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新HUNTER×HUNTERアニメを見て思ったのですが、
やっぱりデジタルよりセル画のほうが良いと思いませんか?

最近のデジタル作画は線の太さや色が一定だからか、
なんかのっぺりしてるように思います。
セル画のほうが、味がありますよね。
特に、色使いとかアニメによって大分違うのでそこから
世界観みたいなものが見えてきたり・・・。
イラストレーターさんの個性もよくでていました。

もちろん、双方コストとか、製作時間などメリット、デメリットはあると思います。

デジタルの方がいいかな。というアニメも、もちろんあります。
現に、ドラゴンボールはデジタルのほうが好きでした。

ですが、セル画は技術として残ってほしいです。
デジタル作画なってから?かわかりませんが、
エンドロールで隣国の人の名前が出て来るのも不愉快です。

といっても、私自身リアルタイムではセル画のアニメは
あまり見たことがない世代です。
昔のアニメは、アニマックスで見ていました。

長々書きましたが、これはあくまで個人的な意見です。

アニメ好きのみなさんはどう思いますか?
よろしければ、意見をお聞かせください。

A 回答 (5件)

 順番が前後しますが。


>エンドロールで隣国の人の名前が出て来るのも不愉快です。
 これを言い始めるとアニメを視聴するのはまず無理でしょう。
 セル画の時代からすでに海外の会社に下請けとして作業を任せてあります。


>ですが、セル画は技術として残ってほしいです。
 技術を残すメリットが思い浮かびません。
 去年の9月末までは国民的アニメ「サザエさん」は一部に残っていましたが、10月からは全てデジタル環境に移行したようです。


 コンピュータ彩色が登場して間もない頃は不自然な着色もあったけど、今は気にならないはず。


 セル画だと撮影に手間がかかるし、現像するまで確認できないのに対し、デジタルだとその場ですぐ確認ができるので、修正が楽です。

 デジタル作画だと海外の会社に委託するときに完成した画像をインターネットで伝送してくれるので、納品時間を短縮できるなどのメリットがあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/01/20 20:37

セル画についてのまとまりのない気持ちを・・



セル画をいい状態で記録していた作品は、「サザエさん」
ぐらいしかないのかなと思ってますが、観てません・・

セル画のアニメはTV用で16ミリ、劇場で35ミリで
作られていたと思ってます。(真偽は知りません)
その違いが、わかるのが、「伝説巨神イデオン」。
前編?がTV版の再編集版、後編?が劇場新作で、
映像の違いにびっくりした覚えがあります。

まんだらけなどにジブリやディズニーの観賞用のセル画があり
数万円以上の値が付いているのを見たり、アニメの企画展で
TV、映画とかで使われたセル画を見ると、
くっきりはっきりと細かいところまで見れて、映画以上に
情報量があり、スゴイことがわかります。

セル画の持つ情報を記録したのが35ミリで撮影していた「サザエさん」・・・
作っていた人を取材したブログに、苦労していたようなことを・・

セル画そのものはスゴイけどそれを記録したフィルムが16ミリで、
それを放送していたのがアナログ放送では、情報が削られた状態?

BSでドラゴンボールZをやっているが、ボケて退色して傷、ゴミがあり
デジタル放送で見ると16ミリでは情報を記録できていないことがわかります。
セル画=フイルムは、劣化する・・・ 

セル画の作品は、TV版、映画版どちらもデジタル処理して
ブルーレイ化しているのはなぜ?


個人的な意見:
マンガもデジタルで作られているみたいだけど、
ペンで書いた原稿は、美術品に匹敵すると思う・・
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田舎で細々と約25年ほどアニメーターをしています。


各種デザイン・作監・コンテ・演出・監督なんかもやってます。
面白そうな質問なので思う所をつらつらと。

確かにデジタルだとのっぺりした感がありますよね。
キャラはともかくメカは圧倒的にセル画の方が重厚感が出て
見栄えがいいかなって思ってます。
特殊効果(ガンダムのバーニア・ビームサーベル・ほほの赤み・砂煙等)は
セル画の方が栄えるかなと思います。
特に質感特攻は上手い人がやれば凄いです。
デジタルとは比較になりません。

また、隣国に発注してる件ですが当方が業界に入った時から
すでに発注されていました。
原因は慢性的な人手不足ですが上手い下手のムラが激しく
上がってきたものを見て結局作り直しってパターンが多いです。
近年は東南アジアに発注がシフトしています。
また、隣国丸投げパターンもあり
コンテだけ日本で切って演出から編集まで隣国で行うというパターンも少なくありません。
デジタルになってもこれは変わりません。

セル画の技術は残って欲しいですが
セル画の経験のない世代が今のアニメ業界を支えている感じです。
昔の東映動画には1万円札をフリーハンドでトレス・彩色できる人がいたそうです。

ただ、デジタルには出来てセル画には出来ない事があまりにも多いので
セル画に戻る事は無いかなと思います。

セル画のデメリットは
仕上げと撮影に時間とお金がかかるという事です。
トレスマシン・カーボン・セル画・絵具代・フィルム代がかかります。
また何処まで本当かはわかりませんが
Zガンダムで毎週1万枚以上セル画を使っていたのでサンライズが切れて
それ以降TVシリーズは約3,500枚程度に押させえて作成さるようになったと聞いています。
メカ物などは1枚のセル画に書き込む等によって工夫をしてました。

セル画にもいろいろサイズがあって
標準サイズからビスタサイズ・長セル・大判・ロールといった感じです。
大きいものですと事務机位のサイズが何十枚って感じであったりもします。

手順としては
トレスマシンでカーボンを使って黒の線を転写します。

次にアニメカラーという専用の絵具を使って表から色トレス裏から彩色するのですが
絵具には太陽色彩とスタックと2種類あって
スタックは東映動画が太陽色彩はその他の会社がメインで使ってました。
ただ、太陽色彩は材料の調合がちょっとアバウトなので
同じ色でも瓶によって微妙に色合いが違って太陽パカなんて呼ばれてました。

まず、手袋をして指紋が付かないよう
セル画の表からGペンを使って色トレスを行うのですが
この色トレスが太すぎるとTV放送時にはっきりわかってしまいますし
細すぎると彩色の時のはみ出しの原因になります。
色トレスも慣れるまではなかなか上手く引けないので
途中で途切れたりもします。

彩色も同様で大瓶で購入し小瓶に移し換えて使用するのですが
その際絵具が固いので水で薄めてかくはんして使用するのですが
厚く塗りすぎると撮影の時に浮いてしまいますし
薄いと背景が透けてしますし
かくはんが甘いと色ムラがでてしまったりと大変です。
P系(紫系)の色なんかはムラが出やすいかなと思います。
また、均等に塗らないとやはりムラが出てしまいます。

特に大判でホワイト一色ベタ塗りなんてきたひには大変です。
下手な人が塗るとムラムラになってとても使用できる状態になりません。

塗りあがったら仕上げ検査を行うのですが
これも1枚ずつ手作業で検査していきます。
カット袋ならいいのですがなかにはカット箱といって
ワンカットで数百枚なんてのもあります。

最初、色指定または色彩設計の方がざっとみてよければ細かく検査していきます。
セル画のAセルが10枚あったとすれば
A1とA2をパカパカやって色パカを見つけます。
問題なければA2とA3を同じようにパカパカやります。
これをA10まで行います。
色間違いがあった場合は
上塗り(セルの表から塗る)
切り貼り(部分的に塗ってその部部だけ切り取って貼り付ける)・削って塗り直し
全部塗り直し等で対応します。

掃除ですが鹿の皮だったかな?のクロスとベンジンを使用して
1枚1枚指紋・汚れを取っていきます。
絵具の飛び跳ね等は竹串等を使ってセルを傷つけないよう削って取っていきます。
又、慣れた人だとベンジンをセル画にかけて手袋を使って
傷がつかないように掃除をしていく人もいます。

アニメカラーは乾くのが遅く1日待たないと乾かない場合もあります。
乾き待ちといって切羽詰まった状態だとじれったいです。
ドライヤー等を使って乾かす場合もありますが
一歩間違うとひび割れの原因になります。

又、裏打ちという作業があり
透過光・オーラ透過光やリスマスク・撮影技法になりますがゴンドラ等使用場合に
セル画が透け無い様、彩色してある上から黒で塗っていきます。
範囲は全体もしくは透過光等が被る部分になります。
これも彩色が薄いと黒が透けてしまうので
そうなった場合は最悪塗り直しになります。

仕上げ検査OKの後、特殊効果がある場合は
特殊効果に回します。
これも語りつくせないの割愛させて頂きます。
基本的にエアブラシと筆タッチ・うす塗とあり
ポスターカラーを使ってる人が多いです。
ガッシュ等を使用してる人もいますがまちまちです。
これはセル画の時は専門職でしたがデジタルになってからは
専門の人・仕上げ・撮影の段階で行います。
内容は先ほども書きましたが
ガンダムのバーニア・ビームサーベルの処理
ドラゴンボールZのスーパーサイヤ人の周りに黄色でほわんほわんしてる奴です。
スーパーサイヤ人の処理は大変で筆タッチの後ブラシをかけていきます。
かなりの手間です。
その他、メカ等を格好よく見せる為に質感ブラシがあります。
平成ガンダムなんかは凄いです。

撮影ですが撮影台と言われる専門の台を使って撮影します。
台にも色々あってフィックスしか撮影出来ない台や
ゴンドラやマルチ・引き等を専門に撮影する台もあります。
スタジオの規模によりますが
だいたい5,6台といった所でしょうか。
撮影専門スタジオはもっとあると思います。

基本は1コマずつ撮影しカメラマンに助手が付き
次に撮影するセル画を用意してカメラマンに渡すといった感じで撮影します。
汚れを取る為に羽箒でセル画1枚1枚を掃除し上から押さえつけ撮影していきます。
撮影技法も色々あるのですが語りつくせないので割愛させて頂きます。
オーラ透過光等特殊な処理は撮影出来ないスタジオがあったりするので
出来るスタジオに発注する場合もあります。

又、撮影するとどうしてもセル画に傷がついてしまう場合があるので
それでリテイクになる場合もあります。
また、BG(背景)は画鋲で止めるので
枚数が多いとだんだんずれてきてガタと呼ばれるリテイクがでる可能性もあります。
他にもハレーション(光の反射みたいな感じ)等のリテイクがあります。
これらは全てラッシュと呼ばれる撮影・仕上げが正しくできているか確認作業で
確認しますが現像しないとわからないのでもどかしい所です。
セル画の時は現像所の車がスタジオを回って撮影済のフィルムを回収してました。
デジタルですとこれらがすぐに確認できるので非常に楽です。
また、何回も撮影しているとセル傷が酷くなり
全部塗り直しなんて事もざらにありましたし
1カット撮影するのに1週間とかとんでもカットもありました。

劇場は本当はビスタサイズを使用し35mmで撮影しなければいけないのですが
予算の都合で標準サイズのセルを使用し16mmで撮影なんてざらにありました。
東映動画の宇宙戦艦ヤマト完結編は70mmで撮影したものがあり
これは正直凄かったです。
当時東映は70mmのカメラを持っていたので試しにやってみた感じかと思いますが
真意は定かではありません。

後、セル画で凄いなと思うのは
OVAですが機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYかな。
話はまぁ横に置いておいて作画・色彩・撮影・特殊効果は
今のデジタルに引けを取らないと思います。

天地無用! 魎皇鬼の第1期のエンディングで
魎皇鬼が春夏秋冬とニンジンを育ててるのですが
秋のパートで魎皇鬼が落ち葉を掃いているのですが
セルの置き間違いがあるので確認してみるのもいいかと思います。

からくり剣豪伝ムサシロードというアニメで
話数は忘れましたが歩いているシーンがあるのですが
通常BGの引きは0.125mmですが何故か1.25mmで引きの指示がでてたらしく
高速で歩いてると話題になりました。
ただ、地方局最速放送だったのでその局でしか見れませんでしたが
ネットが当時あったら動画がUPされていたでしょう。

ふと思うのが他の方あげていましたが
イデオンの発動編を脚本・コンテ・演出は同じで
今のデジタルで作ったらどうなるんだろうと思います。
個人的にはやって欲しいですが。

デジタルになって仕上げ・撮影はソフトの使い方さえ覚えてしまえば
出来るようになり楽になりましたが
撮影は魔法陣とかまたべつの処理が出てきて大変かなと。
ソフトもどんどん進化してるので
最近のアニメは違和感無く見れると思います。
又、面倒な作画はCGに回る確率が高いのでCGアニメーターは大変かなと思います。

以上、長々と思う所を語ってみましたが参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまいました。申し訳ありません。

私の無知で突発的な質問に、こんなに詳しく専門的に回答して頂き
ありがとうございます。
アニメーターの方なんですね!いつも、お世話になっております(笑)
プロの方に、十代素人の質問に回答して頂いて恐縮であります。

素人の私には少し難しいところがありましたが、
セル画には物凄く手間と時間とお金がかかることがとてもわかりました。
スーパーサイヤ人って、すごい手間がかかってたんですね(;´∀`)

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYはOPしか見た事ありませんが、
確かにすごいですよね。線がきれいで、とにかく全部丁寧だと思いました。
あと、めっちゃ動く^^

デジタルはデジタルで、おっしゃる通り最近はすごい進化しているので、
戦闘シーンとかはおおっとなることが多々あります。
すごいときは本当にすごいです。

セル画は昔のアニメならではの良さだと思って見るようにします。

お礼日時:2014/02/08 21:58

補足ですが


デジタルでは関係ありませんが
セル画の撮影では5枚以上重ねると色が変わってしまう場合があります。
撮影の方でも空セルといってなにもてを加えていないセルを置いて
枚数を調整して撮影しているのですが
セル画が無色・透明でない為です。
これでカット毎に色が変わってしまう場合もあって困った経験もしました。
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この回答へのお礼

うわ~、すごく大変ですね(;゜Д゜)
セル画は、修正とかも大変そうですね。
デジタルだったら、DVDでの修正って当たり前じゃないですか。
見比べてみるのもまあ一つの楽しみなんですけどね。

お礼日時:2014/02/08 22:04

No.3です。


度々すみません。

>セル画のほうが、味がありますよね。
>特に、色使いとかアニメによって大分違うのでそこから
>世界観みたいなものが見えてきたり・・・。

もしかしたらと思う事がありましたので。

セル画の方が味があるように感じるのは
影の付け方・目・瞳の書き方の違い・撮影時のフィルムの違いから
くるものではないかなと思います。
色数はTVだと250色位とあまりセル画の時から変わってない気がします。
もちろんスタジオによって違いますが。

劇場版新訳Zガンダム3部作なんかは繋げてみると
セル画とデジタルで違い過ぎて違和感バリバリだなと個人的には思ってます。

影ですが
顔のアップを例にとりますと
セル画の時はノーマル・1影・2影・BL・ハイライトと使っていますが
デジタルですとノーマルベタ塗りに近いくらいで
おまけ程度で髪の毛の影が入っている感が強いです。

セル画は通常でもノーマル・1影・BLで塗っている作品が多かったですし
中にはそれに加えてハイライトが入る作品もあります。

もちろん作品よってセル画でも影が無い物もありますし
デジタルでも影がしっかり入っているのもありますが
セル画にデジタルは比べて影の入れ方が少ない感が否めません。
セル画はこってりというか
時代にもよりますが顔の線等太いのが流行っていた頃があったので
そうゆう作品と比べるとデジタルはあっさりしているのかなと思います。
長い間こうゆう事をあまり意識していなかったですが
時代の流れかなと思います。

目・瞳の書き方も時代で結構変わってますので
この辺りにも違和感があるのでないかと想像してみます。

撮影もフィルムは1種類だけでなく、種類がありますので
スタジオによって普段使うフィルムは違ってきます。
フィルムも発色がいいもの、発色が悪いもの、明るく映るもの
暗く映るもの、平均的だけど埃やセル傷が目立ってしまう等
フィルムによって違いますし
現像所(東京現像所・IMAGICA)によってもやはり現像に差異が出てきます。
東京現像所は安いですが比較的色合い等が甘いです。
IMAGICAは高い分だけ安いフィルムでも結構元の色に近い形で現像してくれます。
TVは東京現像所、OVA・劇場はIMAGICAってパターンもありました。
個人的にはイーストマンコダックが気に入ってましたが
1フィート辺りの単価が高いのであまりお目にかかった事が無いです。
撮影のフィルムは1フィート単位で購入します。

余談ですがIMAGICAの試写室は結構いいです。
東京現像所はなんか田舎臭いです。
東映動画は社内に試写室を持ってますので
いちいち現像所に出向かなくてもいいので楽でした。

又、劇場版 天地無用! in LOVEは世界初の8chサラウンド音声で録音されていますが
当時はIMAGICAしか8chサラウンド音声を再生出来る機材がなかったので
試写は音響が凄かったですが
劇場は通常の4chサラウンドになってしまったので勿体ないなと思いました。

デジタルは仕上げ・撮影ソフトが違うだけで
言い方が極端ですが
セル画ではなく単なる1か0かのデジタルデータにすぎません。
なのでフィルムのような違いが出ずにどれも同じに見えてしまいます。
当然、色の発色等も忠実に再現しますので
この辺りも味がないと感じる要因かもしれません。

先にも書きましたが仕上げ・撮影・特殊効果等デジタル的な部分は
ソフトの使い方さえ覚えてしまえば誰でもとは言いませんが
2~4週間程仕事で使っていれば出来てしまいます。
実際、当方も仕上げ・撮影は出来たりします。
とあるアニメのOPのコンテ・演出をやった時は
技法的な問題で撮影監督がこんなの撮影できないと言ってきたので
半分近く自分で撮影してました。
本当はこうやれば撮れると指示して撮影監督にやらせるのがよかったのですが
時間の都合で仕方なくです。
そうしないと人材が育ちませんから。
ただ、目が悪くなる・疲れるのでそこがネックかなと個人的に思ってます。

最近面白いなと思ったのは
サーバント×サービスのOPでしょうか。
これはデジタルならではのOPかと思います。
セル画ではどうやっても出来ないかなと思います。

後、隣国に発注する件で補足ですが
人手不足の他に制作費の問題・アニメーションPが制作費を中抜きする為と
いった感じです。
問題のある某大陸に発注する事もありますが
大陸の場合は刑務所の中にスタジオがあったりして
受刑者が作業してたりします。
もちろん普通のスタジオもあります。

劇場は出来るだけかかわった人の名前が出るようになっていますが
TVだと出せる人数に限界がありますので
ローテーションでテロップに名前が出たりする事もありますし
スタジオ名だけという場合もあります。
30分アニメで約500人位の人が係ってます。
海外発注してもその発注先から更に下請け・孫請けに流れるからです。
ですのでテロップに出ていないだけで実に沢山の人が係って1本の作品が出来上がります。
後は、劇場等で多いのですがテロップを作って撮影してしまってから
スケジュールの都合で国内・海外に発注する場合もあります。
ハリウッド映画のように係った人全て名前が出ると本当はいいんでしょうが
当方みたいに社員アニメーターにも係わらずバイトで
別のスタジオの作品をやってたりする人もいますので
ばれない為のペンネームは必須かなと。
でも、結局はバレるんですけど。
アニメ業界は横の繋がりが大事ですから。
テロップに名前を出したくない人もたまにいますから
ケースバイケースでしょう。

以上、また長くなってしまいましたが参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

またまた、詳しく回答してくださってありがとうございます。

おっしゃるように好みの問題もあると思います。
90年代のアニメの絵柄が好みです。
眉や鼻がしっかり書かれているのがいいです。
最近アニメって、鼻しっかり書きませんよね?
点で書かれてるのが多いです。
まあ、これはおっしゃるようにその時代の流行りという
やつだと思いますが。

撮影フィルムとか全然知りませんでしたが、
そういうのにも違いがあったんですね。
めちゃくちゃ細かいです。

サーバント×サービスは見ていました。
ルーシー可愛い(´∀`*)
確かに、あのOPは背景に実写が使われていたので
デジタルならではでしょうね。
絶望先生のOPとかもそういうのありましたよね。

隣国に発注する件は、人手不足じゃ仕方ないですよね~。
>大陸の場合は刑務所の中にスタジオがあったりして
受刑者が作業してたりします。
刑務所(;゜Д゜)なんかすごい。

>30分アニメで約500人位の人が係ってます。
そんなに関わっているなんて知りませんでした。

ここまでたくさんの事を、書いてくださりありがとうございました。
やっぱりアニメってすごい手間かかってるんですね。
多くの時間と労働力が注がれている・・・。
今まで普通に見ていましたが、見る目が変わります。

これからも大変だと思いますが、お仕事頑張ってください!!

お礼日時:2014/02/08 22:50

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