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アニメに出てくる小柄な女の子は、昔はマスコットキャラ的で明るいタイプが多かったです。
でも、今ではすっかりクール(もしくは無表情)なタイプのほうが多くなりました。
今では、小柄な女の子が出てくる度に「このコもこのテのタイプなのか?」と疑ってしまうほどです。

それにしても、どうしてこういうタイプが増えてしまったのでしょうか?
自分は、「機動戦艦ナデシコ」のホシノ・ルリが人気が出たのが発端だと思いますが、どうでしょうか?

A 回答 (4件)

 ある人がやって受けると、追随者は出ます。

柳の下にドジョウは、と思いますが、作り手は必死なので仕方ないですね。

 小柄な女の子がクール、無表情もそれです。古くからあるパターンは「小さいなら可愛い」でした。非常にやりやすい表現です。子どもを連想するから、といったことがあるんでしょうね。あるいは、例えば、小さいなら弱い、弱いなら強気では通せない、それなら優しく振る舞うだろう、という思い込みなどもあるかもしれません。

 小さいなら弱い、のミスマッチを狙った表現手法は古くからあります。さらに老いも加える。小柄でいつもニコニコしている老人が実は武道の達人で、体格が大きく屈強な暴漢をバッタバッタとなぎ倒す、なんてのは映画でときどき見ます。

 鳥山明のドラゴンボールでも、最初はひ弱そうに見える亀仙人がいたし、強敵ベジータやフリーザは小柄です。ベジータは大柄で筋肉隆々のナッパより遥かに強い。フリーザなどは、いったんは大柄に変身して、最終形態では小柄になっています。セル完全体を倒したのも、小柄で子どもの悟飯でした。

 小さい女の子が、実は……というのは、原形としては非常に古くから、世界各地にあるようです。これにはまず女性が子どもを産めるということが関係しています。キリスト教系的には、神は己に似せて人間を作ったわけですが、女性が子どもを産むというのは、それに準じます。そこに神秘性があるわけですね。

 そしてやはり男性にはないものとして、処女性があります。イエスを身ごもったマリアは処女受胎という伝説になっています。ユニコーンに触れるのも、未婚の女性だけという神話・伝承になっています。

 小さい女の子というのは、小ささからくる弱さなどを加えて、そういう女性特有の神秘性を極端化した象徴的なものなんですね。古い伝承、神話などで、例えば神(々)の使いとして登場することがあります。パターンとしては、良くないことをしている人々に近寄ってきて、無表情でなぞかけのような諫言をする。子どもの言うこととと侮り、聞き入れない人には神罰が下る、といったものがあるでしょうか。

 そういうミスマッチは流行っては廃れ、また流行るという繰り返しのようです。起源をたどろうとしても、ついには「これより前は分からない」に行き当たると思われます。

 それでも「機動戦艦ナデシコ」のホシノ・ルリは、しばらく忘れていた無表情・クールな小さい女の子の中興の祖の一人であるかと思います。そして追随者が多数出て、そういうキャラの粗製濫造に飽きて廃れ、可愛いというありきたりに戻る。しばらくして忘れた頃、また小さくてクールな小さい女の子がブームになるんじゃないかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
見た目とのギャップ萌えでしょうか
それなら納得がいきますね

お礼日時:2013/09/01 14:50

ルリルリあたりが発端で、起爆剤は長門でしょうね。


というか、無表情タイプになってもマスコットキャラ扱いはあまり変わってないと思います。
マスコットの定義が「明るく活発で小動物的」じゃないと納得いかないのでしたらまあ仕方ないですが。
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「ムーミン」に「髪の毛を縛ってて、縛った先が箒みたいな感じの女の子」居たよね・・・。


すっごい辛辣ってか、シニカルな笑いや台詞で。

「名前」出て来ないが、「その子が元祖」みたいな気がする・・・。
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この回答へのお礼

たしか、「ミイ」という名前でしたね。
そういわれてみれば、このキャラもそうでしたね。

お礼日時:2013/09/01 16:40

その通りだと思う。


そして、それもマスコットキャラなんだよね。
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