的な確認方法(プロがそうしてます。姿勢差を模擬する回転機械もあります。ワインダーよりもっと複雑に動きます)

この方法で、通常の時間の精度を見ます。次に、クロノを走らせっぱなしで時間のずれを確認します。私はアンティークベースですが20秒以上ずれたら基本的にメンテか状況確認を考えます。実際はお世話になったショップで20秒も狂ったためしはないですが・・・。現代の時計は、より正確に時を刻むので、もっとずれは少ないと思います。この辺は、ブレゲショップでもご確認されると宜しいかと思います。ちゃんと答えてくれるかは・・・?この部分は、とても判断が難しいところです。

(5)クロノを作動停止するとき・・・・
1.スタートボタン、リセットボタン(ブレゲはフライバック付ですが)は適度にきっちりプッシュしてください。中途半端は、内部のクロノ制御の系統が曖昧な動きになり、きちんとかみ合わない、特にハートカムという部品が多分入っているはずなので、制御が中途半端では正常作動しませんし、結局歯車・ムーブメントを痛めます。特にフライバックはパチッと決められると良いと思います。(アンティークロンジン13ZNフライバックの経験から)
2.クロノを作動~停止は良いのですが、余りバチバチと作動停止を頻繁に繰り返さない方が良いと思います。(作動確認のレベルでも数度やれば十分)また、フライバックは時にムーブに負担をかけやすくなるのでご留意ください。(過度のやりすぎは敬遠された方が良いという認識)

(6)クロノ針の動きの確認
1.クロノ針(中心の針ですね)をスタートさせたとき、先ず、12時の位置(0)からのスタートがスムーズにいくこと。数秒ジャンプするのは調整が狂ってます。
2.クロノ針の動きを目で追って行きます。この時、直に見てると辛いので、文房具店などで売っているルーペを使って、針の動きを見てます。(ルーペは¥1000ぐらいで手に握るも、スタンドにもなるタイプがあります)この時、クロノ針の刻みがジャンプすることがないか?です。刻みにばらつきが生じる場合も調整不足が考えられます。これは、センターセコンドの3針時計にも当てはまります。
3.クロノ針が1分を通過する時の30分積算計の針の動きに違和感がないか?正規ならクロノ針1分経過でほぼ同時に30分積算計が1分を示すはずです。この動きが遅かったり不自然な時もご注意です。(但し、ムーブメントによってはじんわりと1分を示すものもあるので、その機種の特性によります。)
4.12時間積算計が作動してるかを確認します。
文字盤内のインデックス指示に合っていないときは要確認。大体こちらの針はステップではなくじんわりと積算していきます。(時計によって個性があるので確認。きっちりカウントする場合は、きちんと作動するかの目視確認)
5.フライバックを作動させたとき、30分積算計、12時間積算計、センターのクロノ針がきちんとゼロに戻り計測が継続されることを確認ください。きっちりプッシュしてくださいね。
6.停止、リセットの時、きちんと全部の針がゼロ位置に復帰することを確認ください。

こうした確認を、購入時に数回、あとは月一ぐらいでチェックしてます。時計と戯れる感じかな…。

これらが一つでも疎かの場合は、調整不足か、メンテナンス時期(オイル切れ)、パーツ不具合の可能性もあります。不調で使い続けたり、今後も問題ないと思い長年(使用の頻度にもよりますが偶に使う程度で5年以上)の場合は、内部のオイルが喪失したり凝固するので、メンテナンスは必ず行うべきでしょう。参考ですが、自分は3~4年で一度です。
また、日常使用で、明らかに今までより進みや遅れが出た場合は何らかのシグナルなので、酷くならないうちの確認・メンテが必要と思います。良い機械ほど、ほおっていてもきちんと動きます。その代り、一度調子を崩したら最悪手の施しようがなくなるのでご留意ください。このお話で一番怖いのは、歯車の摩耗より、地板(ムーブメントの基礎の板)の歯車受け部の石が偏摩耗したり、地板本体に偏摩耗が生じた場合の事です。要は歯槽膿漏になったら歯は安定しないですよね?それと同じことです。メンテの金額も桁違いに高額になり精度は?

ブレス?革ベルト?は存じませんが、検索するといろいろ方法がありますのでご確認下さい(自己責任で)。
ただ、使って汗ばんだら、先ずはティッシュで汗を拭きとり水分をなるべく除去、拭き上げて汗(塩分)を除去することです。最悪、良質のステンレス(一般例でSUS316L等)でも腐食しますので・・・。自分の場合はメタルブレスの場合は時々ブレス部分だけ超音波洗浄機で洗浄溶液につけて清掃してます。(本体は決して超音波洗浄機にはつけません)それとブレスも革ベルトもそうですが、本時計本体とベルトの取り付け部分がすごく汚れます。その際は自己責任で時計とつながるバネ棒を外して清掃するか、ショップで洗浄をお願いするかです。ただ、現行の時計は製作精度が高いので特にメタルブレスの場合、フラッシュフィット部分がきっちりしていて取り外し・組みつけが慣れないとうまく行かない。場合によっては自分で傷を付けちゃう事もあるので、それなりの工具を持つこ
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この回答へのお礼

取説にもここまで詳しく載っておりませんでしたので、
大変感謝しております。。

書いてある事は理解しても、なかなかその意味合いまでは理解出来ずにいました。

その都度、取説とこちらの文面を参考にさせて頂きます。

ご丁寧に有難うございました。

お礼日時:2013/05/22 23:45

NO.2,3です。

 お礼いただき有難うございます。

もう一つ・・・補足させてください。

通常のクロノグラフ時計・・・精密にできてますが、アンティークも現行もきちんとメンテナンス(多分3~4年に一度ぐらい)してれば、全然使用する度にクロノ機構を数回作動させても、めったに壊れません。安物ではないし、十分耐久性もありますし、3針だけの時計よりは機能を持ち複雑なので堅牢?ではないですが、十分問題ないですよ。本当に堅牢なのはアンティークの機械の方が一般的にも上ですし、現代の時計の機械は、メンテナンスして、部品の不具合は交換等で対応するのが一般的です。堅牢・・・概略の定説はあれど、メンテナンスをきちんとしなければ、堅牢もなにもないです。
自分の場合、前記に挙げた時計(1)ロンジン13zn(1940年代)(2)オメガスピードマスター2nd(1960年)(3)ゼニスエルプリメロ(2000年ごろ)どれも、年中は腕にはめていませんが、家でつけたり、時計を動かす際はクロノも良く走らせて遊んでましたが全く問題はないです。エルプリメロは当時特に週一でつけていましたが、遊びで1日2~3回スタートストップをしてました。使用条件にもよりますが、一度も問題はなかったです。そして、ブレゲのキャリパーそんなには弱くないです。むしろゼニスの方が、振動数(時計が1秒当たり刻む時の回数。内部のテンプが回転する回数)が10回(10振動)、ブレゲのcal.582で8振動です。通常振動数が多い方が精度が出やすいのですが、一方機械式では摩耗、油切れの関係もあるので振動数が高い方がシビアになります。部品の材質・機械の設計などいろいろなポイントがありますが、そうそう悪い話は聞こえてきませんでした。そして、メンテナンスさえきちんとしてれば、そう心配は不要と存じます。

一方、乱暴・・・例えば、スタート、ストップをバチバチと何度も意味なくやったり、フライバックをバチバチと何度もしたりというのは良くないですよ。一番これでやられるのは、クロノ車と言う歯車。この歯車(ハートのカムと言うモノが付いている)を、クロノ作動時にプッシュボタンを押すと、内部でクロノを制御するハンマーがクロノ車のハートカムを叩くのですが、この影響で折れたりするんです。自分は経験ないですが、時々乱雑に扱う人はこうしたトラブルにもなります。
よって、普通に使う、遊ぶ範囲と言うことなら、心配はないと言う感じですが、乱暴には使ってはいけないです。それと、機械式時計・・・3針もクロノも全部そうですが、精密機械です。いくら現代の合理的・標準化されて設計・生産設備で製造されたモノでも、時には想定外で故障もあります。車もそうですよね。壊れると言うイメージをネガティブに考え過ぎない方が宜しいかと存じます。壊れないために、定期的にメンテナンスする。それでも、時には壊れます。人間だって、あんまり良い喩ではないですが、がんの定期検診を受けていても、その検診の合間で病気になることも多々あります(自分の関係の例ですが)機械もそんな感じ・・・

大事にされて、いっぱい楽しんでくださいね。ちゃんと答えてくれる良い時計ですよ。

たびたびお邪魔して失礼しました
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No.2です。

尻切れになってしまったので追加します。

場合によっては自分で傷を付けちゃう事もあるので、それなりの工具を持つことも考慮し、良くお考えの上、無理せず対応されると宜しいと存じます。

余談でアエロナバルのヴィンテージ(2カウンター等)の映像を添付します。
趣味性の高いモノなので、トランスアトランティック とは全く違う世界…古き良き時代のテイスト(ご存知でしたら失礼)余計なおじさんの会話がありますが、音を消して楽しまれてもと思いまして・・・。



大事に末永く楽しんでくださいね。羨ましい!(*^_^*)
失礼しました。
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アエロバナルご購入おめでとうございます!とてもオーラのある時計ですよね。



決して堅牢性が素晴らしく高い時計ではないです、どちらかというとデリケートな部類になります。クロノグラフは時計に結構負担がかかるのでできるだけ使用するな、とは一般的によく言いますよね。
個人的な意見を述べれば、好きなようにすればよいと思いますが。

高級な時計です。しっかり可愛がってあげて下さいね。
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この回答へのお礼

有難うございます。

はやりデリケートな機械だけにガツガツは使えないかとは思いますが、

長い付き合いになる様、愛着を持って大切に使用していきたいと思います。

有難うございました。

お礼日時:2013/05/22 23:27

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