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Microsoftはなぜskypeを買収したんですか?

A 回答 (2件)

まず、みなさんの目の前で、一番見える範囲での回答です。



Skypeって、これだけ人気ではないですか?
みなさん、スカスカって、ずっと言っている時代もありました。
(下手したら、エロイプとか?)

今はスマホですとLINEが台頭していますが、それ以外のデバイスでは
今でもSkypeが無料電話&IMアプリケーションとしては、トップシェアです。


戦略的なことは、ここにありますが、概要を・・・
http://longtailworld.blogspot.jp/2011/05/why-mic …


Skype社って、Skypeは先進的なものではありましたが、
主たる収益はSkype Outであるために、あまり大きいものではなかった
技術的にSkypeネットワークのための自前の大容量回線は不要ではあるものの、
それなりの営業、開発コスト、各国への電話相互接続使用料等はかかるわけです。

(今でも、確かに、比較的安いIP電話を提供しているということを考えれば、おわかりでしょうか)

そういう意味で、当初はebayより26億ドルで買収されたものの、利用者数、認知に
しては売上があまりないため、後に株式の60%は投資家によって売却されてしまいました。

そして、MicrosoftにはMSN MessangerというIMソフトウェアを運用していました。
このMSNメッセンジャーは古い技術で開発されたもので、Skypeに比べて比較的
(通信機能的にも)低機能でした。

上記のSkype株式売却で目を向けたのは、googleやアップル、Yahooです。
(無論Microsoftもですが)
とはいっても、アップルやYahooはそれほど積極的ではなかったのですが
googleは本当にSkypeを買収しようとしました。

しかし、MicrosoftはgoogleにSkypeを買われたくなかったのです。

それなので、相互で値を張り合ってたら、85億ドルと高額で買収されたわけです。


そして、今はWindows 8.1からSkypeがWindows 8アプリとして、標準搭載になりました。


そのおかげか、特に問題ない秩序が保たれた感じもあります。

もし、Skypeがgoogleに買われていたら・・・
・人気の無料電話が標準搭載されているので、LINEのヒットはここまで進んでいない
・人気の無料電話が標準搭載されているので、携帯キャリアの通話収益が激減する
・人気の無料電話が標準搭載されていて、利用率が高いために、3G回線の圧迫率が大きくなる
・人気の無料電話が登録後すぐに使えるので、iPhoneの売上よりAndroidのが高くなった可能性もある

※実際は、googleハングアウトは、新たにできた無料電話を含むアプリケーションですが、知名度はまだまだかもしれません

※iPhoneを販売しているアップルに対して、Microsoftは友好的投資をしています
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/97080 …

ちなみに、Microsoftが買収したのは、主に以下の企業です。

Forethought 1400万ドル 初買収企業 1987年
Fox Software 1.7億ドル
Hotmail 50億ドル 無料メール
Visio Corporation 137億ドル Microsoft Officeの仲間入り
Navision 133億ドル
aQuantive 633億ドル
Komoku 5000万ドル rootkitセキュリティーソフトウェア
Danger 5億ドル モバイルインターネットソフトウェア
Fast Search & Transfer 119億ドル 検索
Greenfield Online 4.8億ドル 検索&Eコマース
Skype Technologies 85億ドル IM&無料電話
Yammer 12億ドル 企業向けSNS
Netbreeze
ノキア 72億ドル 携帯電話事業
Apiphany

http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_companies_a …
ちなみに、googleが買収したのは、主に以下の企業です。

Deja 初買収企業→Google Groups
Neotonic Software→Google Groups、Gmail
Applied Semantics→AdSense, AdWords
Sprinks→AdSense, AdWords
Genius Labs→Blogger
ZipDash→Google Maps
Where2→Google Maps
Keyhole, Inc→Google Maps、Google Earth
Android→Androidスマホ(実は買収したものです)
Skia→Android, Google Chrome
YouTube→Youtube
Tonic Systems→Google Docs
Postini→Gmail
Omnisio→Youtube
On2→webmフォーマット、Youtube
Gizmo5→Google Talk, Google Hangouts
reMail→Gmail
Episodic→Youtube
Agnilux→Android
BumpTop→Android
Metaweb→検索
BlindType→Android
fflick→Youtube
Next New Networks→Youtube
Green Parrot Pictures→Youtube
Meebo→Google Hangouts

http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_acquisition …

※googleがAndroidを発表する前まで、Android社が基本ベースを開発していましたが、
Android社ではAndroidを発表していません。
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似たようなサービスがあるのにユーザー奪われるのが嫌だったからじゃないですかね。



本当の理由はわかりませんけどね。
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